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子供の心を豊かにするキャラクターおせちを探そう

『子供の食事情に問題があり』と知っているお母さんに提案

おせちの由来は、五穀豊穣、不老長寿、子孫繁栄などとされてきましたが、具体的には、栄養価が高くバランスの良い食事をとることでした。江戸時代、田畑を耕す農民の体力増強が、最初の目的だったと記憶しています。 おせちのイメージ

江戸時代や明治時代は、子供の生存率が低かったのは御承知の通り。医療技術が今のように進歩していなかったこともありますが、その大きな理由は、栄養不足だったためです。肉を食べない習慣だったことからタンパク質が不足し、牛乳もなかったのでカルシウムも足りていませんでした。米ばかりを食べて、ビタミンも不足していたために、脚気にかかる人も多かったのです。

明治時代の出産時に死んでいた死産率が10%、生後28日以内で亡くなる新生児も10%だったそうです。正確な数値はないものの、成人まで生きられる割合は6~7割といわれています。

日本の子供は栄養満点だけど

今年の2月に国連児童基金(ユニセフ)が、世界各国の新生児死亡率を発表しています。その数。日本は千人当たり0.9人(0.09%)で、アイスランドは1.0人、シンガポールは1.1人です。ちなみにアメリカは3.7人で、カナダは3.2人です。

もはや日本は、子供の栄養を心配する必要がなくなりました。他の先進諸国と比較しても、自慢して良い数値です。

ただ、食事情は悪化しています。朝食を摂らない、一人きりで食事をする、コンビニやファーストフードでバランスの悪い食事を続けるなどです。こうした食事情の悪化が、イライラする、キレ易い、疲れやすい、無気力等につながると警告されています。子供の肥満も食事情が関係していて、日本の小児肥満(6歳から14歳)は過去40年間で3~4倍にもなっているのです。

食事と知性と心は関係している

食生活の乱れや栄養不足の子供は、心を制御できずに、登校拒否や引きこもり、非行、暴力行為などにつながるデータもあるそうです。この現象は日本に限らず、他の先進国でもいわれていることです。

逆に、食事を誰かと共にした子供は、集中力が途絶える悩みがなく、ファーストフードも食べたがりません。野菜や果物などを、積極的に食べ栄養のバランスも良いそうです。フランスやイギリスでは、12歳までにきちんとした基本の味覚を体験していない子供は、問題行動を起こしやすいという調査結果を発表しています。

食事は、体作りだけでなく、知性や感性を養い、道徳心の高い心の豊かな子供に育てるのですね。 手を上げる子供

おせちは和食を見直すきっかけになる

先日、ベルメゾンの秋の勉強会でおせちを試食しながら、考えました。こうした今の子供の食事事情を改善させられるのは、『おせちなんじゃないかな?』てことです。

年々加熱するおせちの通販で、各メーカーはしのぎを削っています。ただ、子供を引き付ける可愛いだけのおせちではなく、素材や味にもこだわったおせちも次々と現れました。企業のおせち商戦驚くべし。。。で、社会問題を解決する勢いです。(嫌みではありません。)

私は、ベルメゾンのキャラクターおせちの試食を、2012年頃から参加していますが、正直、年々味も作りも本格化しています。当初、ベルメゾンの担当者が、『子供向けでありながら、大人も満足できる味にしたい』と言っていましたが、着実にその路線を歩いています。

おせちは食材のバランスが良い

おせちは、言うまでもなく、【海と山のもの】、【植物と動物のもの】、【煮物と焼き物、生の物、揚げ物】と、満遍なく詰め込まれています。色取り良く艶やかに詰め合わされ、時にはキャラクターの顔が描かれていて、心を躍らせながら食べられます。料理の食感も豊富で色々で、舌触りや歯触りも異なります。子供にとって地味だったはず和食が、味覚を呼び覚まさせ、好きになる瞬間を作れます。

気がつかなかった味覚を発見

ファーストフードやジャンクフードの油の甘みに慣れた味覚が、新たな甘味、酸味、塩味、苦味、うま味を発見します。ハンバーグをほおばる時の歯触りがだけが好きだった子供も、シャキシャキ感やコリコリ感、ジャリジャリ感の歯触りの違いに気がつくかもしれません。滑らかな舌触りが美味しいと思っていた子供も、つぶぶつ感やねっとり感、ざらざら感も楽しめるようになるかもしれません。

市販のおせちには、こうした様々な料理が詰め込まれているからです。

大人と食べてマナーを学べる

しかも、おせちを食べる瞬間は、家族と一緒、或いは親族と一緒です。遠く離れたおじいちゃんやおばあちゃんに、『いただきます』『ごちそうさま』のあいさつを教わったり、箸の使い方などのマナーを指摘されるかもしれません。

年に一度のおせちだけど大切にしませんか?

