この記事の目次
傷ませないケアから、修復させるケアへ
髪は死んだ細胞の集まりだから、いくら栄養成分を与えても修復できないという考え方は今や古くなりました。傷んだ髪に保湿成分を与え、潤いをキープさせることで、髪を修復させることが可能だからです。
そのためには、マイナスのケアにも気をつけます。傷んだ髪をこれ以上傷ませないこと。例えば、安価なシリコンシャンプーや、洗浄力の強いシャンプーに飛びつかないことが、大切です。濡れた髪のまま寝てしまったり、真夏に帽子や傘をささないこともマイナスのケアです。
くせ毛や細毛は修復できるのか?
では、くせ毛や綿毛のような細い髪は、回復できるでしょうか?髪は頭皮が作る物だから、既に生えてしまった太さの違う髪や、細い髪は回復できません。
でも、保湿力をついた髪は、幾分水分が入った重みでしなり、くせが伸びてくれます。綿毛のような細い髪にしても、同じで、水分を含んだ髪が落ち着かせてくれます。
現在私は、くせ毛によいシャンプーやトリートメントを探しています。『ん?これは、』と思ったシャンプーを、次々と取っ替え引っ替え代えていますが、シャンプー選びのコツが分かってきました。
というより年齢髪へのケアの技術が、上がってきています。
前回は、CA101という育毛用シャンプーと、トリートメントを使いました。頭皮の乾燥から守るために洗浄力が弱く、顔に使う保湿成分を配合して、私のくせ毛にもばっちり。しっとりとした髪が、ハネを押えて、まぁまぁ見られるところまでいきました。( レビュー記事はこちら。)
年齢髪ケアに焦点をあてた守り髪をつかってみた
今回は年齢髪ケアに焦点をおいた『守り髪』を使ってみました。CA101と比較して洗浄力が強く、最初は『?』でしたが、時間の経過と共に次のようになりました。 最初はパサツキ、次は強いハネ、今はふんわりとまとまりのある髪になってきています。
トリートメントの保湿力はいいねぇ
しかし、守り髪のトリートメントの保湿力は、本物と判断しました。
たっぷりとサクランボ大の大きさを(髪の長さはセミロング)、手にとって馴染ませた後、3分ぐらい放置して洗い流します。洗い流したときに、髪に油分が感じられるくらいだと、トリートメント効果を実感できます。
翌朝の髪のまとまり具合が、ぐーんとアップしました。
シャンプーは泡立ちが凄い
凄い泡立ちが良いので、洗浄力が強いのではと誤解しました。使い始めは、パサツキが気になりましたので、やっぱりと肩を落とします。
でも、違いました。この泡は、ソープナッツ(石けんの実)を使って作られていて、天然の界面活性剤であるサポニンが多く含まれているためでした。
最初はパサついて、使い続けていくうちに、コシがでて、しっとり感と共にまとまっていきました。今は、ふんわりとしたボリュームが出てきています。通常、シャンプーって、使い始めはしっとり感があるけど、使い続けていくと、元の状態に戻ることが多いのに、こちらは逆です。
低刺激から、積極的保湿へと変わる予感
今までのシャンプー市場は、出来るだけダメージを与えないシャンプーが、選ぶときの基準でした。洗浄成分が、石油由来の界面活性剤を使っていないとか、アミノ酸系であるとかいったことが問題になっていました。
これからは、髪も顔と同じ保湿。どれだけ、保湿力のある成分を配合しているかが、興味の対象となっていきます。保湿力があれば、先に書きましたように、くせ毛も細毛も和らげることが可能です。水分を含んだ髪は、手触りがよく、何度でも触りたくなります。髪同士が絡み合うことも少なくなります。光沢感もあり、スタイリングもしやすくなります。
外部刺激からのダメージへの配慮も加わる
顔と違って、日焼け止めを塗ることがない髪は、毎日ダメージを受け続けています。紫外線、外気のホコリや細菌、乾燥した空気を、髪は直に受けているんですよね。
焼き肉屋さんに行くと、一気に髪に焼き肉を焼く匂いが移りますが、ニオイがしなくても毎日外気を、含んでいるのが髪だって気がつくはずです。他にもドライヤーの熱や、ブラッシング時の摩擦、枕との摩擦、ヘアダイやパーマと、ダメージだらけです。
ダメージから守ることを考えられたシャンプーは、余りありませんでした。今あるダメージを補修して、外部のダメージから守り、強い髪にするために開発されたのが、守り髪です。
『うん、いいねぇ~』って思える気配り成分に、惚れ惚れ。特に、アルガンオイルやシアバターなどの皮膚とも馴染みの良いオイルを使用しているところや、加水分解シルクで毛髪のすべりを向上させているところは贅沢な気分になります。
従来と発想がちょっぴり違うシャンプーとトリートメントでした。
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