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鬼滅の刃なぜ人気?何が一体面白いの?

人情ドラマの設定でありながらモダンすぎる

NHKの夜7時のニュースでも取り上げられるほどの、鬼滅の刃の人気ぶり。

映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入が公開から10日間で100億円を超えました。あの往年「千と千尋の神隠し」では、25日間かかったというのにその半分弱で、映画館に人を集客した人気ぶりです。今、確かコロナ禍ですよね。感染対策を気にしながらとは、とても思えません。

市松模様のマスク

鬼滅の刃は2016年から2020年まで少年ジャンプに掲載され、2019年4月にテレビでアニメ放送されました。何故か、口に竹を縛り付けた少女の映像は目に焼き付いたのですが、まさかこんなに火がつこうとは。。。ですね。

この「鬼滅の刃とは何?」とHuluでちょっと見てみようと思ったら、あっという間に、第一話から二十六話まで見てしまいました。何故人気なのという疑問から始まって、何か一体面白いのかと、冷静に考えてみます。

次に何が起きるのかわからないワクワク感

田舎でひっそり暮らす少年(以後、炭治郎と記す)が、家族を皆殺しにされ唯一生き残った妹が鬼にされてしまいます。妹を人間に戻すために、鬼狩りの一味(以後、鬼滅隊と記す)に加わり鬼と死闘を繰り返していくドラマです。

時代は大正時代で、生活様式もファッションも異文化がどんどん日本に入ってきています。現在、大正時代の着物が和モダンとか、レトロモダンとかでもてはやされていますが、このブームと重なり、登場人物のファッションはかなり飛んでいます。主人公の炭治郎は市松模様の羽織を着て、好みはどうであれ花札のようなイヤリングをつけているのも今風ですね。

このアニメの面白さは、次に何が起きるのかわからないワクワク感。指令で向かう場所を告げられるものの何が起きるかわからない、詳細不明なまま炭治郎は行動します。炭治郎にとっては全ては暗中模索ですが、躊躇はありません。見ている私としては、「かっこいいよね、勇気があるよね」といった賞賛ではなく、次は何だろうといったワクワク感なのです。

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俗にいう正義は勝つといったお決まりの、死闘のシーンばかりではありません。怪我を回復させてもらえる民家に泊まったり、お館の家で裁判にかけられたりと、鬼滅隊の生活様式の紹介も組み込まれています。人気俳優の私生活を覗くようにヒーローの裏側を知るのは、作り物のお話の中であっても好奇心が満足します。

鬼の戦い方も千差万別で、不謹慎ながら従来の海獣や妖怪などの戦いとは別格で、かなり凝った手法の連続です。蜘蛛の糸で、人間を八つ裂きにしてしまうなんて発想は、目から口が出そうでした。

作者の吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)さんは、ゲームで奇想天外な風景を体験することが可能だった世代だからでしょうか。それにしても、想像力が豊かすぎます。

鬼にも三分の理のセリフに刺さる

炭治郎だけでなく、悪役の鬼の方にも鬼にならざるを得なかった事情があり、死闘の合間を潜って、その人間ドラマが描かれます。人として生きる葛藤があったから、こんな鬼になってしまったと、盗人にも三分の理(鬼にも三分の理)のような言い訳がましい展開になっています。でも、言い訳に感じさせないのは、アニメだからというより、全体的な雰囲気がモダンだからでしょうか?

多分、この人間ドラマの中のセリフが、気持ちに刺さるのだと思います。

鬼滅隊の同期のキャラクターはどっぷりと泥臭く人間臭いのに、コメディタッチで描かれているのでジメジメしていません。泣き虫、弱虫でひがみっぽい我妻善逸(あがつまぜんいつ)と、負けず嫌いで単細胞の嘴平伊之助(はしびらいのすけ)は、いずれも炭治郎の足を引っ張るばかりですが、次第に仲良くなっていく筋書きは定番。

鬼滅隊の柱と呼ばれる最高幹部のキャラクターは、冷静沈着でオシャレに描かれています。これもゲーム世代の影響でしょうか?とても戦士とは思えない、かわいらしい少女や女性も加わっています。着物は、大正和モダンです。

ココだけの話

ココだけの話と章題には書きましたが、多分みんな知っていると思います。映画がこんなに人気なのは、映画はテレビドラマ26話の続編、27話の設定になっています。26話は、無限列車に乗り込み、これから戦いに挑むというシーンで終わっています。「次はどんな戦いが繰り広げられるのでしょう」、「次に現れる鬼の人生ドラマは何?」と、「見たい!」「知りたい!!」気持ちにさせられて、多くの人は劇場に詰めかけるのだと想像します。

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