花粉を鼻でブロックする方法

マスク以外で花粉のブロックする方法

花粉症の季節になると、マスクが手放せません。

朝着用したらオフィスでも、食事やお茶以外はマスクをかけっぱなしです。花粉も3月は杉、4月は桧木と続き、5月でやっとマスクをかけていない顔を見れたと言われます。毎日会っているのに、新鮮だといわれます。（笑）

花粉が酷い時は、家の中でも就寝時もマスクをしないと、鼻水とくしゃみが止まりません。 『マスク以外で花粉を遮断できればいいのに』と、思う瞬間です。

デパートの店員やスポーツクラブのインストラクター、テレビのアナウンサーは、花粉症であっても、マスクがつけられないようです。人との間に壁を作るからでしょうか？こうした人たちが花粉症なら、はやり『マスク以外で花粉を遮断できればいいのに』と思っているはずです。

鼻の穴の入り口に塗って花粉をカード

鼻から入る空気の全てが、鼻の内側の皮膚に接触しないで入るとは限りません。入る空気のうちいずれかが、内側の皮膚に接触していると考えれば、ハエとり紙のように花粉を吸着してガードは可能です。

でも、その効果を多くの人は過小評価していました。NHKのガッテンで、鼻の穴の入り口にワセリンを塗ると、花粉症の症状がでなかった実験を行っていました。実験に参加した花粉症の人の多くは、花粉が飛び交う室内で一定時間過ごします。この部屋の中で、ワセリンを塗る前は鼻水か酷かったのに、ワセリンをぬっただけで症状が和らいだ様子がテレビで放送されました。

ワセリンを塗る

ワセリンを塗る方法は、イギリスで行われていてどの家庭にもワセリンが置いてあるそうです。

ベタベタするワセリンが、鼻の穴から空気と一緒に入ってくる花粉を、吸着させて鼻の奥までいかせません。花粉症が酷い人は鼻の入り口だけではなく、少し奥までぬっておくとさらに効果的になります。

ワセリンは油ですので、空気での乾燥はしにくく効果を持続させます。ただ、1日中外出している場合は、定期的にテッシュでワセリンをぬぐい取り、塗りなおした方がよいようです。花粉を含め多くの空気中の雑菌を吸着させたワセリンを、放置したまままにするのは精神衛生上良くありませんし、花粉防御率も下がります。

ワセリンは、アトピー性皮膚炎や敏感肌の人が使用する保湿剤として使われています。昔ながらのニベヤやオロナインでも赤くなる、重症な方でもワセリンなら反応しません。ただ、同じワセリンであっても、精製度や添加物の有無など種類は色々です。

最も皮膚疾患が強い人に、皮膚科がすすめるのはプロペト。プロペトは精製度が高いといわれている白色ワセリンを、さらに純度を高めています。デリケートな目の周りなどにも、最適とされています。ワセリンの害が心配であれば、白色ワセリンかプロペトをお使い下さい。

方法は簡単で、ガッテンで次のように紹介していました。

• 鼻の穴の入り口に
• 綿棒もしくは清潔な指で
• 量の目安は、綿棒の先が薄く覆われるくらい
• 1日3～4回、ときどき鼻をかんで、花粉が付いたワセリンを取る
• マスクなど今行っている対策と会わせてお使いください

卵白をぬる

私は卵白を液体上にした鼻にぬる、花粉症ブロックをモニターで試してみました。

『天然アミノ水303 鼻ぬ～る』というのだそうです。綿棒が1本ずつ個別包装されていて、出先で使う時に便利です。綿棒を携帯しても、花粉が付きにくいですね。

1本1本切れ目が入っていて芸が細かく、真中にも切れ目があり、つける時反対の綿棒に手が触れません。

使い方

容器のお腹を押すと、丁度一回分の量が綿棒に落ちます。説明書にあるように、たっぷりめの１滴です。

さらに説明書には、鼻から1センチのところってあります。私は鼻の周りと、ちょっと鼻の奥まで塗って、花粉の侵入を完全防備しました。

花粉の時期のちょっと前から使うのがコツ

既に鼻に花粉が入る前に、しっかり防御しておくのがコツです。『くしゅん』とくしゃみをしてから、大変とばかりに塗っても既に手遅れでした。

効き目を実感するまでに、1週間ぐらいかかりますので、花粉の季節は毎日付けておくと、間違いはなさそうです。

原材料は卵白のアミノ酸液

原材料が毎日の様に食べる卵で、安全性には問題がありません。1年中使い続けてもOK。

知り合いにハウスダストで、悩まれているお子さんがおります。毎日掃除は勿論、エアコン、空気清浄機のフィルターの掃除も週に2回はするとか。

カーテンの洗濯もしょっちゅう。布団の上げ下ろしのホコリでも、反応が起きてしまうそうです。鼻の入り口につけるだけですので、小さな子ども、妊娠中の女性、お年寄りなど、誰でも使えます。

帰宅後は鼻うがい

耳鼻科医は、鼻うがいの有効性をあげています。マスクやワセリンでガードしたとしても、完璧とは言えません。帰宅後に鼻うがいで安眠しください。

鼻うがい用の専用ボトルは、100均でもインターネットでも売られていますので購入します。選ぶポイントは、水の温度調節がしやすいものです。鼻に刺激にならないように生理食塩水を、39度から41度の適温にします。

下を向いて、『えー』と声を出しながら、ボトルの水を鼻へ流し込みます。

他の対策グッズも一緒に使う

状況が許すなら、マスクや花粉症の薬、点鼻薬なども一緒に使用すると、もっと花粉の防御率は高くなります。