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天然革財布の経年変化なら、染料仕上げのものを選ぶ

皮革財布専門店の色付け方法で、経年変化の有と無が決まる

デフレの時代が長かったせいか日用品の価格が下がって、品物を大切にする心が少なくなった気がします。100円ショップが現れて、使い捨て感覚で食器や収納用品を、ついつい購入してしまいまい、『あっ、しまった!』と反省するのです。 ココマイスターブライドル長財布

高価であることが物を大切にする

昔ながらの伝統を守って、職人の手で一つ一つ縫い上げていく革の財布は、高額であればあるほど、大切に使う気持ちが生まれるので良いって思うのです。

昔教えてもらった絵の先生が、無料で自分の絵は絶対人にあげないわけは、大切にしてくれないからと言っていましたが、悲しいですが事実でしょう。

洋服を作る時に、生地選び、裁断、仮縫い、本縫いとあるように、革財布にもあります。硬い動物の皮だけに、洋服以上の技術と工程が加わります。

何でも安く手に入る時代だからこそ、一つ一つの工程の価値を、知ると新鮮です。良いものをずっと長く持ち続けたいと思うなら、もっと品物のこと理解することです。

革財布を色で選びますが、布にベッチンやデニムと分かれているように、天然素材の革にも種類があります。原材料の動物の種類、部位、厚み、手触り、光沢、硬さなど様々です。 革

革財布の色付けについて

色だって、均一な光沢で色むらのない染め方と、動物が生きていた時に受けた傷をそのまま残し革の質感が感じられる染め方と二通りあります。全く染めないで使う、ヌメ革といわれれるものもあります。

天然革財布の作業工程では、均一な光沢をもつ染め方を『顔料仕上げ』、傷を生かして染める方法を『染料仕上げ』と言っています。

顔料仕上げは、傷を隠し綺麗です。色の違いも無く均一で、長い間、使いこんでもあまり変わり映えしないで、もち続けることができます。ただ、天然の革にこだわる人たちは、天然皮革の風合いを楽しむのが通なのだそうで、経年変化を楽しめる染料仕上げに人気が集まります。 顔料仕上げと染料仕上げ

その違いについて書きますと。。。

顔料仕上げ

革の表面だけに、ペンキを塗るように均一に塗っていきます。元は動物の皮であった形跡を隠し、綺麗な表面のまま時間が経ってもそう変わることがありません。

革の内部では、経年変化しているのですが、表面に塗ってある顔料によって覆い隠してしまって分かりません。

傷やしわなどが見えずに、使用中のうっかりしても傷も付きにくいために、購入した時の状態を長く保つことができます。

本音を言うと私も、こちらの方がもちやすく、女性に人気があるようです。

染料仕上げ

染料は、皮の内側の繊維まで色を浸みこませるものです。革の風合いを生かして、生前の牛の血筋、シワ、傷などが残りやすく、革の経年変化を楽しむことができるようになっています。

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染料で染められた皮革は、使えば使うほど色合いが深まり、独特の光沢をもつようになり経年変化を楽しめます。

また、個々の革の個性を手触りなどで実感することで、天然素材を持つ喜びが深まるといいます。

あえて財布に残った模様上げてみるなら、以下のようなもの。

  • トラ首の回りや足の付け根のように、たわんでいる革を伸ばして均一にする時に、できる縞模様をトラとよんでいる
  • 血筋稲妻のような模様は、動物の血管の痕。人工的に加工することができない貴重な模様となる。
  • バラキズ生前怪我をしてつくられた模様。欧米ではバラキズは、ワイルドなコレクターに人気が高いそうだ
  • 色の濃度の違い季節、革の種類、部位によって革の色は異なって、色の差が起きる
ココマイスターブライドル
染色・塗装ナシの革

植物の渋の部分であるタンニンで、なめした革をヌメ革といい、染色や塗装をしていません。強い強度と天然の革の風合いを、そのまま感じられることができるのが魅力です。

動物の生前に怪我をしたキズや、シワ、血管などがそのまま残り、素朴な革の臭い、暖かくしっとりした手触りは、革製品の醍醐味となります。

表面に塗装が塗られていないために、硬いものとの摩擦や、爪の引っかき傷が付きやすいことと、水に濡れるとシミになると言う弱点があります。

ただ、使いこんでいくうちに、引き締まって硬くなっていた繊維がほつれ、日光や手の脂によって光沢が出てきて、飴色に変わっていきます。色の変色により、不本意に作ってしまったキズやシミも、やがて目立たなくなるのです。

欧州最高級の皮革と日本の職人が縫製している財布メーカー

染料仕上げや染色・塗装ナシの革の場合、原皮の善し悪しで仕上がりが決まってきます。キメ細やかでハリがあり滑らか、美しい発色の原皮を、選ぶことが大切になってくるのです。

欧州最高級の皮革を、日本の職人の手作りで財布を作っているブランドがあります。ココマイスターです。

ココマイスターの製品は、一度在庫を切らしてしまうと、皮革の手配とヨーロッパからの輸送で6カ月程度かかってしまうそうです。その後、職人が一つ一つ手造りで作り上げているのだから、相当待つことになります。

もし、在庫がない場合は、メールアドレスを登録して再販時期を待ちます。登録したからといって、必ず購入しなくてはならないと言う訳じゃありません。登録したアイテムの入荷時期が確定したら、再販売の日時を連絡してもらえます。 ココマイスターのプレゼント用の箱

各々の商品詳細説明の記事の最後に、メールアドレスを登録する場所があります。待つということも、インスタントで大量生産したものを衝動買いする時とは違って、またそれはそれなりに良いものです。

他にも、当サイトで、記載しているココマイスターの記事があります。

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