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HEPAレベルの排気で取り除けるゴミの大きさ
掃除機の排気が嫌で、畳もカーペットも使わないで、濡れシートで掃除をしている方がおります。
花王からでているクイックルワイパーは、濡れたタイプもあり、モップのような棒に取り付けて掃除をしているようです。かつてのように、雑巾で腰を落として掃除をする必要がなく、使い捨てで洗う手間もないために、楽チンですね。
ただ、一人暮らしや、自宅を就寝のみに使用する共稼ぎの夫婦なら、これでもOKですが、一般の家庭では、紙雑巾(クイックルワイパー)で掃除をするのは不経済です。しかも労力もかかるし。
HEPAフィルターはホコリの捕獲率がピカイチ
掃除機の排気がキレイであることを、望んでいる方はHEPAフィルターの掃除機を使用している方もいます。
HEPAフィルターは、室内の空気からゴミや埃を除去する空気清浄機でも、活用されていて、もっとも信頼のできるフィルターです。
もともと、HEPAフィルターは、精密機器や半導体製造工場、原子力施設の換気装置用として作られたもので、『高性能エアフィルター』と呼ばれているのです。
HEPAフィルター基準は、日本工業規格(JIS規格)で下記のように定義をされています。「定格流量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター」
0.3μm(ミクロン)という値と、空気中に舞っているホコリの値を比較すると、ほとんどのホコリを捕獲することが可能といえます。
空気中を舞っているホコリの大きさは、下記の通り。
- 細菌=0.5~1μm
- カビ、カビの胞子=2~20μm
- 花粉=10~20μm
- 排気ガス=2~40μm
- ダニ=100~500μm
- 綿ぼこり=10~100μm
- ダニのフン、死骸=1~40μm
遠心力の力で、0.5μmのホコリを捕獲
ダイソン掃除機は、高速で回転させる遠心力の力で、0.5μmのほこりを空気から分離させることができます。さらに、キャニスター型(家庭用掃除機)では、HEPAレベルのホストモーターフィルターを通して排気を行なっているために、掃除機から出る排気は、とってもきれいなのです。(注:ホストモーターフィルターは、モーターを通過する際の異物による障害を防ぐために付けられていて、実際埃を貯めるためのフィルターではありません。)
英国アレルギー協会では、ダイソンの変わらない吸引性能が、ほこりを多く取り除くことができる点で、推奨しているほどです。
確かに紙パックでも微細なホコリはとれる
紙パックの性能は、かつてはミクロン単位のホコリは捕獲することができず、紙の間を通過して空気を逆に汚しているとさえ言われていました。
次第に、パックに使われる紙の素材の開発が進み、炭紙パックや2層3層のものなど、微細なホコリも逃さないものが出て来ました。紙パックでも、1μm以下の捕獲性のものがあります。
ただ、紙パックには無数の小さな穴が開いていて、吸い込んだ空気のうち、ホコリだけを残し排出しています。ホコリを吸い込めば吸い込むほど、紙パックの穴が次々にふさがり、目詰まりを起こします。これは、紙パックを使う場合は、避けて通れない問題なのです。
穴が詰まった、空気を通しにくい紙パックをそのままつけ続けていると、モーターに負荷がかかり吸引力が下がります。強引に使い続ければ、故障さえも起こしかねません。
もし、紙パックにこだわるなら、高性能や捕獲率の高い紙パックを、頻繁に交換するという案もあります。
しかし、掃除は毎日するものなので、コストを抑えられるなら、そちらのほうがいいと思うのは、主婦の願いですよね。
微細なホコリを難なく取り除くダイソンは、紙パックが不要なので、コスパがよいのです。
[dysoncp]
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