盛大に晴れの日を演出できるグッズ
ハレの日をハレ日らしくするには、お花は役に立ちます。華やかで色艶やかであればあるほど、特別な日になるからです。
かつて玄関の門に飾られる門松は、神様が降りてくる目印であり、健康長寿の象徴とされていました。竹や梅なども同様の意味があります。こうしたお正月飾りは、29日に取り付けると『二十苦』『苦立て』で、31日は『一夜限り』と言われて、お花飾りでも同様に扱われ敬遠されているようです。
門松が飾られなくなった分、家の中で生ける花器に門松や、竹、梅などを入れて、かつての年神様を待つ風習を継承しています。古き風習がいつまでも、残って欲しいと思います。
住宅が洋風化して和洋折衷になったせいでしょうか?日比谷花壇さんで見たお正月の花は、洋ランが風車のように飾られ、ポンポリのような菊が添えられていました。時には、リボンで縛られていたりして、時代と共に心が躍る小物も変わっていくようです。
美しいもの、華やかなものを見慣れてしまった現代人の目が、より特別な日と感じることができるための工夫なのでしょうかね?
花器のお正月の花を、日比谷花壇さんよりレポートします。
- アレンジメント「招福鶴」
- アレンジメント「蘭の舞」
- とらや「干支小形羊羹5本入のセット」
年齢を重ねるほど御正月が大切になる
ちょっと話がずれますが。。。
晴れ(ハレ)の舞台といいますが、晴れの舞台を迎えるとは、日常の生活があるからです。逆に日常生活を送るためには、晴れの日があってこそとなります。日々の生活を大切に思うならば、晴れの日もちゃんとお祝いしなくちゃいけないわけなのです。
こんな事を考えていると、何だか年がら年中だらだらと生活をしているのを、反省もします。
仮に、晴れの舞台に立った時の心境を考えます。私の場合卒業式とかしかありませんが、この時ばかりは、志とか夢とか希望とか色々考えるわけで、日々の生活も反省したりします。
年齢を重ねると、人生で行うべき行事もほとんどなし終えているわけで、1年に1回ある晴れの日(つまりお正月)しかなくなってしまいます。大切にしなくては、自らを省みる時はもうほとんどないのではないかと考えるわけです。お正月は大切に、盛大に祝うべきなのだと悟ります。
お正月らしい花器と小物に注目
扇、水引飾り、門松、しし舞いと、アレンジメントに合わせて入れられた、お正月用のお花は、お取り寄せならではの味わいがあります。自分で生けるのも楽しいですが、こうした小物とプロのセンスは、心も目も楽しむことができるからです。
しかも、お花が枯れても花器は再利用できます。
アレンジメント「招福鶴」
3種類の洋蘭が入っています。蘭の花は風車のようにも見え、時計の歯車のようにも見えます。時を重ねてきた月日の年月の重みも感じました。
こちらの「招福鶴」は、日比谷花壇さんの『じゃんけん大会』で獲得して自宅で飾る事ができました。玄関に飾ると、家族が必ず『誰が生けたの?綺麗に生けている』と感嘆の声をあげます。
華奢に見えるはずのピンクのシンピジウムとスプレーマムは、10日間はもちました。11月とはいえ暖かい日もあったのに、随分と楽しめるものですね。特に、スプレーマムは2週間たった今も、届いたまま色の変色もありません。冬の花は強いですね。下記の写真、上がシンピジウム、下がスプレーマム。
黒いつるの花器は、冠婚葬祭の時の正装である留め袖の柄を連想させられます。厳粛なフォーマル感から背筋が伸びるようです。と同時に、来年もつかえると考えるとニンマリ。
こうした洋蘭を使用しなくても、華道をでつかう剣山を花器の中に入れれば、少ない花でも見栄えよく生けられそうと作戦を密かに練りました。
アレンジメント「蘭の舞」
上記の「招福鶴」と同じ、3種の蘭が入っていますが、よりゴージャスに勢いが感じられるアレンジメントとなっています。
右下の大きな洋菊が、さんさんと日の光を放つ太陽のように見えます。空を真っ赤に焦がし、左側に伸びるオレンジマムの黄色の花のつるが、伸びた日の光のように見えます。爆発しているんじゃないかって(笑)思えるほど、勢いがありますよね。
今年こそはと大きな躍進を望む気持ちが現れているようです。後ろに伸びる金粉をまぶした竹と松で、招き入れた年神様を完璧に味方につけているようです。今年こそは、大船に乗った気分で、希望通りの年にできそうなそんな予感をさせられます。
とらや「干支小形羊羹5本入のセット」
お正月に故郷に帰る方に、贈っていただきたい羊羹と花飾りです。初日を思わせるまわるいピンポンマムと、空を真っ赤に彩るピンクのカーネーション、モカラ、シンピジュームのバランスは絶妙です。
可愛くもあり、故郷の郷愁をさそされます。後ろに控える緑が、故郷の山であったり、田んぼや畑を連想させられました。
セットになっているとらやの羊羹は、味は3色。昔ながらの食べ慣れた甘みと、思考を凝らした風味の違いを楽しめるはずです。
羊羹のパッケージは、2016年干支である猿が描かれています。「見ざる言わざる聞かざる」の三猿の絵は、ほのぼのしていて、食べ終わっても捨てるのが惜しいくらいですね。
贈りものとしても最適
お正月の花は、贈りものとしても開運のイメージがあり、喜ばれるはずです。下記のお正月用のメッセージカードは、無料。
期間限定で、オプションもセットにすることが可能です。おススメは、日比谷花壇さんオリジナルのカレンダー。どこにも売っていないところが、プレミアム感があり、飾っておけばいつも季節を肌で感じることができます。
- 干支置物「お座り申」 (11月30日までの申し込み)
- 「しめ飾り」 (11月30日までの申し込み)
- 日比谷花壇オリジナルカレンダー (12月10日までの申し込み)
- 金箔入り煎茶「知覧茶」 期間限定はなし
スポンサードリンク