長い年月、お母さんをやってきた方は意外と保守的
たまーにぶっ飛んでいて、それがサマになっている粋なお母様もおりますが、ほとんど長い年月、お母さんをやってこられた方は、意外と保守的だったりします。
義理の母は、食べら慣れないものは食べない方
私の義理の母とて、『食べ慣れないものは駄目』と言われています。どんなに綺麗で凝ったスイーツであっても、『食べ慣れないもの食べられない』と言って、頂いてもらうことはできなかったのを覚えています。
さぞ喜ぶだろうと思って、色とりどり華やかなスイーツも送りましたが、妹さんが持ち帰ったという話を聞いて、がっくりと肩を落とすこともありました。
とらやの羊羹、文明堂のカステラ、梅花亭のどらいやき(みかさやま)とまぁ、馴染みのものなら、絶対はずすことはありません。
もう、『90歳近いおばあちゃんだからかな?』とか、『田舎の人だからかな?』とかと思いますが、実は私も年々珍しいお菓子を受け付けなくなってきています。
私が好きなお菓子も、次のようなもの。若い頃、デパチカ等で見続けたお菓子とか、父がお土産に買って帰ったお菓子とかとなります。私が出席した結婚式には、必ずユーハイムのバームクーヘンが引き出物に入っていたのですが、目がないくらい大好きです。
何故、世の中の母親の味覚は、保守的なんだろう?
家族のために、毎日失敗しないで食事を作り続けてきた習性が、味覚を支配したに違いないって考えるのです。子供の味覚を考慮して、旦那の好みを考えて作られた母の手料理は、文字どおり『おふくろの味』となって、誰の記憶にも残っています。大きな冒険をしないで、いつもおいしく食べてもらいたいから、定番の味になったんだって考えるのです。
だから、味覚が保守的になるんですよ、きっと。そんなお母様に、プレゼントの定番、スイーツとお花のセットが喜ばれます。
奇をてらっては駄目です。普通に、普通に、昔っから見慣れた風景をさりげなく、渡すのがいいようです。義理のお母さんだもの、いつもいつも失敗はしたくありません。
そんな私が言いたいことを、再現したような母の日用のセットがありました。日比谷花壇さんの『母の日用、スイーツとお花のセット』を紹介します。
母の日の鉄板、真っ赤なカーネーションとスイーツセット
下記の赤いカーネーションの他に、鉢植えのカーネーションの花カゴと、ピンクの薔薇と3色カーネーションのアレンジメントとも組み合わせることができます。
とらや水羊羹とカーネーションのセット
ちょっと汗ばむ5月に気候にぴったりの、水羊羹をセットにしています。
とらやは、風味、色艶、舌触りのよい、北海道産の小豆を厳選して使用しています。小豆を煮る作業から羊羹が完成するまで、3日間を使って手間ひまを惜しまずつくられる、老舗の和菓子となります。
御自分で餡をつくられるお母様にも、満足のいくお味であることは、誰もが知っていますよね。
銀座文明堂「特撰五三カステラ」のセット
上品な甘さの秘密は、四国でつくられる黒砂糖をまろやかにしたような独特の風味を持つ『和三盆』と、濃厚でまろやかな味わいが特長の無添加ハチミツ『コッツウォルド・ハニー』を使っているからです。
コーヒーや紅茶、日本茶と、お茶を選ばないで楽しめるのが、カステラの良いところです。
ユーハイム『バームクーヘン』
おり重ねて焼かれた分だけ幸せが、詰まっている気になります。いつも頂く時が、幸せなシーンを見た後なので、そうでない時もその時の気分が戻ってくるようです。
本場ドイツの職人技が評価されて、厳しい審査基準で知られるDLG金賞を連続受賞している名品です。
銀座千疋屋『銀座フルーツジュレ』
果物の果肉を丸ごと詰め込んだゼリーを、3種類セットにした『銀座フルーツジュレ』。種類は、マンゴー&パッション、ピーチ&グレープフルーツ、アップル&オレンジを、各1個づつとなります。
どんなに保守的なお母様でも、果物を嫌う女性はあまりいません。容器からお皿に出した時、ピカピカ光るフルーツを見て、きっと目が輝くはずです。
日比谷花壇オリジナルの薔薇の花弁を織り込んだスイーツ
珍しいスイーツが好きというお母様なら、日比谷花壇が作ったスイーツがあります。
さ姫と呼ばれるバラを、練り込んで作ったお菓子です。 こちらでその詳細を記述してみましたが、どこにも売られていないスイーツですので、好みが合いそうでしたら、利用してみたらいかがでしょう?
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