ペチュニアが縦に花をつけ続ける
種から育てるのは3回目のペチュニアですが、いつも不思議に思っていたのは、茎1本だけに次々に先端に花をつけ続けてしまいます。それでも、花数が多いのでなんとなぁーくボリューム感がでて満足していたのですが、ほふく状にこんもりというわけにはいきません。

そして、知りました。ペチュニアは茎をのばした段階で、ピンチ(摘芯)をしなければ横に脇目を新しく作りません。ピンチ(摘芯)とは、勢いがある生育段階で花をつけたまま、茎の先をカットすること、、、のようです。
花屋さんでみるペチュニアの苗は、1苗に少なくとも3本くらいは枝をもっていると見受けられます。既に、花屋さんは1回目のピンチを行っているのではと思うのです。なので、購入した苗の場合は、ピンチをしなくてもこんもりとまでいかないまでも、そこそこ楽しめるのですね。
私が種から育てると茎1本だけしか作りません。種から育てる際のピンチの時期は、悩ましいものがあります。『ペチュニア ピンチ』のキーワードで検索した動画でさえ、ふさふさの花を沢山つけたペチュニアを大胆に切り落としています。
枝分かれしないのでそのまま放置していると、そのたった一つに茎に花がぶら下がっていきます。まるでブドウの房のようです。
今回は1輪の花をつけた際、「ええーい、切ってしまえ」と指でつまんで切ると、下の写真のようになるほど脇芽が増えました。そうであったのかと、反省ひとしきり。

花栽培農家の方は、ピンチ(摘芯)とか切り戻しは普通のようですが、たぶん多くの人は知りません。殊にペチュニアに関しては、花を咲き終えて枯れた後の切り戻しとは違い、最も勢いがあると花ごと切らなければなりません。ちょっぴり、涙。。。

2~3回のピンチがこんもりの秘訣
今回学んだこと。
ペチュニアを種から種から育てる場合、最初に花をつけた際その花の下側からピンチを行います。さらに、脇芽がでて次に花が咲いたとき時も、また、ピンチを行います。2~3回繰り返すことで、どうやらペチュニアをこんもりさせられます。
ちなみに調べてみると、ペチュニアの種類によっては、ピンチしなくても脇芽を増やし枝を広げていくものもあるようです。
園芸は深いなぁ~。
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