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腸を健康にすると幸せになれる理由と腸を健康にする方法

腸の大切さを実感できる2冊をご紹介

健康に関する書籍が、ベストセラーになることが多くなりました。医学の進歩もありでしょうけど、将来の医療保険の破たんを懸念して、病気になる前に予防する意識が強くなってきたためでしょうか?

お通じの悩みは、決して口に出せない密かな悩みの一つです。最近は恥ずかしげもなく、続々と書店に『腸を健康にする方法』なるものが並べられています。

サプリメントも増え、女性誌でも特集をバシバシ組んでいます。

話題に上がった『脳はバカ、腸はかしこい』と、『女はつまる男はくだる(お腹の調子は3分でよくなる)』の2冊を、私の備忘録も兼ねて記述してみます。

この2冊をセットで読むことで、腸の健康を守ることができそうですよ。 うんち

脳はバカ、腸はかしこい

以前より『腸は第二の脳』と言われていて、腸は、脳で働く神経物質であるセロトニンやドーパミンを、合成してくれる臓器です。

セロトニンは心に安定をもたらし、ドーパミンはワクワクする感情をもたらすために、二つを幸せ物質と呼んでいます。腸が不健康であれば、セロトニンやドーパミンの分泌がなされず、イライラしたり鬱になったりします。

腸が不健康になる原因は沢山あり、一つ一つ説明しています。また本のタイトルどおり、腸が人間の精神や体に及ぼす影響は、脳以上であるということを理解することができます。

多くの人は、腸内を健康にするためにヨーグルトを食べます。これは腸内で働く善玉菌を、増やすためです。腸内には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいますが、悪玉菌を減らし善玉菌を増やすことで、腸の働きが活発になるのは、ご存知のとおり。

高脂肪の食事は善玉菌を、殺すそうです。

活性酸素の増えることも腸内の健康を悪化させます。食品添加物や残留農薬が多く含まれている食品や、濃度の高い塩素が入った水道水、排気ガス、タバコなどは、腸内で活性酸素を増やします。

生まれたばかりの乳児の腸は、無菌です。赤ちゃんが何でも舐めたがるのは、大腸菌を増やすための本能であると言います。赤ちゃんが、外部から細菌を体内に取り込むことで、免疫力をつけ、大腸菌を増やした後、善玉菌が増えていくそうです。腸内環境を良好にするためには、消毒や無菌もほどほどにということになります。

腸の健康というところから始まって、食事が体に及ぼす影響、肌や骨の再生などに及ぼす影響などに、話が展開していきます。

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読んでいて、『腸とどういう風に関係しているんだろう?』と、分からなくなることもありましたが、食を考えるという面では面白い本です。あと、『腸を健康にしよう!』と強く決心できます。

女はつまる男はくだる

女性と男性の体の構造上、女性は何日もお通じがなく、男性はトイレに駆け込むほどゴロゴロ状態になるのは、やむを得ないことを知ります。

この本の著者である水上健さんが書いていましたが、お通じの問題は、多くお人の悩みであるのにもかかわらず、専門医が少なかったそうです。確かに、お通じの悩みは一時的なものといった感覚があり、慢性的に悩んでいる方が通院する病院を見ることがありませんでした。

今でこそ、インターネットで便秘治療の専門医を検索エンジンで探すことが可能です。かつては、便秘薬を街のドラックストア―で購入して、常時飲んでいる方が多かった気がします。

市販で売られている便秘薬には、2種類あって、その区別をつけることなく飲んでいます。一般に便秘に良いと言われている、センナ、アロエ、ビサコジルなどは、『対処療法』といわれていて、常用すべきではありません。よく、癖になって次第に効かなくなると言われているように、上記のものは大腸を疲れさせてしまいます。

先に薬に頼るのではなく、欧米に習って、運動療法や食事療法から始めるべきと唱えます。それでも駄目な場合に、水分をとって便を軟らかくして、オリゴ糖や洗腸液で対応します。

特に日本人の腸は曲がっていたり、落ち込んでいたりして、便が通りにくい形をしているそうです。そのためのマッサージ方法や体操が、書籍に書かれています。薬に頼る前に、まずは実行したいところです。

男性のくだるにいたっては、以外に簡単に悩みが解消できることがわかります。

この本に書いてある通りに行えば、体に負担をかけることなく、根本的に問題を解決できて、腸を健康にしていけそうですね。

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