現代風に長寿の祝いを考えてみると
「戦国時代のように人生50年だったならまだしも、人生100年を迎えた今長寿の祝いの必要性ってあるのかな?」とふと考えます。雑誌を眺めてみれば、『60歳からのピンチを切り抜ける~』とか『60歳からの3大不安~』とか『急増する終活詐欺~』とか『後悔しない終活~』とか不安になる文言がズラズラ。
年齢を重ねることって不安が増えることなのだと、断言しても過言ではありません。
私は既に60歳を過ぎていますが、還暦をほとんど意識することなくやり過ごしました。今年古希を迎える知り合いもいますが、そんな言葉をいうのも憚られるほどピンピンしております。
もともと長寿の祝いの始まりは、寿命が短かった頃にたまたま宝くじにあたったといった感じですよね。
現代ではどう考える?
友人や家族が集まってお祝いをするための切っ掛けぐらいな位置づけなのでしょうかね。

誰かが目的をもって作られたわけではない
長寿の祝いは、いつから誰が決めたのか気になりませんか?
奈良時代の平均寿命は約28歳から33歳といわれ、15歳を乗り越え40歳ともなれば長寿の領域です。40歳から10年ごとに祝う風習が、貴族や天皇の間で広まりました。
米の生産力が上がり食生活の改善がみられるようになった室町時代は、乳幼児や15歳までに亡くなる割合が高い反面、60代以上まで生きる方もいました。中国から儒教思想や仏教が日本に入ると、貴族や武士の間で古希や傘寿などの節目が広まりました。
多くの人が口にする長寿の祝いは、制度としての決め事というより貴族や天皇の風習や、中国からの思想が長い時間をかけて自然に定着したのもののようです。
自然に定着したものなら時代に合わせて変わっていくのが当然ですが、商業主義的な目的もあってなくならないでしょうね。
とりあえずメモしておこう
久しぶりに記事を書いたら、単なる独り言になってしまいました。とりあえず長寿の祝いの一覧をメモしておきます。
長寿の祝いは数え年で祝うのが古くからの習わしではありましたが、数え年を使う機会が減り満年齢でも良いと最近の役立ち情報には記載されています。(真実はわからん)また年齢ごとにテーマカラーが決められています。
還暦(かんれき)
数え年:61歳
テーマ色:赤
由来:還暦は干支が一巡し、生まれた年の干支に戻るため「暦が還る」という意味。また「赤子に還る」と言う意味合いから、赤いちゃんちゃんこなどを着用した。
緑寿(ろくじゅ)
数え年:66歳
テーマ色:緑
由来:99、88、77歳の賀寿はあるのに66の賀寿が無かった為、2002年9月、日本百貨店協会が提唱。66歳は「緑」の読み「ろく」から緑緑となる為。緑々寿の略。
古稀(こき)
数え年:70歳
テーマ色:紺・紫
由来:唐(中国)の詩人、杜甫の「人生七十 古来稀也」から。昔は「70歳まで生きることは古来より稀」だったため。
喜寿(きじゅ)
数え年:77歳
テーマ色:紺・紫
由来:喜の字を草書体で書くと、七を3つ書くが、それが七十七に見える事から。
傘寿(さんじゅ)
数え年:80歳
テーマ色:黄
由来:傘の略字が「八十」に見える事から。
米寿(べいじゅ)
数え年:88歳
テーマ色:黄
由来:米の字を分解すると「八十八」に見える事から。88歳は(米の祝い)とも言われ、米文化の日本と末広がりの八の字2重ねで、おめでたいと言われている。
卒寿(そつじゅ)
数え年:90歳
テーマ色:黄
由来:卒は略字で「卆」と記載する。縦に読むと「九十」に見える事から。
白寿(はくじゅ)
数え年:99歳
テーマ色:白
由来:九十九は、百から一を取ることから、百の上部の一を取ると白の漢字になる為。
百寿(ひゃくじゅ)
数え年:100歳
テーマ色:なし
由来:百賀(ももが)と言ったり、寿命を上・中・下の三段階に分けた、最も上の段階の上寿(じょうじゅ)と言ったり、100年は一世紀を表わすことから「紀寿」(きじゅ)とも言う。
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