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サバの水煮缶で簡単ランチのレシピを探そう

サバ缶は生活習慣病予防の他にも魅力が一杯なのだ

生活習慣病のブームにのって、スーパーで品薄になりかけているサバの水煮缶ですが、私も少なからず影響を受けています。写真の本『さば水煮缶』のレシピを、活用しています。

『さば水煮缶』のレシピは、冷蔵庫にある残り物野菜を使って簡単ランチに使えるものばかりです。サバの水煮缶

ただ、サバ缶の材料が2人分で1/2缶の分量と書かれていると、残りの1/2缶はどうしようとストレスを感じます。缶詰といえど鮮度が気になるサバで、1度サバ缶を開けたら、2日続けてサバ缶メニューを食べなくてはなりません。もし、1人ランチで作る場合は、4日続けてサバ缶を食べなくてはなりません。こんなにブームになったサバ缶なのだから、小さなサイズのものが出てもよさそうですよね。

とはいえ、生活習慣病はもとより、安い、簡単に調理ができる、おいしい、食材を選ばないサバ缶は、魅力一杯です。レシピ本を活用して、健康管理に役立てたいものです。

食べるシーン毎にレシピが並んでいる

『さば水煮缶』のレシピは、サラダ、麺類&パスタソース、汁物、メインディッシュ、副菜などと分類されています。白身魚と違い、脂を含んだ青魚は、調理する素材を引き立ててくれます。鶏肉の調理のように味付けを駆使することなく、さっと和えるだけで食べられるのです。

夕食用のメインディッシュのレシピも、手軽にできます。調理済みの缶詰なので、魚をさばいたりグリルを汚すことはありません。夕食で魚をメインディッシュにする場合を考えると、かなり楽なのです。

製造過程で100度の殺菌処理を施しているので、骨が柔らかくなり食べられます。身の栄養だけでなく、骨のカルシウム分もとれてしまうのです。カルシウムの体内の吸収率を高めるために、品数が増える夕食にサバ缶を使うのはよい方法です。

ちなみに、サバ缶はビタミンKが含まれる青菜類と一緒に摂ると、カルシウムの吸収率が高まるといわれています。

どうしてもランチを連想させるレシピたち

用途別に分類されたレシピのうち、サラダ、麺類&パスタソースなどは、やはりランチメニューを連想させます。この本は、ランチ用ねと勝手に決めてしまいました。

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家族がいてもついつい手を抜いてしまうランチ。一人ランチの時は尚のこと、前の晩の残り物で済ましてしまうことも少なくありません。

当書籍のレシピは、本当に簡単で、一人でもおっくうではありませんでした。レシピと同じ食材を揃えなくても、想像できる味ということもあり、他の食材で代用もできました。

用途の分類の中に、お弁当のおかずも用意されていました。紹介されている料理は、なるほどダシが出にくいもので、冷めてもおいしくなるな工夫がありました。ここでの調理で使う食材も調味料も、どの家庭でもあるものばかりです。

定番の家庭料理をサバ缶で作る

定番の家庭料理であるハンバーグや肉じゃが、ピーマンの肉詰め、餃子で使う肉を、サバの水煮に変えて紹介しています。馴染みの料理で敷居が低いというか、何のためらいもなくサバの水煮缶さえあれば、すぐにキッチンで調理に取り掛かれます。

肉を魚に置き換えるとコクがないとか、味にしまりがない気がしていましたが、実際作ってみるとサバのうまみが楽しめる味に仕上がっていました。

自分の気になる体の弱点を絞った調理を選べる

著者の女子栄養大学栄養クリニックは、50年も前から生活習慣病の予防と改善に取り組んできた病院です。レシピの紹介だけでなく、サバ缶が健康食といわれる所以について、簡単にまとめられています。

もし、健康診断で中性脂肪やコレステロール、血糖値、血圧、腎機能、肥満のいずれかに要注意となれば、その人に合ったレシピがこの本の中で探せます。

それは、調理ごとに【血圧を下げる】【血糖値を改善】【コレステロール値を改善】【老化防止】【血液サラサラ】とインデックスがつけられ、予防が期待される場合は、濃い色に塗られているためです。また、調理ごとに、一人分のカロリー量と塩分含有量も明記されています。

例えば、私の場合、コレステロールと塩分が気になるのですが、【コレステロール値改善】で塩分量が2g以内のものを選んで、調理すれば良いと判断できるわけです。だた、ほとんどの調理が、【コレステロール値を改善】【老化防止】【血液サラサラ】の3つに濃い色で塗られていて、やっぱりサバは凄いと改めて感心してしまいますね。

生活習慣病に良い食材は、より簡単に食べれるレシピを知って損はないと思える本でしたよ。

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