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クリスマスローズは日陰でジメジメした土壌でも育つ

植える草花がないと嘆く人にお勧め

クリスマスローズは、その存在さえも忘れてしまうほど手間なしで宿根草です。毎年着実に成長して、見ごろ感が倍増していきます。宿根草の中でも、年々元気がなくなる草花もありますので、これは明記しておかねばと思います。

土も選ばず、夏の暑さにも冬の寒さにも耐えますし、少々ジメジメした水はけの悪い土でもへっちゃらなのです。茎は頑丈で、台風のような強風でも、地面を叩きつけるような激しい雨さえもびくともしません。さらに日陰でもOK。

丈夫で長持ちといった機能性重視の物は、得てしてビジュアルが悪いイメージを持ちませんか?そんなイメージに反して、ローズという華やかな名前を持つにふさわしい可憐な姿をしています。

欠点は下を向いて咲くので、花の姿が分かりにくいことです。高さがひざ丈位ですので、花をじっくり観察するならひざを折ってしゃがまなければなりません。花粉を大きな花びらで覆いうつむいているその姿は、まるで綿帽子をかぶった花嫁のように見えませんか?

クリスマスローズのアップ

宿根草のメリット

繰り返しますが、クリスマスローズは1度植えたら毎年開花する宿根草です。
木も植え替えなしの植物で宿根草と同じ、植えっぱなしで楽です。ただ、木の場合根を張るので、根元に草花の苗は植えられません。種なら上手くいくかもしれません。宿根草は木のようにスペースをとりませんので、狭い庭を有効活用させることができるのです。

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さらに、木は大きくなると剪定や消毒が必要になってきます。脚立が必要になるかもしれませんし、枝が伸びて近所に迷惑をかける心配もあります。業者に頼めば、懐も厳しくなります。といっても我が庭にも木は、何本か植わっています。好きな種類であれば、木であれ宿根草であれどちらでも良いのですけどね。

クリスマスローズの種類によって違いますが、その多くは常緑で落葉しません。低い位置で草を茂らせているために、草が生えにくいことも大きなメリットです。夏や残暑の残る秋の草むしりの作業は、園芸好きであってもやはり体力的に厳しいからです。

2年間の成長具合は大したもの

クリスマスローズは、比較的短期間に低い位置で横に広がります。2年間の成長具合は次の通り。

2019年5月12日に我が家に来た時の苗です。

購入した時のクリスマスロース

翌年の春、2020年3月27日はこんなに花を付けました。

1年目のクリスマスロース

今年、2021年3月25日の状況です。上の写真の苗は広範囲に撮るためにカメラの角度は違いますが、左側のピンクの苗がぐっと増えたのが分かります。

2年目のクリスマスローズ

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