ランの品種改良のスピードに圧倒された
ランの品種改良も凄いのですが、アジサイも随分と華やかになりました。今年1月に行われた世界らん展の展示を見ているうちに、ランがアジサイっぽく見えるものがあり、何枚か写真を撮ります。私的には、衝撃的。
あまり詳しくはないのですが、ランの中でも小さな花をいっぱいつけるのは、デンドロビウムやエピデンドラム(虹手毬)と言われる種類です。
特に、エピデンドラムは、茎のてっぺんに手まり状に小さな花を咲かせますので、アジサイのガクと似ているのです。昔ながらのアジサイは、ガクが平面で無表情でした。でも最近は、柔らかい花びらを思わせる形状に品種改良されて、エピデンドラムがアジサイに見えてしまうという寸法です。開花時期も長く、半年以上も大きな手まりのままでいるエピデンドラムもあるそうです。
ランですから、強い日差しと寒さは苦手です。アジサイも長期間開花をし続けますし、アジサイの方がちょっぴり丈夫で、育てる環境もそれほど神経質になる必要がありません。ランのようなプレミアム感のあるあじさいを、こちらの記事で紹介しています。
ランに限らず、花の生産農家の品種改良の技術が、急激に上がってきています。アジサイに見えるランの他、ビオラに見えるランとかも見つけましたので、後ほど。
アジサイのように見えるラン
ここで、紹介するランが全てエピデンドラムと言える自信はありませんが、一般的なランのイメージを変えさせられます。
アジサイのようにひと株から、沢山の花の山が増え続けて、大きなボリュームを作りません。1茎に1山といった感じで咲くみたいですね。その代わり、一つ一つの花の姿は、可憐で、どんなに品種改良したあじさいでも、まだここまではいきません。
キモ可愛いという言葉がぴったり。
こんなに凝ったつくりのお花が、植物のパワーで作られること自体が信じられません。自然の神秘ですね。
ダンスパーティというアジサイがあるけど、まさしくランのダンスパーティはこれかも。名前も種類も分かりませんが、勝手に書いてしまっています。
ラン展でオレンジのランは、数か少なかったですし、他の花でも珍しい色です。ふっくらとした花びらが、優しさを誘います。
ビオラのように見えるラン
写真のランは、パフィオペディラムといわれる種類です。
花弁一部が袋状になっていて、虫を食べるのかもと想像しがちですが違います。姿がちょっぴりビオラに似ていますが、ランに馴染みがない私には、模様がちょっぴりグロイです。(好きな方がいたら、ごめんなさい。)
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