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海洋深層水の飲料水でマグネシウムの摂取を試みた

ミネラル豊富、安全性高い、美味しい

多くのミネラルウォーターの産地は、山の湧き水や地下水がほとんどです。海洋深層水はその名の通り、海から採取された水で種類が違うのですね。海洋深層水って、山や地下水のミネラルよりはるかに多くのミネラルを含み、汚染されていない安全な水なのです。

高知県室戸の海洋深層水で作られた飲料水に、『天海の水 Drs’マグネース スパークリング』があります。Drs’マグネースは、マグネシウムやカルシウムが多く含む硬度750の飲料水でありながら、美味しく飲めるように開発されているのです。

飲んでみましたが炭酸水の柔らかい刺激と、びょっぴり甘酸っぱさが残りました。後味がさわやかで、硬水とはとても思えません。軟水のようなさらさら感はないものの、日本人の味覚に合います。室戸岬の灯台

硬水の味に慣れない日本人が、ノンカロリーでカルシウムやマグネシウムを摂取したいなら、ぴったりでしょうね。他にも、海洋深層水の飲料水の魅力について、調べましたのでお知らせしていきます。

地形に恵まれている土地だけが海洋深層水を取水できる

海洋深層水は、海面から200mより深い部分の水のことを言います。地球は言うまでもなく、広大な海でおおわれていますので、海洋深層水自体は、そう珍しくありません。しかし、収水を行うために好都合な場所となれば限られてきます。

高知県室戸沖は、四国の四角形の一つの角の部分にあたります。角の頂点にある室戸岬は、海洋プレートと大陸プレートがぶつかり合う地点で、海底のプレートが押し上げられて隆起した場所です。現在でも隆起が続けらていて、1000年に2mも高くなっているそうです。そんな地形的な条件が重なり、室戸岬から2~3Kmの位置に、急角度の崖がありその深さ1000mにもなっています。

室戸海洋深層水が有名な理由は、収水しやすい場所だったということなのですね。

海洋深層水のミネラル

海洋深層水のミネラルは豊富で栄養価が高いといわれていますが、海水であるために、同じ量の食品と比較すれば微々たる量です。海水は水が主成分ですもの。ミネラル効果を食品と同等にするためには、濃縮させて硬度の調節が必要です。

海洋深層水を飲料水にする手法は、各飲料水メーカーによって異なります。収水した海洋深層水を、電気透析やRO膜を使って、塩とミネラルを除いたのち、主にそのミネラルを利用してブレンドしています。製造方法は、おおよそ3種類に分けられています。

  • 塩分を取り除いたのち、ミネラルは濃縮したうえで陸水に添加し商品化。
  • 塩分だけを取り除き商品化。
  • ニガリ成分だけを取り出し原料とし、陸水に添加し商品化。

海の奥深く太陽光線が入らないために、植物プランクトンは光合成ができないために生息していません。植物プランクトンが食べる、チッソ、リン、ケイ素などの無機栄養塩がそのまま残り、その量は、浅い表層水の領域(海面から200m以内の)の約5~10倍は含まれています。

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室戸岬では、深層水が湧き上がる湧昇流(ゆうしょうりゅう)といわれる場所があります。栄養分が豊富である深層水が、表層に上がり、植物プランクトンが増えているところです。植物プランクトンを食べる動物プランクトンが増え、小魚、大型魚と食物連鎖が続き、海の幸が豊富な場所になりました。例えば、ブリ、マグロ、鯨までいるそうですよ。

室戸海洋深層水のミネラルは、現在高知大学医学部などでさかんに研究がおこなわれています。飲用による健康効果の検証ももちろん、さまざまな商品開発が行われているのです。

海洋深層水を100%原料としたDrs’マグネース

今回のDrs’マグネースは、収水した海洋深層水を100%原料として、塩分だけを取り除いています。この100%海洋深層水を利用しているということに、惹かれませんか?Drs'マグネース

硬度を945【マグネシウム:カルシウム=4:1】に調節した、健康医療です。

従来の硬水の飲みにくさを改良するために、東京慈恵会医科大学 横田郁信教授と、赤穂化成㈱の共同研究の結果、炭酸入りの深層水になっています。マグネシウムの栄養機能食品として商品化されいるため、500ml 1本で、1日に必要なマグネシウム量の31%が、補給できます。

海洋深層水100%を原料としているという言葉には、80種類以上のミネラルの存在を期待できます。特に、現代人に不足しがちなマグネシウム、カルシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛、銅、セレン、マンガンなども含まれています。

少し以前に、炭酸入りの硬水エンジンガーを飲んで、その炭酸の強さに驚きました。でも、硬水の癖を感じさせないためには、これくらいが丁度良いと思いなおしたものです。Drs’マグネースの炭酸はやや弱めです。それでも、硬水にありがちな癖を感じず、十分いけました。ちなみに、私の体調は、エンジンガーの方があっています。

海洋深層水の安全性

海の奥底なので、生活排水や工場排水などが届く心配も少なく、化学物質による汚染の可能性もありません。また、病原菌や病原ウイルスの検出の例もなく、環境ホルモンによる汚染もほとんどないそうです。

太陽光が届かないために、光合成をおこなう植物性プランクトンが発生しないために、きれいな水が保たれているのです。

海の表層と深層の間に、水温が急激に変化する【水温躍層(やくそう)】があり、これがバリア層となっています。このバリア層を通過して、表層と深層が混ざり合うことがないために、深層水は低温のまま、きれいな水が保たれているというわけなのです。

海洋深層水のメーカー

海洋深層水の飲料水を作っているメーカーは、沢山あります。有名なところでは、ダイドーの関連会社が開発した、ミウ レモン&オレンジなどです。地元室戸岬のマリンゴールドも耳にしたことがあります。

いずれも硬度を調節していたり、他の栄養機能食品をブレンドしていたりして、健康を意識した飲料水です。ノンカロリーである水ならではの栄養機能食品なので、わたしはこれからもジャンジャン利用すると思います。

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