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長梅雨で日照不足、ジメジメした土にも負けない草花があった

逆境にめげない花はあった

今年の長梅雨で家庭菜園を趣味としている方は、涙涙の状況です。畑に種から植えたナスもキュウリも、全て虫にやられて抜いたとか、千日紅も駄目だったとか、悲報を耳にするばかりです。長雨に負けないホスタの花

私もポットで育てている草花の成長が、止まってしまっています。4月に撒いた千日紅が、未だに5センチ足らずの背丈のままです。雨除けをしていない場所は、虫にやられたり根元が蒸れて腐りかけて、葉や花がところどころ枯れてしまいました。見るも無残な姿です。下の写真は、カーネーションの挿し木の状況ですが、左上のつぼみが腐ってしまいました。(ぐすん)カーネーションのつぼみが腐っている

太陽光が当たらなければ草花は育たない、水はけがよくなければ草花の健康維持はできないのは、植物の基本原則。しかも、長梅雨が通常より遅い時期で、梅雨の定番といわれているアジサイは既に終わりかけています。頼りになりません。

種から育てるのは諦めてプロに頼ろうと、次々と苗を購入しますが、今一つ元気がありません。ところがどうでしょう。この状況の中で、キレイな花をつけてくれる草花を3つほど見つけました。しかも、いずれも枯れた姿も絵になる草花ばかりです。

葉ばかりのプランターとか、茶色の葉が目立つプランターがひしめく中、ひときわ目立つ【るりまつり】。地植えの方は葉ばかり中で咲いた、【サルビア】と【ホスタ】の状況をお知らせします。

あっ、そういえばナスなどの野菜も高くなりましたね。プロの農家ももそろそろ、万策が尽きたころなのですね。

るりまつり

るりまつりは、産直花だん屋さんでついで買いしたものです、目当ての花は咲かず、たった一株のるりまつりだけが次々と花を咲かせます。雨除けはしていないのに、土が水はけがよかったのか否か、直ぐに表面が乾いてしまいます。この長雨でありながら、2~3回水やりをしています。

るりまつりは、薬草で鉛中毒に薬効があります。南アフリカ原産で夏から秋にかけて、長期間花を咲かせ続けます。乾燥を嫌い、真夏は朝と夕方に水やりが必要になるほど、お水が大好きなお花です。5枚の花弁を手まり状に咲かせ、優しい色とふっくらした花びらが上品です。るりまつりの花びら

特筆すべきは、花をつけるスピードの速さです。以下の写真は、たった1日しかたっていないのにこんな花数が増えています。

下記の写真は7月20日。るりまつり鉢植え

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下記の写真は7月21日。るりまつり鉢植え

【プルンパーゴ属】るりまつりブルー3号ポットについて詳細が見られます。

サルビア ネモローサ‘カラドンナ’

ネモローサ‘カラドンナ’は、横浜港北あたりの住宅街で目にしています。(仕事で最近よく行きます。)

直立した紫色の穂が密集して生えて、ちょっぴりおしゃれ。穂の太さが細身なところが、シャープでさわやかな印象です。咲き終わった花は、残念な茶色でなく黒くなります。枯れて黒くなるエリアと、紫のエリアが塊を作って混ざらないところも、この花の美しさのポイントです。

真夏の炎天下の中、この紫は涼しよね、きっと。紫サルビア

我が家のネモローサ‘カラドンナ’は、おぎはら植物園で購入したばかりなので1本しかありません。カブは次第に増えていきます。ネモローサ‘カラドンナ’のあるお宅のすべてが、一様にボリュームをつくり地面を埋め尽くしていることから、植えっぱなしで大丈夫という確証がもてます。

ホスタ

ホスタもおぎはら植物園で購入します。別名、ギボウシとよばれ、うす黄緑の葉にストライプが入り周囲を明るくしています。花はユリを小さくしたような形をしていて、葉の色と模様に目を奪われるせいか何故か目立たない印象を持っていました。花をつけたホスタ

咲いた花の色は白で、やはり目立ちませんが、可憐なその姿に引き込まれました。
ホスタの葉の模様のは数えきれないくらい見ていますが、こちらのホスタは人気が高く、1998年ホスタ オブ ザ イヤーを受賞品種です。長雨に負けないホスタの花

ギボウシ(ホスタ)‘フラグラント ブーケ’についてこちらで詳細がわかります。

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