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お尻が冷たい原因と、お尻の冷えが招く不調

女性だけでなく男性もお尻の冷えに悩んでいる

女性のお尻の冷えは脂肪が多いとか運動不足で、原因が明快です。実はスポーツを欠かさない筋肉質の男性も、お尻の冷えに悩まされています。それは、男女問わず中高年に多い、梨状筋(りじょうきん)という筋肉のコリが原因です。

腰やお尻の筋肉にコリは、腰痛を抱えている人や、ディスクワークで長時間座り続ける方など血流が滞って発生します。逆に、中腰の姿勢での草むしり、ゴルフなどで、梨状筋に負担がかかりコルます。

こうしたコリが下半身冷え性を招き、逆に上半身は熱い『冷えのぼせ』を、引き起こすのです。

筋肉のコリと一緒に、お尻の冷えの原因を探ってみることにしました。

  • 梨状筋のコリ
  • 少ない筋肉と硬い筋肉
  • 筋力の低下と骨盤のゆがみ
  • 自律神経のバランスの低下

梨状筋のコリ

梨状筋(りじょうきん)とは、仙骨と股関節をつなぐ、洋ナシの形をした筋肉です。梨状筋がコルと坐骨神経が圧迫されて、その中にある交感神経が緊張して足への血流を減らします。坐骨神経痛を引き起こすとともに、血流の低下から冷えも生じます。 梨状筋の場所

梨状筋のコリの原因は、長年の姿勢の悪さ、運動不足、腰痛、骨粗しょう症の痛みが引き金です。また、草むしりなどの中腰の作業、ゴルフ、長時間の運転などが、梨状筋に負担をかける同じくコリを発生させてしまいます。

対処法はコリをほぐすソフトボールによるマッサージ、漢方薬を飲む、指圧や鍼などがあげられます。

コリをほぐすソフトボールマッサージ

フジテレビで放送された健康情報番組『その原因Xにあり!』で、北里大学の伊藤剛先生が、冷え性不眠の原因はお尻のコリ(梨状筋のコリが主)にあるといっていました。

梨状筋の下には、交感神経が通っていて、この交感神経が血管の太さをコントロールしています。梨状筋がコルと、交感神経を圧迫し刺激します。結果、血管を閉めてしまい下半身の血流が悪くなり、足先が冷たくなってしまうそうです。

この番組の中で、お尻ボールほぐしの方法が紹介されています。

  1. ベッドなどの柔らかい場所に仰向けに寝て、両膝をたてる。
  2. ソフトボールを「臀中(でんちゅう)」というツボの下に置く。
    ※臀中の位置:左右のお尻の中心。目安は、骨盤の下の骨と太ももの付け根のでっぱりを結んだ線を底辺とし、正三角形を描いた時の頂点。
  3. ボールを置いた反対側のお尻を浮かせて、ボールに体重をかけてツボ「臀中」を刺激する。
  4. 寝る前に左右の「臀中」を、それぞれ30秒ほど刺激する。
    ※試される場合は、安全な環境のもと体調に留意して行ってください。

臀中(でんちゅう)の場所

漢方薬

コリに使われる漢方は、八味地黄丸(はちみじおうがん)、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)などです。

八味地黄丸は8種類の生薬からつくられ、足腰や泌尿生殖器など下半身の衰えで良いとされています。冷えには、筋肉や骨に栄養分を与え水分代謝を良くする作用が期待されているようです。

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牛車腎気丸は八味地黄丸の生薬に、体を温めて血行を良くする生薬や、余分な水分を排出する生薬を加えています。

指圧や鍼

お尻の筋肉は何増にも重なり合って相互作用しています。いずれかの筋肉に、つっぱりやコリが起きれば、連鎖反応していきます。梨状筋だけではなく影響のあるお尻の他の筋肉にも、鍼や指圧を施してもらいます。

少ない筋肉と硬い筋肉

筋肉が少なかったり硬いと、体温の熱の上昇が望めません。人の体の熱の上昇の約40パーセントは、筋肉を動かすことで発生しています。筋肉によって、老廃物が押し出されめぐりが保たれていますが、少なかったり硬かったりすることで、老廃物が溜まりセルライトを作ります。セルライトが、リンパの流れや血流を妨げて、お尻の冷えにつながっているようです。

筋肉の減少は、運動不足と老化による筋力の衰えからきます。ウォーキングやストレッチなどを取り入れて、筋力アップを行い続けます。

筋力の低下と骨盤のゆがみ

筋力の低下と骨盤のゆがみが、血行不良を引き起こします。手足などの末端の筋肉が低下すると、心臓に血液を送り返せません。骨盤のゆがみはおしりの筋肉が硬直させ、坐骨神経を圧迫して血行を妨げます。

骨盤のゆがみは、足を組む癖があったり、カバンをいつも同じ側で持ちつづけるなどで生じます。こうした癖を直すことと、生活に運動と筋肉トレーニングを取り入れます。

ファッション性を重視するあまり体を締め付ける服装も、血行不良を招きます。キュッと締まったファッションは魅力ですが、冷えを引き寄せることも承知しておきましょう。

自律神経のバランスの低下

寒くなると、体は内臓を守るために、体は手足の血管を収縮させて血液の流れを少なくさせます。これは交感神経の働きで、できるだけ体温を外気に奪われないようにする防衛本能です。体は手足が冷えても、内臓の冷えは守ろうとするからです。

この交感神経の働きが弱いと、手足の冷えが内臓に届きます。内臓が冷えれば、お尻、骨盤、太ももなどに冷えが伝わっていくのです。このようなことは、自律神経のバランスが崩れているために起きてしまいます。

自律神経のバランスを狂わせる原因は、人によって異なり複数絡み合って起きています。生活習慣の見直しを行いながら、ストレスを解消する方法を工夫するなどを行っていきます。

お尻の冷えが他の病気も引き寄せる

お尻は脂肪が集まっていますので、冷たくなりやすいのですが、あまり冷やしすぎると、おなかに集まっている多くの臓器に影響を及ぼします。

女性の場合、お尻から冷えが伝わり、内臓や胃が冷えると子宮も冷えてきます。また、骨盤の冷えは、筋肉の低下です。こうしたことが続くと、生理痛、生理不順、不妊、ホルモンバランスのくずれなどをおこしやすくなっていきます。

いずれにしても、腸が冷えれば、腸内に生息している細菌の動きが鈍りますので、腸内環境の悪化を引き起こします。腸の健康は免疫力につながりますので、風邪をひきやすくなったり、便秘の原因になるのです。

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