タオルの優しさと今時のデザインで、ウキウキ感を贈る
タオルという言葉には不思議な力があって、タオル専門店というだけでおしゃれな印象を持ちます。スーパーでも雑貨屋でもどこにでも置いてあるものを、こだわりのブランドにするには、やっぱり品質が違うからだと、暗黙のうちに考えませんか？
どこにでもあるはずのタオルを、120年のタオル製造の伝統技術と品質で、一気に日本中にブランド化してしまいました。その今治タオルは、タダものではないって思う訳です。
今治タオルのギフト商品を、後、記事中で紹介します。 
今治タオルって何が凄いの？
四国タオル工業組合の資料によると、今治タオルの認知度は、2004年には36.6％だったのに対して、2012年には71％にも達しています。
おしゃれなタオル専門店は沢山あるなかで、今治タオルはこれほど人気が出た理由ってなんでしょう？確かにブランド戦略もあったけど、肌への優しさを徹底的に前面に打ち出したからと考えるのです。
豊かな自然がはぐくんだ天然素材
今治タオルは、一つの企業が作り出したブランドではありません。百社以上の企業が、四国タオル工業組合が提示したブランドの品質基準の認定をうけ、多くのお店がそのブランドを使っています。
タオルは今治タオルの品質だけど、取り扱うデザインはまちまちといったところです。
この四国タオル工業組合の認定を受けた正式の今治タオルの証が、下記のロゴマークとなります。『太陽』『海』『空』『水』といった豊かな自然を表しているのです。 
四国愛媛県北部にある今治は、温暖な気候を利用して、平安時代から綿花の栽培がおこなわれていました。河川が少なく稲作が、適さない気候から綿花栽培に特に力を入れていたようです。
水源であった、地下水や伏流の水は硬度が低く、軟水であったことがタオルの繊維を優しくしています。現在、今治タオルの人気の元である、優しい肌触りと鮮やかな色は、良質な水のおかげだったのです。
綿の製造技術が、タオル生地製造技術にも反映された
綿の生産量は江戸時代には、白木綿の一大産地と呼ばれ、船で大阪へ輸送していました。
19世紀にフランスで発明されたタオルは、文明開化の際に日本にも伝わります。英国から輸入されたタオルは、暖かく柔らかかったことから、首まきに使用されていたそうです。
この流れから、今治で1910年に手織り機で、タオル作りを始めます。明治には、タオルを織る機械を発明して、タオル製造のトップになります。次々に、タオルを織る機械の改良を重ね、大正13年ごろには、高級なジャカード織りの今治タオルが生産されるようになりました。
今治タオルの魅力は吸水性
今治タオルの品質基準は、タオル片が水中に沈み始めるまでの時間（沈降法）を、5秒以内としています。また、洗わなくても使いはじめから水を、吸うことも基準のひとつです。
入浴後や汗ばむ季節に、素早く水分を吸収するので、べたつき感が少なく肌にも優しくなります。
何度洗濯を重ねても、綿本来の吸収性と柔らかさを持続させる製法にこだわったと言われています。柔軟剤を使わずとも、ふんわり感が持続し、痩せて硬くならないタオルを理想としているということです。
伊織の今治タオルギフト
今治タオル取扱店の中で東京や大阪に、20店舗を展開している『伊織（いおり）』から、2点。
- 『クジラ』ベビーギフトセット
- 『雲ごこち』フェイスタオル ギフトセット (ホワイト・カラー)
『伊織（いおり）』では、有料ですが、名入れを行ってくれます。今治タオルの風合いを壊さない刺繍で、好みのロゴと色を選ぶことができます。
『伊織（いおり）』は、今治タオルが楽しめる温泉施設を作りたい。特に、『伊織スパ＆リゾート（仮称）』を松山に作り、世界から愛媛に観光客を呼び寄せたい展望をもっています。
『クジラ』ベビーギフトセット
デザインが、今時はやりのisso ecco(イッソ・エッコ)のものなので、とにかく可愛い。一直線に愛せます。 
頬紅とつけまつげをつけたクジラと、海の中を思わせるタオルのギフトセットです。色違いで2色から選べます。 
枕
ミルクを上げる時、赤ちゃんの頭を支える枕になります。下記の写真は裏側です。 
スタイ（赤ちゃんのよだれかけ）
柔らかい肌のよだれを拭くなら、優しくなくちゃ駄目ですよね。表面はガーゼ生地、裏は肌触りのよいパイル地。無論、今治タオル認定のスタイです。 
フェイスタオル＆ミニハンカチ
うん、うわさ通りの手触りでした。 
『雲ごこち』フェイスタオル ギフトセット
世界三大高級綿のひとつ「新疆綿(しんきょうめん)」を使った、雲のようなやわらかタオルです。写真は、ピンクですが、他6色から選ぶことが可能です。いずれも淡い色合いとなります。 
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