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大輪でギュっと密集した花びらが今時なのかな?
川崎市の生田緑地ばら苑(旧 向ヶ丘園ばら苑)に行ってきました。「生田緑地ばら苑」は、日本最大規模を誇るばらの名所と言われています。春には約530種4700株、秋には約440種4000株のバラが咲きます。
ゴールデンウィークを避け、5月18日の平日に行ったのですがやはり滅茶込みでした。ばらはやはり人気が高いのです。ピークをゴールデンウイークに合わせていたはず(?)で、かなり枯れかけているばらも多く、「もう少し早く来るべきだった」と何度もつぶやいてしまいました。
昨今は大輪で花びらが多いことが流行りです。生産者の中には世界的な女優の名前を付ける人が多く、「女性の名前ばかりだ」とぼやく男性が周囲が笑いを誘っていました。

小高い山をトコトコと登る
私は車で行きましたが生田緑地のばら苑は小高い山にあり、トコトコと徒歩で登らなければなりません。足元は歩きやすいウォーキングシューズがお勧め。
5月の紫外線は強く、園内は日陰になるところも少ないので帽子や日傘も忘れてはいけません。コロナ禍で園内は飲食禁止でしたので、熱中症の不安も少しありました。
車で小高い山を登ったところに駐車場があり、費用は500円。
入園料は無料ですが、ボランティアの方たちによってばら苑が運営されています。園内で募金を募っていますのでここは協力したいところです。インターネットのガイドによれば、2分程度で1周できるほどでそう広くはありません。しかし、膨大な肥料が混ぜ込まれている土に、雑草が生えないわけはないなずなのに丁寧に抜かれていました。
気に入ったバラをいくつか紹介
自宅に帰って写した写真を見て、実物との違いに愕然とします。下手な写真ではありますが、感動が伝えられれば幸いです。
章分けは私が勝手に感じたままを、分類しています。
シャクヤクのような大輪
英国のオースチン
英国薔薇の育種家 オースチン作。
ボウベルズ

ジインジニアス ミスターフェアチャイルド

米 ウォーリナー&ザリー
米国 J&P社の育種者のウォリナーと、ウォーリナーの跡を継いだザリーの作品です。
ブライダル ホワイト

仏 メイアン
フェルゼン伯爵

花びらのクルンとしたカールがかわいい
北アイルランド マグレディ
北アイルランドを発祥の地とするバラ育種一家 マグレディ作。
アンクル ウォルター
ばらの足元を見てみると、ひときわ凄い、恐竜のようなすっごい棘を持っています。美しいものほど、こうなのでしょうかね?

英 フレイヤ―
サンシルク

米 スイム
ジョン S. アームストロング

独 クラウス
ロイヤル スカーレット

独 コルデス
ドイルのばらの育種家、育種販売業者。初代ヴィルヘルム・コルデスが1887年にばら栽培を始め、彼の息子たちや子孫が5世代に渡り銘花を作り続けています。美しさだけでなく、寒さや病虫害にも強いのが特徴です。
ブランデン ブルグ

グレーフィン ソニア

ビバリー

仏 メイアン
エデン ローズ

英 ディクソン
エリナ

写真が一杯あるので次の記事に続く
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