冷ご飯の保存と、冷凍ご飯の解凍を美味しくするタッパーについて

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ご飯の保存は冷凍が向いているのはなぜ？

帰宅が遅い家族のためのご飯の保存する場合は、３時間程度。食べきれないで翌日まで保存する場合は、24時間以内。一人暮らしで家事の手間を省くために、ご飯をまとめて保存する場合は、数日ぐらい。ご飯の保存の目的は、家庭ごとに違います。

毎日食べるお米だからこそ、よりおいしく食べる方法を調べてみました。

お米は香りも味も淡泊で癖がないものゆえに、少しの違いも敏感に感じます。炊きたての香り、たっぷりと水分を含んだふっくらごはんも、お茶わんによそえば1時間で、たちまち風味が違います。

2012年に日経電子版に掲載された『ご飯、おいしく保存する7つの方法を検証』で、面白いデータがありました。

ご飯を保存する方法を、電子ジャーで保温、冷蔵、冷凍、電子ジャーに放置、木製のおひつ、セラミック製のおひつ、真空容器の7パターンに分けて行い、10人の被験者にそのおいしさを評価してもらうと言うレポートです。

その中から、電子ジャーで保温、冷蔵、冷凍、木製のおひつ、真空容器の５パターンを記載してみました。最もおいしいとされたのは、真空容器や木製のおひつですが、冷凍も検討しています。

表の見方は、6時間後⇒12時間後⇒24時間後の３つの値を、◎、○、△、×で評価しています。真空容器や木製のおひつは手間がかかります。家庭で行える現実的な保存となると、やはり冷凍保存なのでしょうか？

冷凍の便利な点は、3日～4日までは鮮度を落とさず、食べることが可能なことです。味に糸目をつけなければ、1カ月後や1年経過したものであっても食べられない事はありません。ただし、上記の日経電子版の記事によれば、4日目をピークにして、お米の味は落ちていくとあります。

翌日に食べるのが分かっていれば、冷蔵保存をするお宅も多いはずです。ただ、お米は冷えると老化が始まり、米に含まれている水や粘りを失ってしまいます。

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上記の表にあるように、お米の老化を防ぐためには、例え1日でも冷凍する方が、風味を失いません。冷凍する際は、老化が進むとされている0度～4度の時間を、可能な限り短くする事です。急速冷凍と短時間で熱を加えて、お米を戻すのが、鮮度を保つコツです。

余ったご飯は、空気に触れさせることなく、ラップやプラスチック保存ケースの中に入れて、お米に含まれる水分を蒸発させないようにします。

熱が冷めたら冷凍庫へ入れますが、冷凍までの時間を短縮するために、下にアルミトレーやアルミホイルを敷いておくと、より急速に冷凍ができます。こうすることで、風味を逃さず保存ができるのです。

通常お刺身などは、自然解凍が良いと言われていますが、お米の場合は短時間で高熱を与え、解凍と温めを同時に行います。レンジのワット数は、高い方がよいですね。

お米が老化する温度、0度～4度の時間を縮めるためです。

レンジで温める際に、あらかじめご飯に水を掛けておくと、お米の乾燥が防げます。温まって少しご飯がほぐれた時に軽く混ぜてから、レンジを掛けなおすと、お米が蒸れて温めムラを防げます。このひと手間が、炊きたてのようなふっくらした、ツヤツヤのご飯にするのです。

温めムラやふっくら感にこだわった冷凍レンジの容器があります。フェリシモの『ご飯ふっくらざるで蒸し器効果を発揮する冷凍レンジ容器の会』です。

プラスチック保存ケースにカゴが入っていて、お米から出た水蒸気が、底に入り込みます。下から上がる水蒸気が、蒸し器のような働きをして、お米を蒸らすのです。

この原理を利用すれば、シュウマイや一度炒めたギョーザなどを、温める際も利用できますよね。

容器の高さが3.5センチで、急速冷凍には向いています。温める時もこの薄さなら、熱いところと凍っているところがある、温めムラはなくなります。

順に上に重ねておくこともできますが、縦置きができるので、冷凍室の中で一目涼前です。他の食材に埋もれて食べるのを、忘れることもなさそうです。

プラスチック保存ケースは、ちょうど一膳分のご飯がはいるため、そのまま温めて食卓で使えます。帰宅時間がバラバラの御家族や、一人暮らしの方にもおススメです。

同色が、1回に2個ずつ届き、毎月6色の中からローティションで送られてきます。色ごとに、保存する曜日を決めておくとか、誰の容器か決めておくなどの使い方ができそうです。

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