マットーネ革財布の経年変化は優しい気持ちを誘うよ

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新しいだけで良いわけではないって気付くよ

天然革の手触りや控えめな光沢を放つ、染料仕上げの色合いは好きなのですが、経年変化となると良く分からないと言うのが本音でした。

経年変化って、革を作られる過程で使われる『タンニン』が、日焼けした時に変色することをいいます。他の製品の経年変化は、経年老化的な意味がありますが、皮革製品の場合は、あえてこうした変化を楽しむ方が多いのです。

元々、レディースの財布は、天然皮革の傷や血脈を生かして染め上げる染料仕上げよりも、テカテカに光っている顔料仕上げの方が人気なようです。(※ 顔料仕上げと染料仕上げの詳細は、下記に記述。)

昨年、ココマイスターの『マルティーニ・アリアスウォレット』を購入した記事を書きましたが、1年後にはほどほど経年変化が楽しめるようになっています。なので、そちらのレポートをします。 経年変化後マットーネ革財布

マルティーニ・アリアスウォレットの1年後の表情は

私は通常、自宅で過ごすことが多いために、貧相な姿で買い物をしています。美容院でもアパレルショップでも、あまり貧相なので相手にされないことが多いのです。

ただ、会計の瞬間がちょっと優越感。どう、『いいものは分かっているんだから』と内心思っているんだけど、伝わっているのかなぁ~。

素直に経年変化の色合いを受け入れてはいないけど

『マルティーニ・アリアスウォレット』は最初、壁紙のような色ムラのない財布でしたが、飴色近づいて表情豊かな財布に仕上がりました。

率直なところ、シミや色むらが想像以上に気になります。このマットーネ革財布は、ホックで止めるシンプルなデザインです。上から革がかぶさって日に当たらない部分は、比較的経年変化が遅れ、段差ができていました。(左側が買った当初、右側が1年後) 経年変化前マットーネ革財布経年変化後マットーネ革財布

元々柔らかい革なので、バッグの中で圧力がかかるところは、やはり飴色の色味が濃くでて、色ムラになります。シミや色むらを不均一として切り捨てるか、時間と共に変化する経年変化を味わいがあると、受け入れてしまうかといったところです。

男性の場合は、言うまでもなく使い込まれた財布が、持ち手の深みと重なってシーンを選びません。女性の場合は、やはり、華やかな席では見合ったものが、もう一つ必要かもしれません。でも、欠点のない美人が常に人気であるとは言えず、バランスの崩れた女性の方が人気が高い昨今。革財布の経年変化って、そういう事なのかもしれません。 経年変化前マットーネ革財布経年変化後マットーネ革財布

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縫製がしっかり、型くずれはない

1年使い続けて、最初に感じたオイル感(しっとりと手に馴染む感覚)は、全く変わりません。購入当初は、強い摩擦にも弱いのかもと、脆弱な印象を受けました。直ぐに形崩れを予想されるほど、手触りが繊細で華奢だったからです。

乾きやすいと公式サイトにありましたが、私のものは変わりませんでした。革のケアの方法は、購入時に革製品用の防水スプレーを1回かけたのみ。めんどくさがり屋なので、全くあとは何もしませんでした。

折り畳み部分には、細かいシワがあるものの、型崩れが起きていないのもびっくりです。 経年変化前マットーネ革財布経年変化後マットーネ革財布

あと縫製も高級財布に、ふさわしい綺麗な縫い目も健在です。革に凸凹感を作らず、一直線に線をペンでひいたような縫い目は、革財布に縁取りを作ってデザインの一つとなっていました。

財布の中のカードの出し入れ、札の出し入れを繰り返しても、最初の時と変わらずピタッとおさまっていました。 経年変化前マットーネ革財布経年変化後マットーネ革財布

顔料仕上げと染料仕上げ

お店で、同じ天然牛革でありながら、全く質感や光沢感の違いに気づくことがあります。革製品の知識の度合いもあるけれど、一番の大きな要素は、色付けの方法です。顔料仕上げと染料仕上げの2つに分かれます。

女性が好むのは、傷ひとつなく色ムラも無い仕上がりである、顔料仕上げです。光沢感があり汚れがつきにくく、柔らかいコスチュームを好む方ならこちらでしょう。

顔料仕上げは、分かりやすく書くと、油性ペンキを塗る感覚です。素材の質感を全て隠し、外部からの紫外線や乾燥からも守る事が可能です。

バッグ店の中には、新品時に染料仕上げで素材の質感を楽しみ、傷や摩擦によるスレ感が目立ち始めると、顔料仕上げで修正してくれるお店もあります。

革本来の銀面(表面)の線維感、天然の革ならではのシボ感(皺)、血脈、傷をそのまま楽しむなら、染料仕上げとなります。染料仕上げは、使い込むごとに色合いに深みが増し、自然な光沢がさらに高級感を増すことが魅力となっています。

他にも、当サイトで、記載しているココマイスターの記事があります。

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