一眼選びは、レンズの予算も入れておく
全くもってお恥ずかしい話、毎日ブログに写真を載せておきながら、持っているカメラはコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)1台でした。周囲の方達は、デジタル1眼レフを手にしたフォトグラファーも多いのに、私の場合はかなりダサイ。
今年5月に、ミラーレス一眼を購入しました。カメラの詳細説明は、ちょっと後で記述しています。(↓ 購入したミラーレスで撮影)
一眼を買おうと思った理由
負け惜しみでも何でもなく、コンデジでも、全然不自由しなかったし気にしていませんでした。その理由は、失敗が少ないし、撮りたい時に即座にシャッターを押すことができます。小さく軽いので、どこにでも持っていけます。
といっても、他の人のブログにあがっている写真のクォリティーは、日に日に高くなって焦ってきたのです。良いカメラを買ったって、腕が上がるとは思えないけど、その差が歴然としてしまっている今、やはり買わなければと重い腰をあげました。かなりめげました。
道具が撮影技術を引き上げることもある
撮影の上手な方にお話を伺った際に、先ずは一眼を持つことで、撮影技術が上がったそうです。まさしくその通りだと、実感しています。コンデジだと、カメラが適正な値を計算してくれますが、一眼の場合は、一つ一つ設定を確認しなければなりません。ちょっと油断すれば、ボケますし失敗します。但し、一眼にもコンデジのような、オート撮影の機能もあります。
撮影した写真を眺めて初めて、被写体の面白さに気づかされるのも、一眼ならではでした。色の濃淡とか、素材の質感などが、やはりリアルですからね。
一眼レフにしないで、ミラーレスを選んだのは、コンパクトさです。外に持ち歩く時、荷物になるのは苦痛です。 (↓購入したミラーレスで撮影)
コンデジも捨てたもんではないのよ
ちなみに、世の中の人たちは誤解していると思っているのは、コンデジでは背景ボケが撮れないという事。いえいえ、ズームを駆使すれば、ほら、全く無理という訳ではないのです。(↓コンデジで撮った、ボケの写真)
下は、同じ花を真上から撮った写真です。但し、日が違うので天候なども左右されて比較は難しいけど、コンデジとミラーレスの差は、こんな感じです。コンデジの方が、色が艶やかで綺麗かもと考える私は、まだまだわかっていないのでしょうかねぇ~。(左がコンデジ、右がミラーレス)
購入したのはSONYのα5000 ILCE-5000L
私の場合、被写体は化粧品や花などの小さいもの、例え、大きくても洋服ぐらいなので、高額なズームレンズや、広角レンズは考えませんでした。だからといって、接写レンズだと予算オーバーになります。
はじめてのミラーレスでボケを体感するために、10万円以下で揃えたいものをまず、考えてみました。
- どんなシーンでもカバーできるズームレンズ
- 明るくて綺麗なボケを狙える単焦点レンズ
- 予備のバッテリー
- バッテリー充電器
- ミラーレスカメラ本体
- 画像を記録できるメモリ SDHCカード
α5000 ILCE-5000L を購入した理由
SONYのα5000に決めた理由は、撮像素子(イメージセンサー)の大きさです。コンデジとの画質の大きな違いは、イメージセンサーの要因が大きいのです。
カメラはレンズを通して取り込んだ光を、イメージセンサーに送ります。イメージセンサーは、光を電気信号に変換して、カメラのメモリに記憶させてくれます。イメージセンサーのサイズが大きければ、取り込まれる情報も単純に増えるために、画質にも影響してくるのです。
APS-Cサイズで、破格の値段
イメージセンサーのサイズの規格は沢山あるのですが、1眼レフに限ると、だいたい3種類を頭に入れておけば大丈夫です。
その中でフルサイズ(36mm×24mm)は、フィルムカメラの時のフィルムのサイズで、高額となります。その一つ下の、APS-Cサイズ(23.6mm×15.6mm)は、フルサイズよりは画質は落ちるものの、製造コストを抑えることができるために、買いやすくなります。5月に買った時は、フォーサイズが主流でしたが、4カ月後はAPS-Cが数を増やしてきています。
ちなみにコンデジは、フォーサイズ以下となります。
- フルサイズ(36mm×24mm)
- APS-Cサイズ(23.6mm×15.6mm)
- フォーサイズ(17.3mm×13.0mm)
ミラーレス1眼を価格コムなどで一覧表示させてみると、APS-Cと、その下のサイズであるフォーサイズなどの価格を比較することができます。フルサイズは、さすがに10万円を超えています。フォーサイズよりAPS-Cの方が、少し割高でしょうかね。
特に、APS-Cでありながら、4万円以下で買えるのは、SONYのα5000位だったのです。α5000は、標準でパワーズームレンズ装着付きというのも、汎用的に使えるので、良しとしました。
カメラ本体とズームレンズ、ショルダーベルト付 (ブラック)、バッテリー、USBケーブル、取扱説明書、保証書が、同封されています。残念だったのが、充電器がついていなかったので、後で買います。ズームレンズは、16-50mm、絞りはF3.5-5.6となります。
手頃な価格の単焦点レンズがあった
もう一つ、SONYのαシリーズにした理由は、単焦点レンズが手頃な価格で発売されていたこともあります。50mmで、絞り1.8から設定可能です。
本音を言えば、24mmとか36mmとぐらいのものが、すっごく欲しかったのですが、予算の都合で妥協しました。
現在、ヨドバシカメラで27,550円の値がついています。
このレンズで撮ったボケ感です。
値段と正規品のチェック後に購入したい、バッテリー
カメラの場合は、予備のバッテリーは必須です。特に一眼の場合は、長時間撮影が苦手ですし、折角のシャッターチャンスを逃さないために、バッテリーは2個と決めています。きっと、皆そうしているはずです。
予備のバッテリーは、価格が安いに越したことはありませんが、正規品を買うべきです。正直、使えば使うほど消耗していくものなので、粗悪品は早くダメになると思います。お店の口コミなどを念入りにチェックすると、良いかと思います。
バッテリー充電器も同様です。
SONY SF-16UY (SDHCカード)
カードを購入しないと、カメラは動いてくれません。SONY製の指定のものにします。容量は16GBなので、設定もありますが、丸1日使っても余裕です。
実際使ってみて
全て購入して、私の場合は、8万円前後だったと思います。
最初はボケまくり、写真が暗かったり明るかったりで、めちゃくちゃでした。めちゃくちゃながらも、やっぱり画質は綺麗!買って良かった!
どこのカメラメーカーにもあると思うのですが、SONYのメールマガジンを登録すると、講習会のお知らせなどが連絡がきます。
SONYの場合は、『α cafe』といって購入者同士のSNSもあり、コメントを入力するとポイントが溜まるサービスもあります。ポイントは、次回の買い物時に使うことが可能です。
講習会は無料ですし、1度、参加してみましたが、使いたいレンズをつけて撮影を行うことができます。講師の方が、カメラの便利な使い方なども教えてくれて、かなり得した気分です。この時、90mmのレンズを使ってみましたが、もう、夢に見るほど欲しくなりました。少しレンズの比較をしてみます。
50mmです。
90mmです。
50mmです。
90mmです。
美味しさの違いが、各段と違ってしまいました。
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