子供の味覚の感性は、大人と比較すれば遥かに鋭い。年に1度のおせちにこだわったからといって、毎日の食事事情に及ぼす影響はないと考えてはいけません。美味しい記憶と楽しかった思い出はいつまでも心に残り、食べ物の好みさえも変えてくれると考えませんか?

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かつては、栄養不足対策だったおせちは、今は、子供の味覚を増やし、子供が和食を楽しめるようになることにあります。

2018年キャラクターおせちを紹介したい

こんな風に、子供の豊かな心とおせちの関係について、わたしに考えさせたのは、ベルメゾンのキャラクターおせちです。子供が思わず乗り出してしまいそうなワクワク感と、大人でも満足できる味だったことを説明します。

ベルメゾンのキャラクターおせちの種類

ベルメゾンのキャラクターおせちは、9種類。各々のキャラクター毎に、お重箱、お箸袋、風呂敷、お重の中身、プチ袋まで、キャラクターのイメージに合わせて作られています。

お重のデザインに子供の大きな歓声が、お箸袋や風呂敷にはお母様の得したのニヤリが、プチ袋はお父様のため息(笑)が聞こえてきそうなセットになっています。

通販おせちには早割があって、早く予約すればするほど割引率が高くなります。

ミッキーマウスの特段重

1段のお重の中に、すべての料理が詰まったタイプで、リビングが広く核家族化が進むにつれて、1段の大きなお重が増えてきました。

子供の方にお重を向けて、囲むように座った大人が、子供の話に耳を傾けます。何を置いても子供中心な光景が、思わず目に浮かびます。特段重

和風プレミアム四段重

今年2018年は、ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年記念だそうで、お重のデザインは、代表する映画で描かれた歴代のミッキーマウスが、6個書かれています。ミッキーマウスの映画が大好きなお子さんなら、間違いなくこちら。

全てのお重にエビやカニといった赤い海の幸が入り、色取りに気を配っています。同じく全てのお重に、ミッキーの姿をした料理やスイートが入り、ミッキーマウス感満載ですね。 ミッキーおせち四段重

三段重・ミッキーマウス

ミッキーの顔型のお重に、ミッキーマウスがどアップで描かれています。側面には、歴代のミッキーマウスの姿が勢ぞろいで、映画のワンシーンを思い出させます。背景色が、少しレトロな朱色で、大人はノスタルジックな気分を楽しめるはずです。

ミッキーマウスのムースが入ったお重は、子供向けにつくられたものですが、甘いスイーツは控えめに、子供の好きな焼きとうもろこしやテリーヌなども入り工夫されています。 ミッキーマウス三段重

三段重・チップ&デール

ディズニー映画ではわき役だったチップ&デールですが、キャラクターの愛くるしさに人気の火がつきました。森を思わせる緑のお重に、木の実がちりばめられています。チップ&デール三段重

お重の中も、勿論森のイメージ。 ミッキーマウスの魅力にまだ取りつかれていない、小さなお子さんなら、シマリスのチップ&デールが気に入るかも。 チップ&デール三段重

三段重・くまのぷーさん

今年9月14日(金)に公開される『プーと大人になった僕』の映画をモチーフにした、お重箱のデザインです。赤い風船を手に、すこし困ったプーさんの図柄に、自分の子供時代と重ねてしまいました。くまのプーさん3段重おせち

やさしくて、ふわふわっとしていて、どこか懐かしい、そんな気持ちにさせられるお重箱ですね。くまのプーさん3段重おせち

三段重・ミニオン

今年初登場のミニオンのキャラクターおせちです。沢山描かれたミニオンに、思わずニヤリ。

お重の中を見れば、大きな笑顔になりそうな、楽しくて、にぎやかで、はしゃぎたくなるようなおせちに仕上がっています。 ミニオンおせち

二段重・スター・ウォーズ

高学年の小学生男子なら、おすすめと書きたいところですが、成人の男性でもいやそれ以上の方でも、楽しめるお重のデザインです。描かれた最後のジェダイは、【武人画】を手掛けるこうじょう雅之氏によるもの。その渋さに、思わず『カッコいいー』て口から出てしまいそう。

お重の中身も、渋いの一言。 スターウォーズおせち

お重の料理について

お重の中身は、キャラクターに合わせた細工がしてありますが、お料理を作ったところは同じ料亭だったと伺えて、同じ食材も入っています。

おせちを食べ続けた子供は、心が豊かになると考えたお料理を紹介したいのですが、記事が長くなるので次の記事で説明します。

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