クリスマスツリーの次は、おとなの空間
旦那の仕事を月2回ぐらいは、お手伝いしています。先日伺ったお宅のリビングは、植木鉢だらけで、まるで部屋全体が森林のようです。気温の下がる冬に鉢植えを、屋外に出しておくと、弱ってしまうので室内に入れているのだそうです。
そうそう、出窓にも、掃き出しの窓にも、本棚の上も、ソファーのテーブルと至る所に置かれています。
昨年はそんな部屋に、私の背丈ぐらいあるクリスマスツリーを置いてあったので、もう足の踏み場が無いくらいの状態です。でも、緑に囲まれた生活も悪くないわねって、こちらにお邪魔した後はいつも思うのです。今年もそう思いました。
寒い冬に花をつける、南国の花に感動
胡蝶蘭は南国の国で育つものだと思っていたのに、こんな寒い冬でもしっかりと花を咲かせているミニ胡蝶蘭があるのですね。日比谷花壇のサロンで、展示されていました。ミニ胡蝶蘭『サクラン』って名前がついているのだそうです。
なるほど、良く見ると桜の花に良く似ています。
桜を思わせるそのたたずまいに、ジャパンフラワーセレクション2009において、「ベストフラワー賞」「モストジョイ特別賞」をW受賞した花なのだそうです。
桜の小枝をあしらった布で、植木鉢がくるまれています。
寒くてなかなか屋外に出るのもおっくな季節。そんな沈みがちな気持ちを引き立ててくれるような、可愛い花をつけた鉢植えがあれば、心も自然に温まるに違いありません。
植物を大切にするお宅なら、こんな寒い季節に可憐に花をつけている胡蝶蘭を、気に入らない訳はありません。
子供が成長して、もう大きなもみの木のクリスマスツリーもそうそう喜ばなくなったお部屋に、ちょっと今年は大人のムードで迫ってみるのもよいかもしれません。先日お邪魔したお客様に、思わずすすめたくなる鉢植えです。プレゼントはちょっと高くて無理そうだけど・・・
展示会で日比谷花壇の方が話していましたが、こうした胡蝶蘭は(サクラン)は花を咲き終えた後、茎の節のところで切ってあげると、何年でも花をつけて楽しませてくれるのだそうです。あまり下の方の節から切ると、新しい花芽が育つのに時間がかかります。
温度は5℃(10℃~30℃)を下回らないように注意して、花が咲いている間は水やりをできるだけ控えめにすることがポイントとなります。
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