悩みやライフスタイルに合わせて選べる
御年配の老夫婦が連れだって、ウォーキングを楽しむ光景を良く見るようになりました。おそろいのトレーニングウエアを着ていたり、リックにペットボトルを差し込んでいる本格派の方もいて、オシャレな高齢者が増えましたね。
高齢者用のウォーキングシューズ
アシックスには、高齢者用のウォーキングシューズを、シリーズで出しています。2013年3月より『ライフウォーカー』といって、高齢者の生活パターンに合わせた、靴の機能を開発しているのです。
若い方のウォーキングシューズのような、効率的な歩行や衝撃の吸収、足に熱をこもらせないといった配慮とは、また違っています。重視する点は、安定性と履きやすさと脱ぎやすさです。
後に詳細を記述しますが高齢者の靴は、つま先の部分がそり上がって、ひっかかりにくく作られています。
アシックスのライフウォーカーのシリーズでは、下記の点に考慮しています。
- 女性用: 膝の負担軽減に考慮した靴
- 女性用: 外反母しに優しい靴
- 男性用 女性用: 雨の日に配慮した靴
- 女性用: 脱ぎ履きし易い靴
- 男性用 女性用: 室内運動用に良い靴
- 女性用: リボンのデザインのおしゃれな靴
健康寿命を守るにはウォーキング
週末の新聞は決まって、高齢者に向けての健康予防と、関連商品のPR記事が掲載されています。いつの間にか健康に関する知識が、増えている自分にびっくり。健康博士になった気分です。
そんな知識から、健康寿命を守るには、ウォーキングが1番。週2回か3回、30分以上と良く書かれています。
まだ若いと思うけどひやりとする事がある
年を重ねるごとに、ひやりとすることありませんか?
私は、車道から歩道に上がる時、段差の高さを読み違えて、足が上がらずつま先を引っ掛けて転びそうになる事があります。じゃり道を歩いていると、石で滑って転びそうになったり、雨上がりも滑りそうで気持ちがびくびくしている状態です。自転車が急に飛び出してきたら、バランスを崩してしまうことも。
まだまだ若いと思うのですが、足の筋肉が衰えて反射神経の衰えも始まっているのかな?バランス感覚も悪く、ちょっとぐらい足を滑らせても転ぶこともママあります。かつては、体が斜めになっても、しなる竹のように元の戻っていたのに変ですね。
年を取ると言うことは、見た目だけでなく体全体で実感することなのかと、ため息が出ます。繰り返しますが、まだまだ若いと思っているんですけどね。『あーっ、年はとりたくないですね。』
介護が必要な時の歩行状態
もっと高齢になって、介護を受ける年齢になれば、布団やじゅうたんに足を引っ掛けて、自宅で転ぶ方も多いそうです。お風呂で足を滑らせたり、庭の芝生の上で滑って転んだりするなどします。
高齢の転倒は骨折につながり、骨がつながりにくく回復に時間がかかるので、長期間の寝たきりの生活が、認知症のリスクにつながるのだとか。
一気に年を取ることはなく、徐々にゆっくりと衰えていき、上記のような状態です。だから、衰えからまぬがれることはできませんが、遅らせるためにウォーキングです。
ライフウォーカーの共通仕様
アシックスのスポーツ工学研究所では、高齢者の履き心地や歩きやすさのデータを集約、分析した後に、靴を開発しています。 いずれの靴にも共通していることは、つまずきにくい工夫、安定性、履きやすさ、脱ぎやすさです。
つまずきにくい工夫
つま先部分を少し上げて、つま先の底の部分はひっかかりにくい素材である樹脂パーツを貼りつけています。
下記の写真、手前が高齢者用の靴、後ろ側が普通のウォーキングシューズです。前後なので、分かりにくいですね。)
安定性
先端部分や横から見た時は、気が付かなかったのですが、下記の写真のように靴を置くと、かなり、幅広なのがわかります。通常の靴のワイドサイズ3Eの幅です。
接地面積を広げて3点支持で、歩行時の足にかかる力を分散させてくれます。小指側の底の部分は厚みを持たせて、足の指全体を使ってバランスが取りやすく設計されているそうです。
履きやすさ、脱ぎやすさ
上記の写真は、幅広であることの他に、履き口が大きいことも気づきました。履き口の両サイドに、ゴムを採用して、脱ぎ履きしやすく、フット感を両立させています。
足の甲の所に面ファスナーをつけて、大きく広げられるようにしたものが、下記の写真です。しかも靴の素材は、やわらかく軽いので、余計な力が要りません。
ライフウォーカーより2点紹介
ライフウォーカーは、色、機能ごとに多くの種類がありますが、人気の靴を2点。
ライフウォーカー®ニーサポート500
女性用で、膝の内側にかかる負担を軽減してくれるウォーキングシューズです。つま先の部分が少し上がっていて、ひっかかりと、つまずきを防止します。かかとの部分も少し、路面からあがっていて着地の安定性を考慮しています。
剥ぎ口はゴムで、スムーズに履いたり脱いだりが可能です。
ライフウォーカー®400W
親指の付け根がくの字に曲がる外反母しは、放置しておくと転倒する危険があります。
外反母しにありがちなのは、土踏まずのアーチ(縦アーチ)のカーブが小さく、かかとが内側に倒れやすいためです。中指の部分が高く、親指と小指が低くなる横アーチも壊れて直線なのもいけません。靴の内側を、立体的な形状にすることで、縦アーチ、かかとが内側に流れるのを防止、横アーチをサポートさせます。
横幅は広く3Eタイプ、履きやすくしなやかな素材で、足にフットさせた靴です。
他
靴の通販には無理があると、最初は考えていました。しかし、アシックスの公式サイトに『靴のサイズ簡易測定シート』がダウンロードできるようになっています。
自宅でゆっくりと、紙の上に足をおきながら測定できるので、かえってお店で履くより気が楽かもしれません。
また、現在キャンペーン中でウォーキングシューズを購入すると、今治タオルがもらえます。数に限りがあるので、お早めに。
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