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高齢者の財布は何故、いつもパンパンなのか?

小銭があるのに紙幣を出す高齢者の秘密を解明

読売新聞のオンライサイトの中に、日常の医学情報を集めた『yomiDr.』があります。時々、介護ブログのネタ探しに参考にさせてもらうのですが、つい最近このサイトで『いちば未来のシニアのきもち』というコラムがスタートしました。

高齢者を大切にするという風潮の中で、口にできない本音がテーマになっています。例えば、『どうして話が長引くの?』なんて、高齢者と会話したことがる方なら誰しも1度は体験済みのはずです。

その中で、『高齢者のお財布がぱんぱんなのはなぜ?』の回答に、ちょっと一言。高齢者の会計

yomiDr.の財布がパンパンになる説

サイトでは、高齢者の指先の動きが鈍くなり小さなものがつかみにくいために、細かい小銭を取り出しにくいからとあります。小銭を出そうとして、中身をお店の中でばらまくことがないように、お札を出すのだそうです。

また、計算力の低下もあげています。お店で請求された値段を、即座に小銭の枚数に換算できないからだそうです。間違って出してしまい、恥をかきたくない心理があります。

なんとなく、分かるような気がします。

私が観察した結果のパンパン説

私が観察していると、以下のようなことが追加にあげられます。

小銭を取り出さない理由は、目が悪くなり、白っぱい50円と100円硬貨の見分けがつきにくくなるためです。500円硬貨は枚数が少ないのと、ちょっと大きさが大きく重いので、区別がつきます。1円硬貨と100円も良く間違えていますね。

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計算力の低下もありますが、1枚1枚づつ会計皿の上に置きつつも、今、何枚置いたのか忘れてしまうこともあります。『えーといくら出したっけ』と、再び枚数を数え始めます。数えているうちに、財布の中にあった硬貨の枚数も忘れてしまいます。あと、いくら出せばよいのかとまた悩む始末。小銭がいっぱいの財布

もうひとつは、最近のネットスーパーの普及も関係しています。ネットスーパーは家まで運ぶのには、重い大根、ジャガイモ、米、牛乳、飲料水などは、自宅まで宅配してくれます。この便利さは、高齢者とて見逃しません。

夫婦二人暮らしや一人暮らしのお年寄なら、献立に応じた食材を、必要な量だけ配達してくれる業者を歓迎するでしょう。

こうした業者は心得ていて、クレジットカードを持たない高齢者のために、現金で支払えるようにしています。あらかじめ注文して請求金額が分かっているために、ゆっくりとお金を用意することができます。釣銭が少なければ、玄関先でまごつくこともありません。キッチリと出したいところのようです。

つまり、高齢者がお店でお札を出すのは、宅配業者への支払いのための小銭集めだったりするわけです。

小銭集めと言えば、もう一つは、孫のおこずかいです。核家族化が増える一方、二世帯住宅も目につくようになった昨今。同じ屋根の下に住む、孫に毎日少しづつ、おこずかいを渡したい時のために、用意しているのです。

ところで。

財布がパンパンになりがちの高齢者の財布は、がぜん丈夫なものが良いと思うのですが、どうでしょうかね?こちらに、プレゼントしたい高齢者用の財布について、詳細しています。

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