出先でも白髪メイクが可能
大切なイベントの日に限って、白髪に気がつくものです。しっかりとフォーマルのドレスに着替えた後なのに、『よりによって前髪の一番目立つ所に白髪が』となります。
手を汚さずに、洋服にも掛かることがない、ステック型の白髪染めは便利です。速乾性で、ツヤのあるものを選べば、白髪で悩まされた憂うつな気分も一掃させることができます。 
まるで黒いマジックを塗るような発想?
白髪の部分が束になって集まっていたり、白髪染めの色が抜け始めると焦ります。急に出かけなくてはならないとか、髪をアップにした瞬間に白髪が目立っていると、黒いマジックを、持ってきて塗りたくなるものです。
ステックタイプの白髪染めが増えました。きっと最初の発想は、即効で白髪を隠さなくてはならない外出前に、黒のマジックで染めたいと考えた人がいるからに違いありません。
スリーエムから『綺和美』という白髪染めステックタイプが、登場しました。下の部分のスプリング状のボタンを押すことで、中の容器に入っている白髪染料が上に上がる仕組みです。 
もともとお出かけ前の一時的な白髪を隠すためなので、髪で隠れて見えない白髪に気を配ることはありません。まんべんなく塗らなくちゃといけないことも無いのです。分け目の部分と風で髪が舞いあがった時に見えないように、カバーできればそれで『良し』となるはずです。
ただ、綺麗に染めている時に妥協したくないのは、生え際と地肌の白髪となります。アップにした時、どうしても目立ちますよね。
ステックタイプの白髪染めの選ぶ基準って何？
こうしたステックタイプの白髪染めは、どんどん増えていきます。子育てを終えた女性も次々と社会進出をしていくはずです。毎日、髪をとかしメイクをすることに加えて、白髪のチェックも女性の身だしなみに加わるようになりますね。
白髪メイクもスキンケアやメイク同様に、自分の目や肌でチェックしていきたいものです。 
優しい成分であることが一番
ステックタイプの白髪染めの選ぶ基準は、生え際を塗る時に、染料が地肌についても安全であることが大切です。
通常の白髪染めのように、髪に塗った後に15分～20分ぐらいの待機時間を経た後、洗い流すのではなく、10時間近く放置している訳です。頭皮（地肌）に付いてしまえば、同じ時間だけ負担がかかるはずです。
メイクの負担が明らかになったこの頃、頭皮に優しいことを最初から明記しているメーカーは多いですね。
今回使用してみた、『綺和美』もそんなステックタイプ白髪染めとなります。 
服を汚さないが二番
二番目は、液だれしないこととなります。洋服を着たままつける、とりわけ外出直前に白髪に気づいてとか、外出先で使う場合は、液だれして、洋服についてしまったら致命的です。
液だれする原因は、染料に水分が多く含みすぎていることと、ハケに沢山染料を載せると垂れてしまいます。
ワンプッシュづつ適量がでて、塗る度に染料を出すものは、1回の量を心得ています。綺和美を使った時急いでいた為に、一度に染めようと一気に染料を、刷毛の中に出してしまいました。一滴垂らしてしまいましたよ。洋服の上ではなかったので、助かりました。 
でるクリームが固いと髪に馴染まず、力を入れてこすったり、馴染みきらないクリームが下に落ちることもあります。硬さ加減も重要なのです。
綺和美は、一見クリームが固そうに見えますが、髪に馴染ませるとスゥーと浸透してくれました。
速乾性が三番
三番目は、直ぐに乾燥して手や衣類を汚さないことです。染料が乾くと髪が固まってバリバリになりますので、流れるようなサラサラ感を重視したいならドライヤーを使います。ドライヤーをかける手や顔に黒く染料がつくと、折角ステックタイプで手を汚さずに白髪を染めたのにと、がっかりするのです。
顔に付いた黒い染料を落とすのが面倒で、上からファンデーションを塗ってしまった私に自己嫌悪を感じたことがあります。
綺和美は、速からず遅からず、20分位で乾きました。 
四番目以降
重要度はガクンと落ちますが、ある種の期待感もあります。出かける前の一時的なカバーですが、しっかりと染まってくれればいいのとか、色落ちの期間が長ければ良いのにとかといったことです。
色やデザイン、刷毛の柔らかさなども、好みが出て来ます。綺和美の大きな特徴は、白髪染めをいれるポーチが付いていることです。ベルベットの高級感を感じる布で、出先に取り出してもそれほど違和感がありません。
いざという時の為に、会社のロッカーに入れておいても、一見何か分からないのがミソだって思います。仕事を持つ女性にとって、『しまった』は大きな心のストレスです。四番目以降に書いてしまってなんですが、重要度は高いですよね。 
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