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普通だけど、素材の上質感が特別にさせる
LANDS’ END(ランズエンド)は、1963年にシカゴで開店した小さなヨット用品店が始まりのファッションブランドです。こだわりは、上質な素材と高い機能性。
レディスものだけでなく、メンズやキッズも揃っているので、家族で着ることもできます。
ところどころに新しいデザインを発見したよ
私のランズエンドの第一印象は、掲題のとおりコンサバ女子系ファッション。冒険したいけどちょっと臆病、流行を知っているけど自分で着こなすのは抵抗を感じる、『そんな真面目女子が、買いたくなるファッションかな?』と、思ったわけであります。
今回は、リンクシェアが主催したファッション・コスメフェアで、展示されたものの中でカーディガンを中心にご紹介します。
スーピマ・ファインゲージの定番カーディガン
今年のカーディガンは、ロング丈のカラダに添うタイプのものが多い中で、LAND’S END(ランズエンド)の丈の短いカーディガンは、ちょっと新鮮に感じられます。
時代を問わず、誰にでも合わせやすく、着るコスチュームを選ばないし、季節さえ考えることなく着れる、定番中の定番のカーディガンです。パンツでもスカートでも、思いっきりエレガントに女性っぽくても、逆に、ギャザやキャロットを合わせてワンパクっぽくしても、全然OKなのですよね。
職場で着れば、見慣れたデザインだけに、コンサバ女子にはぴったりです。
手に触れた瞬間、しっとりとしなやかでカシミヤっぽいけど、カシミヤより固さがあります。スーピマと呼ばれる、アメリカで収穫されるコットンが素材です。スーピマは全米で収穫されるコットンのうち、わずか3%で上質のもの。アメリカ南西部の高温乾燥地帯だけに、栽培されるプレミアム・コットンなのだそうです。
定番であることから、色違いに11色用意していますが、どの色も鮮やかで光沢感があります。しかも、洗濯機で洗濯しても簡単に型崩れがしない、しっかりした作りと糸の強さです。スーピマの糸は、強く毛羽たちにくく、毛玉にもなりにくいのも大きな特徴です。
すっきりとした襟元に細い縁取りは、デコルテをキレイに見せ、ウエストの絞りを高めにすることで、足長効果も狙っているのだそうです。ボタンは、4つアナでアナの部分とボタンの周囲に、金で縁取りをしているところが芸か細かい。
半袖のセーターも同色でありますので、気温の変わりやすい季節に、アンサンブルで着ていくのに便利です。
後ろ側です。
エクストラファインメリノ ロングカーディガン
最高級の羊毛 メリノ種のウールを使用した、ロングカーディガンです。ボタンは一つだけで、さっと羽織るタイプのものです。
写真では薄手に見えますが、実際はそうでもありません。両サイドのポケットは、腰のハリをカバーする効果もあるのだそうです。
後ろ側。
色違いに4色。こちらの方が秋らしいでしょうかね。
ダブルブレスト セータージャケット
襟のあるカーディガンで、ボタンがダブルでジャケットぽく着ることができます。中に着るインナーも、ボトムもオフィス用のものにすれば、しっかりとコンサバ女子ファッション。
素材は、レーヨン混の光沢のある糸で、ざっくりと編まれたセーターです。カラダのラインが強調されないから、私のようなぽっちゃりでもいけそうと、ほくそ笑んでいます。襟のボリューム感が少し気になりましたが、全体の縦のラインがすっきりとおしゃれに仕上げているので、大丈夫そうです。
後ろ側です。
ダブルブレスト セータージャケット
滝のような流れる感じを、強調したカーディガンです。デザインがちょっと小洒落ていて、今風。
ほらこんなに広く生地をとっているんです。
コットン100%の糸で、後ろ身頃だけ編み方が違っています。前身頃と袖は、ファインゲージの細かい編み方で、後ろ身頃はリブ編みでざっくりと仕上げています。
腑に落ちない顔をしていたら、『この編み方だと背中がすっきり見えるのよ。』といって、羽織ってくれました。本当に、背中美人になっています。
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