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飛鳥山公園に桜を見に行く

ソメイヨシノ以外の桜も楽しめる公園だった

JR京浜東北線の王寺駅に隣接する飛鳥山公園へ、桜の花見に行ってきました。今年の東京の満開時は昨年より4日早いそうで、満開時より4日遅れの桜です。飛鳥山は桜が名所で平日とはいえ、混雑を覚悟して出かけましたが、なるほど混んでおりましたよ。

飛鳥山公園の案内板

カメラに人が映らず、桜だけを写すのはかなりの至難の業。というか無理な話。

飛鳥山の桜は約600本で、そのうち約400本がソメイヨシノと呼ばれる薄いピンクの桜が植えられています。今見ごろなのは言うまでもなくソメイヨシノですが、他にも、4月中旬から4月下旬まで咲く、15種類近くの桜が飛鳥山公園をにぎわすそうです。来年は4月中旬に行き、桜の種類について詳しくなろうと密かに考える私です。

下記の写真、飛鳥山公園の桜はランダムに並ぶ光景が多いのですが、街路樹のように桜並木の場所です。

飛鳥山公園の桜並木

コロナ禍の花見はちょっぴり寂しい

コロナ禍の為、レジャーシートを敷いて公園内での飲食は禁止とされていました。とはいえ、小道の脇に置かれているベンチに腰掛けて、近くで買ったお弁当を食べる人もちらほらといました。桜の木を眺めながらの食事は、日本人の遺伝子の中に組み込まれているようで、やっぱりやりたい気持ちはわかります。

公園内に置かれた分別用の大きなごみ箱は、仕切りで区切られた一つ一つの広さが、なんと小さな子供が入って遊べそうなくらいです。トイレも所々に配置され、正式のものとは別に臨時のものも目につきました。

分別用のゴミ箱や、臨時のトイレを作った時は、今年こそと考えたに違いありません。きっと今年も、必要がないんじゃないのかな?トホホホホホですよね、全く!

桜と他の植物との一体感が楽しい

王寺駅 中央口から小高い山を登りきると、一面ノースポールの花壇に目を奪われます。上に桜のピンクが敷き詰められて、これって寄せ植えってことかな?

ノースポールと桜

すぐ横にはビオラの花壇で、こちらも桜とビオラの色とりどりのコントラストが楽しめるようになっています。

ビオラと桜

緑の垣根が細い小道を作り、上に広がる桜を引き立てています。

緑の小道と桜

おっと、レッドロビンとの組み合わせも見つけました!

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レッドロビンと桜

子供が楽しめる施設も

飛鳥山公園の中をぐんぐんと入り児童公園まで行くと、さすがに子供ずれのお母さんたちはレジャーシートを敷いてお弁当を広げていました。お菓子だって食べたいよね。

子供にとっては、桜なんて面白くもなんともないはず、ゾウさんの滑り台や機関車を見ている方が楽しいに決まっています。

飛鳥山公園の機関車

夏には小さな水たまりがつくれる窪みがつくられていて、遊べる場所もありました。

旧渋沢庭園に渋沢栄一の邸宅がある

NHKの大河ドラマでも紹介された渋沢栄一の邸宅 「青淵文庫(せいえんぶんこ)」が、飛鳥山公園の一角に残っています。栄一の喜寿を記念して贈呈された家(談話室) 「晩香廬(ばんこうろ)」も、見ることができます。

旧渋沢庭園の案内板

大河ドラマではピカピカに輝いていた邸宅も、実物は年代物を感じさせます。邸宅の前にある芝生も短く刈られて手入れをされていましたが、季節が早いのか鮮やかな緑の姿を見られなくて残念です。

青淵文庫(せいえんぶんこ)

最初は飛鳥山公園をテーマパークにするために、「青淵文庫(せいえんぶんこ)」と「晩香廬(ばんこうろ)」は、どこから移転したのかと思いましたが、最初から飛鳥山に造ったそうです。栄一が自ら設立した王子製紙の工場を、見守るためにこの地を選んだとされています。

渋沢亭の側には、3つの博物館(渋沢史料館 北区飛鳥山博物館 紙の博物館)があります。現在、北区飛鳥山博物館では、江戸文化について資料を紹介しています。コロナ禍であることと、花見客の多さからいずれの博物館も入りませんでした。

あすかパークレールは超人気

王寺駅の中央口から観覧車のような形をした、あすかパークレールというモノレールに乗れます。無料で乗れることから、ちょっとした待ち行列になっていました。小さいし単線で1台しかないことから、なかなか人が動きません。

このパークレールは、もともとは足の弱い方やお年寄りのためにという配慮からのようです。イヤイヤ。来たからには乗りたいというのが人情のようですね。

距離は標高25.4mを登るだけですので、ほんのちょっぴりです。

あすかパークレールが登っていくところ

しだれ桜にうっとり

見事なしだれ桜です。ソメイヨシノと同じ時期に咲くのですね。

飛鳥山公園のしだれ桜

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