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部屋選びで日当たりの良い悪いを判断するには?

働く主婦に日当たりは味方する

単身者や日中家にいない人は、部屋選びに日当たりを第一条件にはしないでしょう。それより、通勤に便利なところが最優先です。

在宅勤務者だったり、日中に奥さんやお子さんが家で過ごす家族持ちの場合は、やはり日当たりは第一条件とまではいかないまでも大切です。日当たりが良いということは、暖かい、明るい、風通しが良いと3拍子揃います。洗濯や布団干しは天日干しできますし、園芸などの趣味にも勤しむことができます。

日当たりの良い部屋

日中不在がちな人でも、日当たりが良ければそれに越したことはありません。仕事中でも、洗濯物を室内干しにしておくだけで乾いてしまいます。湿気もこもらないので、浴室や押し入れのカビに悩まされることも少ないでしょう。(しかし、借家であれば家賃はそれなりに、高くなりますけど。)

特に共働きの奥さんにとっては、こうした些細なことは家事時間を短縮できるので、重要なポイントの一つです。

部屋選びをする多くの人たちには第一条件にはなりえないけど、もし、築年数が新しいと日当たりが良いを比較しなければならないなら、どちらかと言えば日当たりに軍配が上がるのではないでしょうか。

日当たりの良い悪いの判断はどうすればよいのでしょう。

日当たりは窓の位置と周囲の環境で決まる

日当たりは方角だけで決まるものではありません。南向きの部屋であっても、周囲に高層マンションが建ち並べば暗くなりますし、北向きの部屋でも窓で採光が工夫されていれば、日当たりへの不満はないかもしれません。

まず、部屋を探す際には不動産屋で提示される間取りで、部屋の方角をチェックするはずです。同時に窓の位置と方角も見るでしょう。この時、おおよその明るさの検討をつけているでしょう。

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窓によって光の取り込む量が異なる

実際に内見をしてみると、部屋の中の窓の大きさと位置で採光が十分かどうかが分かってきます。できるだけ天気の良い日で、室内の電気をすべて消して自然光だけでどの程度明るいのかを確認します。新聞や雑誌などを読んで、文字や写真が見やすいかどうかも是非やってみてください。

窓の位置が天井に近いと、自然光を高い位置から取り込むことになり、部屋の奥まで光が入りやすくなります。逆に、低い位置に窓があると、光の入りは弱くなります。

昨今、縦長のはめ殺し窓を目にするようになりました。窓が大きいとタンスなど置くスペースが少なくなりますが、縦長にすると収納スペースの節約ができます。加えて、同じ面積でも縦長の窓の方が、横長の窓より光を多く取り込めます。縦長の窓が2つあると、光が反射して明るさも増します。

日当たりとは違いますが、部屋を明るくなる要素として壁紙もあります。壁紙が白だと、光を反射して幾分明るくなるのです。

日当たりは時間によっても異なりますし、季節によっても違ってきます。限られた時間で判断しなければならないので、想像力を働かせなければなりません。

窓が東側にあれば朝日が、南側にあれば暖かい太陽光が、西側にあれば西日が差し込みます。夏の太陽は高く、冬の太陽は低い位置で移動しています。こうしたことに加えて、1階か2階、窓の高さや位置、方角などで部屋への光の入り方を変えていくのです。

周囲に光を遮るものがないかを調べる

日当たりを判断するなら窓を開けて、周囲に光を遮るものはないかを探します。周囲に高層マンションが乱立していれば、たとえ南向きであっても日当たりは叶いません。低層マンションや民家であっても、1階の部屋だったり、低層マンションより低い位置に部屋であれば希望の日当たりは無理です。

遮る建物の方角や距離も見てください。西にあれば西日が避けられて好都合と、喜ぶ方もいるかもしれませんね。建物の距離が近ければ、遮られる光は多くなり日陰になります。

内見ではすべての時間帯の採光の様子はわかりませんので、周囲の建物の高さや建物との距離も見てやはり想像力を働かせるしかありません。

たとえ北側にしか窓がなくても、周囲に光を遮る建物がない、あるいは建物との距離が離れていれば、明るい部屋であることも少なくありません。

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