生活習慣、食事、入浴、運動で、発熱を促す
オフィス内の冷房の温度は男性用に設定されているもので、それより薄着の女性の場合は、冷えたり、寒かったりするの当たり前です。男性も半ズボンにサンダルにしてくれると良いのですけどね。
また、熱を作りだすと言われている筋肉量も、女性は男性の7割程度と言われていて、発熱量でも不利です。
冷房の冷気が直接当たる席を避け、ひざ掛けや薄手のカーディガンなどを常備して対策を打つだけでなく、女性は冷えとりを行い積極的に温活生活を行うぐらいが丁度良いのです。
夏に汗をかくのは体に良い
さらに、夏に汗を充分かき不要な老廃物を排出させ、冬には新しい水分や栄養を吸収させるといわれています。冬眠する動物がいることからも、冬は体内に溜めこむ季節なのかもしれません。
暑い夏に汗をかくのは、体温を調節させたり体内の水分バランスを整えたり、体内の老廃物を排出させるためです。不要なものを体内から排出させることで、血流やリンパの流れを良くすることができます。
汗をかかないままでいると、手足がむくみ、体の各部分で不調をもたらします。肩や首がこって集中力が低下したり、肌荒れをおこしたり、手足が冷たくなったりです。
夏の冷えとり対策で、汗をかく方法を考えてみました。
- 駅では、エレベーターを使わずに階段を使う
- 発汗作用のある食べ物を食べる
- 温熱効果、発汗作用のある入浴剤を使用する
- 筋力アップのための運動を習慣にする
行動は大変なほど効果がある
駅やお店では、エレベーターを使わずに階段を使うことも方法です。
駅に限らず、生活習慣全般で、『ちょっと、しんどいなぁー』と思う方を選んでいくと、知らず知らずのうちに運動をして汗をかくことに繋がります。
7月に川島 朗医師の冷えとり講座に参加しました、その時にこんなことを上げていました。
- 洗濯物を干す時は一つ一つしゃがむ
- 炊事と掃除はつま先立ちで
- 外出は大股で早歩き
- エレベーターを使わず階段を使う
- 電車で座らない
発汗作用のある食べ物を食べる
暑い時には、冷たい飲み物を食べると体の中から涼しくなり、気分も楽になります。でも、冷たいものばかりだと、胃腸が冷え負担がかかり、逆に代謝が衰えてしまいます。
あえて温かい食べ物を食べることで汗を大量にかき、体を冷やしてくれます。冷房で皮膚から内臓へ伝わった冷気を、とり除いてもくれます。
冷えた内臓に発汗作用のある食べ物で刺激を与えることで、冷えた組織が温まり新陳代謝が促進されるのです。
発汗作用のある食べ物は、カレー粉、唐辛子、生姜、ニンニク、わざび、ネギ、梅干しなどです。
入浴時に汗をかく
冷房で縮こまった体を温めリラックスさせるには、バスタブにゆっくりつかることが一番です。温かい湯につかることで、手足の血管が広がり血流は高まります。特に、38℃から39℃のお湯は、自律神経を交感神経優位にするそうです。
また、体温より2℃高いお湯は、ヒートショックプロテイン算出がアップします。ヒートショックプロテインとは、体内で傷を受けたタンパク質が修復され、修復しようがなくなったタンパク質は排出される効果です。
毎日エクササイズやストレッチを行う
私は、毎朝エクササイズとストレッチを行っています。
最近では、ネットでも美容雑誌でも多くのエクササイズが写真入りで書かれていますが、自宅でできて、効率よく筋肉を鍛えることができるものも多いのです。
筋肉と言うとどうしても重いバーベルを、想像しますが、実は楽な運動を毎日続けることでもつけることができるのですよ。
男性より筋肉量が少ないハンディーを取り戻すためにも、鍛えなくちゃね。
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