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50代がセーターを美しく着こなすには
ベルメゾンの50代ファッション専用カタログ『Vialamo』が発刊されてから、がぜん元気がではじめた私です。
『黒田知永子さんがプロデュースする着回しコーディネート』なんて、特集もネットで組まれて、女性雑誌を見るような気分となります。気になるアイテムにはリンクがついているので、その場で詳細が分かるのも通販ならではのサービスです。紙の雑誌とは違った楽しみ方を、発見しました。
『Vialamo』のセーターの特徴は、ユニセックス風でシンプルでありながら、グッと大人の女性らしい着回しを提案しているところでしょうか?
今回レポートしたいセーターは、以下のとおり。
- シルクカシミヤVネックチュニック
- 黒のアラン編みのセーター
- シルクカシミヤニットカーディガン
シルクカシミヤVネックチュニックで快活に
一見してカットソーかなと思える、薄手のシルクカシミアセーターです。
いつまでも、触っていたい気分にさせられる手触り。しなやかでさらっとしたシルクの肌触りとフット感なのに、暖かいのがポイント。どんよりとした冬空の下を、薄着で歩く快活な女性の姿は、見ていて気持ちの良いものです。
下記、展示会で試着していた女性の写真ですが、程良く日焼けした活発な方のよう。彼女が着ても、女性らしい着こなしになっています。チュニックセーターのフット感とデザインのせいのようです。
デザインはVネックでありながら、あまり深くないし、肩や袖周りが細いところが、清楚な女性らしさを強調しますよね。
気になるお尻や腰回りをすっぽりかぶる長さなのが、普通のセーターとは違うところ。これは、特典が大きい!
後ろからのラインも綺麗で、ウエストが細いですね~。本当に気持ち良さそうです。モデル、ありがとうございました。
黒のアラン編みのセーターは思いっきり女性っぽく
誰のタンスの中にも、ひとつは収まっていると思われる、黒のアラン編みのセーターです。
私のアラン編みの印象って、縄のようにギュッと編み込まれたセーターの硬さが、ちょっと鎧っぽく戦闘服です。気弱になってしまいそうな日に、強気になるために着ていました。誰の攻撃からも、跳ね返せるようなそんなセーター。黒という色も、戦闘シーンに良く似合っていますね。
そんな頃の同僚は、赤が戦いの色と言っていましたが、私の場合はやっぱり黒よ。どんな色にも染まらない強固な色、強固な意志の現れが黒となります。
今は50代。黒田知永子さんのプロデュースした、アラン編みのニットプルオーバーを見たら、完成した女性が黒を着るのっていいわねって、改めて思っちゃいました。戦闘服といった肩に力を入れる訳でもなく、強い意志を持たねばと限界まで頑張っている訳でもない、余裕の黒の着こなし。背伸びして着ていた年代とは違い、身につけている女性のふんわり感を引き出しています。
特に、『ヴィアラモ/2015冬』のカタログの黒田知永子さんの着こなしは、すっごくいい!アラン編みのセーターなんだから、当然ユニセックス風に着こなすのかと思いきや、ふんわりとボリュームのあるスカートと合わせて着ています。
このアラン編みセーターは、糸が細くふんわりと編まれています。(下の写真は色違いですが、糸が細いのがわかりますか?)
しかも、裏側も同じように編み込まれているんですよ。それにもかかわらず、触ってみましたが、すっごく軽いのです。
こんなことからも、大人の女性のたおやかさと優しさが感じらるんでしょうかね。50代アラン編みのセーターは、思いっきり女性っぽく乙女チックに着たいものです。
ちょい悪・女になってシルクカシミヤニットカーディガンを
大人めのカシミアのカーディガンに、ジーンズに合わせてちょい悪に着るというのも、『アリ』のようです。こういう着こなしって、カーディガンもジーンズも上質で、こだわっている質感があるから、出来る技なんじゃないでしょうかね。
少し長めのカーディガンで、カジュアルでも勿論、スーツの下の防寒具としても充分いけそうな、使い勝手の良いものに仕上がっています。
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