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ヘアマニュキュアが染まりやすい髪と染まりにくい髪

健康な髪ほど染まりにくい

同じ市販の白髪染めを使用しているのに、人によって染まりやすさの評価が違うのが、ヘアカラーの特徴でしょうか?

染まりやすい髪とか、染まりにくい髪とかの説明されているサイトの多くは、キューティクルを開いて髪の内部に染料を入れるヘアカラーを想定しています。

自宅で手軽に染められるヘアマニキュアタイプの白髪染めの場合は、キューティクルの内部に染料を入れません。どうなんだろうって思っていませんか?

白髪を気にする女性

髪のタイプごとに調べてみると

健康な髪

通常の美容院で行うヘアカラーの場合、健康な髪ほど染まりにくくなります。

髪の太さが関係しています。太い髪はキューティクルの層の厚さも十分にあり、何層にも重なっているキューティクルを薬剤で開き切れません。染料が髪内部に定着しません。

硬い髪や健康な髪も同じ理由で、染まりにくくなります。

ヘアマニュキュアの場合は髪の表面に染料がのるだけですので、太さや硬さに関係なさそうに思えます。実は違うのです。次の章で明らかに。

髪表面の吸水性

ヘアマニキュアでのポイントは、髪表面の吸水性です。

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ヘアマニュキュアを使用するなら、シャンプーをした後ドライヤーで乾かした直後が理想です。理由は髪表面の埃や汚れがないので染料が吸着しやすいこと、加えて頭皮からきた髪の脂も除去されているので染料が髪に馴染みやすいことです。

髪表面に脂が付いていると、ヘアマニュキュアもうまくのりません。例えば、ワックスを塗りたての車は水を丸くはじきますが、これは撥水性があるためです。同様のことが髪表面でも起きるからです。

髪表面が脂分が少なく髪が乾燥していれば、ヘアマニュキュアはのりやすくなります。こうした髪は、吸水性があるともいえます。

先の章で、ヘアカラーは健康な髪ほど染まりにくいと書きましたが、健康な髪には保湿力があることから、太く硬く育ちます。保湿性がある髪は、適度に脂分も含み髪内部の水分を外気に逃げません。こうしたしっとりした髪は、塗ったヘアマニュキュアが乾きにくく、待機時間内に髪に定着しにくくなります。

ヘアマニュキュアも、水分も脂分も豊富にもつ健康な髪は、染まりにくいのです。

逆に染まりやすい髪質は、細い髪、柔らかい髪、ダメージ毛などは薬液の浸透が早くなります。

色持ちは健康な髪の方が有利だ

染まりにくい健康な髪は、逆に色持ちの面ではメリットがあります。

いったん色をのせられて定着することができれば、整ったキューティクルに均一に塗られているので、色がはげ落ちにくくなるのです。しっかり保湿されたメイクが崩れにくいことと、似ていますね。

キューティクルが整っているので染料が髪内部にも入りにくく、染料の害も少ないといえるでしょう。

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