冷蔵庫のスペースを考えたボトル
熱いお湯で抽出したハーブティーを、粗熱をとったのち冷蔵庫で冷やせるボトルを見つけました。この紹介したいボトルは、冷蔵庫ドアポケットのの狭い方に収まります。(ドアポケットのサイズは一律ではないかもしれません。)
暑い夏はただでさえ、ドアポケットはギュウギュウ詰めで混みあいます。その上、広い方のポケットにしか入らない冷蔵食品は、思いの他多い。写真は我が家の冷蔵庫の中ですが、後ろの広い方のポケットには、瓶詰ブルーベリーとお醤油のボトルが見えます。他にもゴロゴロと。
あの水出しボトルで便利なHARIOのフィールターインボトルでさえ、広い方です。HARIOのボトルにはフィルターが付いていますので、茶葉を入れたままでコップに注ぐことができます。多くの水出しハーブティーの紹介サイトで、取り上げられている人気商品です。が、ポケットは広い方なのです。残念!!
お湯出しもできる冷水筒1.1リットル
冷蔵庫で省スペースなボトルは、ベルメゾンの『お湯出しもできる冷水筒1.1リットル』です。
我が家はハーブティーの作り置き用にした
普通ハーブティーは味と共に香りも楽しむため、温かくして飲みます。でも、夏はそうもいっていられません。冷たく冷やしたハーブティーは、薬草の渋みがのど越しをすっきりさせ、別の楽しみ方もあるようです。
ハーブティーは、水出しできる薬草と、熱湯でしか抽出できないタイプに分かれます。
水出しできるものは、ボトルに入れた薬草の栄養分がじんわりと時間をかけて、冷水に抽出されていきます。お湯を使った時と比べて、渋みがとれまろやかな味わいが楽しめます。
熱湯でしか抽出できないハーブは、味も香りもしっかりしたものが多いのですが、冷やすとなぜか渋みが気になりました。氷を入れてさらに冷やすと、先述したとおり渋みがのど越しをスッキリさせ、うっとうしい夏の暑さを忘れました。
私が試した方法は、簡単。お湯出しの時に使う、ポットにいつもの通りにハーブを入れ、少し時間を置いた後、冷水筒に入れ変える方法です。また、だし汁を作る時に使う不燃布の袋にハーブを詰め冷水筒の中へ入れ、熱湯を注ぐ方法もあります。
お湯を使う時ハーブを長時間入れておくと、えぐみがでてしまうので、水出しの時のように入れっぱなしにするというわけにはいきません。フィールターインボトルの必要性がありません。熱湯で抽出するハーブティーなら、このシンプルな冷水筒がぴったりですね。
省スペースだからこそ、種類の違う冷たいハーブティーを複数置いて飲み分けられます。また、レギュラーコーヒーを抽出して、アイスにするという楽しみもあります。
横置きもOK、野菜ボックスにおける
ドアポケットの狭い方に入ると喜んでいたら、横置きも可能ですし、野菜ボックスにも置けます。
横置きする時は、蓋についているパッキンがねじれていないこと、しっかり閉まっていることを確認して、注ぎ口を上にして置きます。この手順をいい加減にすると、水が漏れてしまいます。こんな風に溝が深く切り込まれていますので、しっかり締めることでボトルからの水漏れを防いでいます。
横置きにして蓋についているハンドルを手前に置くと、ハンドルを引けば取り出せます。
野菜ボックスに縦置きが可能なら、ドアポケットが一杯でも、冷水筒を冷やせます。大家族ならうれしいですね。スリムで形が単純な円柱なので、野菜と野菜の隙間にスッと挟み込んで立てられます。
手が冷水筒の底まで入る
夏の冷水筒は、温度の高い場所に置くこともあり、気が付かないうちに隅の方に、ヌメリがつくことがあります。ヌメリをきちんと取らずに使ったら、なんとお腹を壊した経験があります。キッチン洗剤は除菌率の高いものも増え、洗剤を使って洗えばそんなことも起こらなかったものの、水でさっと洗い流すだけだったのがいけなかったようです。
冷水筒は、洗剤のついたスポンジで隅々まできちんと洗いたいもの、棒の先にたわしが付いたタイプだと、洗い残しが生じてしまいます。
手が冷水筒の底まで届き、隅々までスポンジを動かして洗えます。
素材がAS樹脂で軽い
人気のHARIOのフィルターインボトルの素材はガラスです。見た目がオシャレで、熱いお湯も大丈夫ですが、重いのが難点。
今回の冷水筒はAS樹脂で耐熱温度が100度、耐寒温度が-20です。仮に横置きで冷凍庫に入れても、耐えられそうです。厚みがあり、熱湯を入れてボトルに触れても焼けどをしませんし、衝撃にも強そうです。
そして、なんといっても軽いのが気に入りました。冷水筒を使う夏の間もそうですが、戸棚にしまう時も、ガラス製のように神経質になる必要がありません。
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