ベランダで野菜を、花鉢を育てる手軽さで栽培する
家庭菜園が好きだった母も、めっきり年を取って、もっぱら草むしりと庭の植木の剪定(せんてい)ばかりになっています。でも、本音は、いろいろな野菜の栽培にも挑戦したいって思っているはず。
植木が大好きな母は、ちょっと気弱
『宅配でミニトマトの栽培キットがあるよ。』と伝えても、母の一瞬の目の輝かせ、ドキッていう心臓の音が聞こえた気がするけど、無理してそっけない様子を見せます。何度も何度も、しつこく聞いてみたら、うまく育たないネガティブな記憶が、母のやる気をなくさせているようです。
『この頃は、うまくいかないのよぉ』と、水仙を植え替えたものの、成長が芳しくないようです。昨年には、長年育てたイチジクが実をつけたものの、全部鳥に食べられてしまったことも、残念でならないのでしょう。
小さなミニトマトの栽培キットをサイトで見つけた時、外出も思うようにできなくなったお年寄りの趣味にピッタリって思ってしまいました。しかも通販なら、持ち帰る手間もありません。
別に、食卓をにぎわそうとか、食費の足しにとかというのではなくて、芽が出て、葉が出て、実をつけ、赤く色ずいていく様子が楽しいのです。幸運にも、一つでも二つでもガブリとかぶりければ、きっと目をキラキラさせて喜ぶに決まっているって思うのです。
プランター付きのミニトマト栽培キットを購入
興味がある癖にやる気がない母を横目で、『花くらす*野菜くらす』で扱っている、プランター付きのミニトマト栽培キットを購入してしまいました。
プランターといっても、発砲スチロールです。不安がいっぱいの初心者にとっては最初から、りきんでみてもしょうがありません。ちょうどいい、ピッタリ。
さらに、たった5分で手を汚さずに、トマト畑を作れるという記事に、背中を押されます。私が頼んだのは、ベランダで収穫!おうち畑Sサイズ2個入り、『そのままパクッと元気野菜』です。きゅうりとトマトで、2種類入っているので、食いしん坊の私は、何だか得した気分になれて幸せです。
注文して1週間で届きました
宅配便のお姉さんが大切そうに抱えた荷物は、こんな風に周囲をプチプチの緩衝剤で覆われています。上下も指定されているんですね。
プチプチを剥がしてみたら、色どりあでやかな模様が目に入ります。ちょっと、ベランダに置くには派手よね。でも、日差しの強い季節には似合うのかも。。。。
開封は、ワンタッチ。表裏を張り付けたテープが長めにとってあり、まるでおせんべいの缶を開けるように、ジャーッと、箱を回しながら剥がします。うぁーっ、ストレス解消できた!
フタを開けてみると、こんな感じ。ちょっと、肥料の臭いがしました。
上にのっているのは、以下の通り。
- ネームプレート
- ネームプレートはさみ棒
- 覆土
- 種シート
- 肥土
- 取扱説明書
下の写真は、左がトマトで右がきゅうり。(あはっ、栽培の説明書の他は、全て同じのようです。)
では、畑づくり
箱の下にしっかり、フタをセット。
水やり
土はふわふわでやわらかいので、ゆっくりと水をかけていきます。そうしないと、土が浮き上がって水が浸透して混じりません。また、乾いた土が送られてきますので、辛抱強く水をかけ続ける必要があります。
まんべんなく、水をかけ終わった状態。
種シートを置きます。
これが種シートです。
すみません、最初はただの紙かと思ってゴミ箱へ捨ててしまいました。説明書に種シートと書いてあるので、慌てて取り出しています。
下の写真は、左がトマトで右がきゅうり。きゅうりの種って赤いんですね。いやいや、これはコーティングされているだけの話です(^_^;。
覆土をかけます。
土がやわらかいので、風の強い日は風よけのあるところで、作業をすると飛びません。
思いの他、種の上に分厚く土がのります。
再び水を土の上から掛けます。上の写真と比べると、土の量が増えたのが分かります。
ネームプレートを準備
ネームプレートに、野菜の名前、植えた日と収穫予定日を記入して立てます。
日当たりが良く、毎日眺めておける場所を探したら、私の部屋の物干しがぴったり。狭くて、ほとんど活用していなかったけど、ピッタリ収まりました。
19.5センチ×15センチ×11センチ(縦横高)の小型のプランターは、これからの私の生活を楽しくさせてくれそうです。
m(_ _)m 残念、当商品はただ今取り扱っていません。
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