自己主張はさりげなくインパクトを最大に!
月並みな発想しか持ち合わせていない私としては、アンティークと言えば思いつくのはアールデコです。アールデコ調の財布は革製品でありながら留め金や模様が大きくて、どうもがっしりしたイメージがあるのです。そうでなくてもっと、コソコソアンティークを楽しみたい時ってありませんか?
たまたま視界に入った財布がボナパルトパースだった
お店のレジで支払いを待っていたら、視界に入った財布が気になって、良く目を凝らしてみたらイタリア産オイルドヌバックだったみたいなのがいいっですよね。自己主張はさりげなく、でも強烈なインパクトで迫りたいものです。さらに念を押しておくと、良質なもので妥協していないものであることが前提です。
今日ご紹介したい、ナポレオンカーフシリーズのボナパルトパースは、そんな財布だと思っています。
コンパクトに持ちたくて貰う小銭の数まで考えた
上記の写真のとおり、超薄く小さく持ちたい方の二つ折りの財布。コインケースは片側にあり、スナップ一つで止めるようになっています。
私もこのタイプの財布を持った時があります。小銭をできるだけ溜めないことが、買い物の時の課題でした。財布をスリムに粋に持ちたいという気持ちのために、買い物の度に小銭を極力溜めない努力をしていたのです。変でしょ?
でも、いつも薄く、手の中にそこそこ収まる大きさが気に入っていました。スリムな二つ折りの財布は、手に持つとほとんど見えない状態です。支払いをする瞬間だけ上下に伸ばされて、『一瞬見た人だけがおしゃれだね』って感心してくれる、そんな状況に密かにニンマリ。
ボナパルトパースの特徴
ボナパルトパースは、二つ折りでありながらも、上下に開いた時は180度に真っすぐになります。万札を崩した後の千円札が、角度のついた札入れになかなか入らなくて、レジでもたついている人を何度か見たことあります。思いの他、入りにくいのです。
カードの枚数は4枚、札入れは仕切りがついて2部屋あります。
二つ折りにした時の厚さは2cm。本当にうすい!
色味は、昨日紹介した アレッジドウォレットの5色にもう1色加わり、6色のラインナップとなっています。加わった色は、ライトグレーで白っぽい色合いです。この色を男性が持つのはちょっと勇気がいりますよね。気障っぽく見えますもの。女性を意識してのことかと思います。
改めで全色記載しておきます。マットブラック、ブランデー、オリーブ、ボルドー、マゼランブルー、ライトとなります。
刻印が違うのは?
カード入れの下に刻まれた刻印は、『ラルクドサンベルナール』とあります。ココマイスターは、シリーズ毎にブランド名を改めてつけていることもあり、これもその一つです。
力強く男性らしい印象を与える、ナポレオンカーフシリーズには、ラルクドサンベルナールのブランド名をつけられています。スイスとイタリアとの国境となるアルプス山脈の名前であるグラン・サン・ベルナール峠は、ナポレオンがイタリア遠征のために4万のフランス軍を率いて越えたところです。ナポレオンの時代の技術を取り込んだ財布に、ナポレオンと馴染みの深い峠の名前をブランド名としているのです。
伝統の技術を取り入れて希少な仔牛を素材にしている、さらに熟練した職人の手で手間の掛かる工程を積み重ねてきた財布なら、大切な人へのプレゼントに見あうはずです。
他にも、当サイトで、記載しているココマイスターの記事があります。
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