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ドラセナの鉢植えを植え替えした

植え替えが必要な理由って何?

ドラセナの鉢植えを植え替えしました。植物といえども命の一つ、もしかしたら枯れてしまうかもと思うと、ちょっと慎重になります。ネットで植え替え方法を読み、『ふむ、なるほど赤玉土と腐葉土が必要なのか』と知りました。

経験者の言うことは正しいし、そのとおりに植え替えれば失敗はありません。しかし、多くの初心者はそのとおりに、やらないものです。何故、植え替えが必要なのか理解できていないために、赤玉小粒に必要性を感じないからです。私も然り。

今回は、植え替えの必要性を自分なりに整理してみました。ドラセナの植え替えは、やはり自己流な部分もありますが、植え替え後、枯れずに元気です。

下の写真は、植え替えた直後で枯れている葉がいくつかあります。 ドラセナの枯れた葉

ドラセラは手間いらずの優等生

ガレージの横の薄暗い所に置いていたドラセナは、手間いらずの優等生。水やりも思いついた時で、肥料も上げていないのに、植木鉢の中ではちきれんばかりに育ちました。

その姿も大きな葉にストライブが入り、かなりお洒落です。観葉植物として室内に飾られる理由も、大いに理解できます。 ただ、この夏、枯れている葉が表れ、日を追うごとに枯れた葉は増えていきました。(最初の写真)

鉢植えならではの便利さが植え替えの理由

鉢植えはコンクリートの上や室内でも、緑が楽しめて便利な代物。寒い日や日差しの強い日、長期間雨が降り続ける日は、室内に入れたり軒下に移動させたりできるのも鉢植えならではです。

ただ、地面にそのまま植えるのと違い、難点がいくつかあります。

成長しすぎて根が鉢の中で密集して、根に必要な酸素が少なくなります。満員電車に乗った時の、あの息苦しさと同じです。

地面に植えた植木は、地中を根が張って水を求められますが、植木鉢の場合は、定期的に水を与えなければなりません。3日に1回水やりをするとして、1年で121回、2年で243回も、土に水圧がかかります。花屋さんで購入した直後の土は、根ぐされを防ぐために土と土の間に隙間がありました。何度も水圧で押され続けることで、小さな塊を作っていた土がどんどん細かくなり、隙間のない詰まった土になってしまいます。詰まった土は水はけが悪く、地中に酸度が減り、これも根腐れの原因です。

鉢植えの植え替えは、2年に1度といわれています。

ドラセナの植え替えは異変が起きてからで間に合う

しかし、我が家のドラセナは、10年以上そのまま放置されていました。ドラセナの原産地は、アジアやアフリカの熱帯地だったせいか、乾燥にはめっぽう強いと、一緒に過ごしてわかります。冬は水やりをした回数はほとんど少ないというか、あげていなかった年もあったような。。。気がします。(雨だけで何とかなっていた。)

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私的にはドラセナは、異変があった時に植え替えで間に合うのではと思うのです。目安は、葉が5枚くらい枯れ始めた頃です。

プランターを大きくするか?増やすか?

実際、鉢をひっくり返してドラセナを取り出して見ると、ものの見事に根だらけ。少しキモイ。土は粒であったことが分からないほど、粉々の微塵(みじん)状態です。

こんがらがった太くて長い根をほどき、根についた土を幾分落とします。庭中、ドラセナの根についていた土が散乱します。植え替えをするなら土の上です。後で掃除が大変で後悔します。

今までドラセナは、2つの細長いプランターに植えていました。つながっていたドラセナを分断させて、3つのプランターに増やすことにしました。ドラセナのプランターは深い方が良いことを、23センチの浅めを購入した後に気がつきました。今回は、プランターの数を増やすということで、ドラセナに我慢してもらうことにします。

別の方法として、プランターを大きくする方法もあります。今まで窮屈で我慢していた根を解放させてあげるのです。ただ、大きくすればそれだけ重くなり、移動が大変です。天候に応じて、移動できる鉢植えのメリットが無くなります。日本の住宅事情を考えれば、深さだけを変えてプランターを増やすという方法がベストな選択です。

土は、他の植木鉢で使用していたものを再生しました。再生土の作り方は、また別の機会に書こうと思いますが、簡単に書くと『日光消毒⇒石灰とリサイクル材で栄養補給⇒腐葉土と赤玉小粒で水はけを良くした土』です。

ドラセナの植え替え用に、赤玉土をまとめて購入しようかとも思いました。ドラセナのベースは、赤玉土です。でも、現実問題として家庭の庭には、咲き終わった植木鉢が散乱しているのが常です。土も捨ててばかりでは良心の呵責があるというか、頭の痛いところです。

ドラセラの植え替えの教科書通りにしたいのは山々だけど、購入した後余った土の置き場も悩みます。今回は再生土で、まぁまぁ上手くいっていると考えます。

購入したプランターは緑色だったのですが、ドラセナの深い緑と良くマッチしていて、殺風景な車庫を華やかにしてくれました。ちなみに、こちらのプランターはモノタロウで税込183円だったのですよ。町の小売店では、400円ぐらいする品です。緑のプランター

底網も丈夫で気に入りました。 プランターの底網

プランターでお洒落度を上げられることを知りましたので、次回の課題にします。

いくつかの反省を残して植え替えを終えましたが、次回はもっと素敵に植え替えを行える自信ができましたよ。下の写真は、植え替えから10日間ぐらいたった後のドラセナです。植え替え後のドラセナ

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