少しの寒暖差なら難なく乗りきれる
冬でも薄いトレーナー1枚で過ごせたかと思うと、分厚いダウンでブルブルの日があったり、朝と日中の寒暖差が大きい日があって、着たり脱いだりしている日が増えました。直ぐに着脱が可能な、カーディガンなど上着にありがたみを感じますね。
普段の生活でさえこんな状況なのですから、旅行やアウトドアの時も、そのときの気温にぴったりであることはそうありません。上着にさらに1枚、軽くて持ち運びに便利なコンパクトな防寒グッズが、欲しくなる瞬間です。
いざというときに頼りになるその理由
ベルメゾンで、マルチダウンケットを見たとき、旅行やアウトドアで使い勝手が良さそうと感じました。その理由をあらためてまとめてみます。
- 軽い
- コンパクトに収納できる
- シンプルなのに多機能で使える
- 強風でも暖かい
- 羽織った時にヒンヤリしない
軽い
マルチダウンケットを、料理用の測りで測定したら、収納袋を入れて430g。裏側はマイクロファイバーの起毛加工をしてあるので、その分の重量となるようです。
しかし、それでも軽いと言えますよね。(写真のダウンケットは、モニター用に頂きました。)
コンパクトに収納できる
ついていた収納袋をの中に入れると、直径14センチの長さ21センチの円柱になります。空気をふくんでしますので、長さ14センチぐらいまで押し縮めることができました。バッグに詰め込むときの、負担はできるだけ少ない方がいいですよね。
収納袋には、紐がついているので、鞄の取っ手に縛り付けるのもありです。450gの重さなので、バランスも悪くはなく持ち運べるはずです。
シンプルなのに多機能で使える
1枚の布に、両端にホック、中央に生地にギャザを寄せるためのゴムが着いています。ホックの使い方で、ケープのようにしたり、マフラーのようにしたりすることが可能です。
夜行バスや飛行機で足元が寒かったら、膝掛けにします。両サイドのホックを留めれば、巻きスカートになります。
サイズは、後ろでダーツを寄せて調節します。
冬の夜行バスで窓際を気にしない方もいるようですが、私は苦手です。カーテンを閉めても、冷気が伝わってきます。両サイドのホックを胸元で占めれば、ケープのようになって、肩から背中を温めます。飛行機も空調のあたる席は、温風であっても苦手。さっと、簡単に羽織れるダウンケットは便利です。
両手を使うときは、ホックを閉じる位置を変えるだけで、こんな風に着ることもできます。背中だけが暖かくて、前がちょっと寒いかもしれませんね。
長時間乗り物に乗り続けると、腰が痛くなる方も少なくありません。座席と腰の部分に、収納袋に入ったダウンケットを入れておくと、楽になります。直径14センチの円柱は押しつぶされて、ちょうど良い厚さで腰を押してくれます。(家の椅子でやってみました。)
円柱が押しつぶされて適度な厚みを持つので、収納袋入りのダウンケットは枕にも良さそうです。弾力があってふんわりと柔らかいので、寝心地もいいはず。そうでなくても、乗り物の中のうたた寝は、超気持ちがいいですよね。
強風でも暖かい
ダウンならではの強みは、冷たい風を遮ってくれることです。
子供の野球観戦を初めとするスポーツ観戦などでは、コートの上からさらに羽織れるダウンケットは、サイズを問わないから便利です。
強風の風が吹いていなくても、硬くて冷たい椅子に座る際に、暖かいシートの役目をしてくれます。ダウンが入っているので、普通のシートよりは柔らかく感じます。表側は撥水加工で湿気を遮り、裏側はマイクロファイバーで暖かいので、冷え性に悩まされている女子の味方をしてくれるでしょう。
表地は撥水加工をしているので、急な雨の時でも、しのぐことができます。慣れない観光地で、雨具の購入は難儀だったり、お店自体がなかったりして、ずぶ濡れになることも少なくありません。
羽織った時にヒンヤリしない
寒いところに居続ければ、身体ばかりではなく、防寒具もすっかり冷え切っているはず。ヒヤリと冷たい生地が、わずかな身体のぬくもりを奪うような、防寒具も少なくありません。ブルブルと震えながら、暖かくなるのを待つのです。
アウトドアで冷え切った身体には、こんな話は酷です。羽織った瞬間に、『暖かいー』の言葉がでるようなダウンケットは、夢中になって遊んだ時間の余韻に浸れます。逆だったら、寒い不快指数で余韻どころではありませんもの。
長時間乗り物に乗っているときも、ひやっとさせない起毛素材(マイクロファイバー起毛)は、リラックス感が抜群です。通常のダウンを着ているときの、ゴワゴワ感がなく柔らかいこともリラックス度を上げています。
着続けていると、次第にどんどん暖かみが増してくるのも、アウトドア向けと思える部分です。私は主に、家で使い続けていましたが、時間の経過とともに、暑くなって脱いでしまうことも度々ありました。
予測できない寒暖差だから、どんな形状にもなる、場所を選ばない、使い方も自由、サイズを考えずに羽織るだけで暖かくなれるダウンケットは、便利です。大きな強みは言うまでも無く、冷たい風に強いダウン素材であること、細部までこだわった機能が盛り込まれていることにあります。
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