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白髪とL-システインの勘違い

成分が決め手になるわけではない

皮肉なもので、白髪が気になる頃は、顔のシミやくすみに悩まされる年頃です。

ちょっと昔、美白を強く望む女性は、ビタミンCとL-システインがたっぷり入ったサプリメントを接種して、毎日肌の色をチェックし続けたものです。昨今では美白サプリや日焼け止めサプリといった、ダイレクトに女性の気持ちを揺さぶるネーミングサプリも出現し始めました。

紫外線対策用サプリのイメージ

メラニン生成抑制の副作用

そこでふと気になるのは、L-システインの働きにあるメラニン生成抑制の働きです。「白髪って、メラニン細胞つくるメラニン色素が減少することで作られるじゃなかったっけ。」と、思いついた女性の多くは、L-システインを飲むと白髪が増えるのではという恐怖にかられます。

なるほど、アマゾンで売られているL-システイン錠剤の口コミには、白髪が増えたといったコメントもちらほら。そもそも、シミやくすみに悩まされる年頃は、白髪の悩みも始まっているので、単なる老化現象とも思えます。

果たしてL-システインが原因で、白髪が増えたかどうかはあやふやです。医師のコメントを探してみても、白髪が生えるシステムは全て解明されているわけではないので、はっきりしたことはわからないとあります。

昨今のL-システインの販売元では、L-システインとビオチンを一緒に飲めば、白髪の副作用が抑えられるようだといったことを落としどころにしています。

メラニン色素の量は、シミ・くすみと白髪に関係しています。したがって、メラニン色素を抑制させるL-システインは、白髪を増やすという論法になってしまうのですね。

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シミやくすみの作られ方

皮膚のメラニン色素が作られる原因は、紫外線です。強い紫外線を浴び続けると、ダメージを防御させるためにメラニン色素をつくります。メラニン色素は、過剰な光を吸収して悪影響を体内に及ぼさないようしてくれるのです。

一時的な日焼けであれば、黒くなっても日にちが経過すれば、黒くなった皮膚ははげ落ち、また元の肌色に戻ります。

しかし、何らかの原因によって過剰に生成されたメラニンが、排出されないとシミやくすみとなって残ってしまうのです。

このメラニン細胞がメラニン色素をつくる働きは、緊急時のみの仕事です。

黒髪の作られ方

毛髪は毛母細胞によってつくらますが、この時は透明無色です。毛髪が作られた後、毛根の下にあるメラニン細胞がメラニン色素を作り出して髪の色をつけます。

毛髪は頭皮の紫外線ダメージを防いでいます。美容院で髪の色素を抜いてしまうプリーチをすると、紫外線から頭皮を守れなくなります。

メラニン細胞にとって毛髪に色を染色することは、常に行っている仕事でありルーティンワークです。私は勝手に考えます。人の体のルーティンワークを、サプリを飲み続けたぐらいで、そんなに大きく変化するのでしょうか?

メラニン細胞が、加齢、ストレス、病気、頭皮環境の悪化等してダメージを受け続ければ、メラニン色素が作る機能が低下して白髪になります。

実際、加齢による白髪はメラサイトそのものが消失して起きる場合が多いので、黒い髪が戻る可能性はわずかです。一方、L-システインによる白髪の場合は、服用中止をすれば黒髪に戻せるといわれています。単にメラノサイトの働きを、弱めているだけだからです。

今ここにかける精一杯のことは、L-システインを飲む場合推奨されている量以上を摂取しすぎないようにすればよいというぐらいです。

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