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同じ白髪染めでも人によって、染まりやすさが違う
一度旦那に、利尻白髪染めトリートメントを使わせたら、驚くほど染まりませんでした。気に入ると思ってすすめたのに、いささかびっくり。結果、同じ白髪染めでも、染め方によって、染まりやすくしたり長持ちさせることができると分かりました。
以下に染めやすい白髪染めトリートメントの方法を書きましたが、私の個人的な意見も強くなっています。『違うんじゃないのぉー』と思っても、どうか、温かい目で見てやってください。
1回1回の白髪染めを丁寧にきちんと行う
元々、髪内部に染料を入れ込むヘアカラーと違って、マニキュアタイプの白髪染めトリートメントは、染まらないのが定説です。何日も回数を重ねることで、色を重ねながら染めていきます。
ただ、いくらトリートメントタイプといえども、白髪染めの頻度が多ければ、髪に負担がかかります。
髪に染料をなじませる時や、髪内部へまんべんなく染料を入れる時に、何度もコームでとかし続けるからです。染料で髪は濡れて、キューティクルも膨張してはがれやすい状態の時に、コームの摩擦は相当ダメージが大きいのです。
白髪染めの回数を減らすために、常に、染めやすい方法で行いたいものです。
髪についた汚れを落とす
多くの白髪染めトリートメントは、シャンプー後に使うように取扱説明書に記載されています。髪についている汚れの上から染めても、汚れが邪魔をして、染料が均一に塗れません。
髪の汚れがホコリだけなら、ブラッシングで落とせばなんとかなります。しかし、スタイリング剤やヘアクリームなど、髪をコーティングさせるタイプのものは、白髪染めを定着させません。
2日以上シャンプーしていない髪も、頭皮からの皮脂が髪を覆っていますので、白髪染めを邪魔します。
シャンプー後の白髪染めは、こうした髪に付着した物質をとるためですが、髪に残った水分が染料を薄めるデメリットもあります。薄め液よりも、原液の方が効果が高いのは、美容液だけでなく、白髪染めも同じです。
乾いた髪で白髪染めするなら、前日のヘアケアはシャンプーのみにします。できれば、ノンシリコン系のシャンプーであれば、髪に余計な皮膜を作らないので、なお良いです。
白髪染めの前は、ブラッシングを軽く行い、1日のほこりを取り除いてから行いましょう。
毎日のヘアケアで、髪の水分量を減らさない
白髪染めが染まりやすいのは、シャンプー前の乾いた髪の方ですが、髪自体の水分量が少ないと白髪染めは長持ちしません。乾燥肌の人のファンデが、粉を吹くように、髪に潤いがないと染料を留めておくことができにくくなります。
染める髪は、健康で潤っていることが、白髪染めを長持ちさせる1番の条件です。こう言い切れるのは、長年白髪染めトリートメントを使い続けたからです。若いころと比べて、白髪染めが長持ちしにくくなりました。
髪が細くなった、つやがなくなったなどの他の原因もあります。昨今のシャンプーは、セラミドやコラーゲンといった保湿成分が加わっています。
シャンプーの洗浄力が強すぎると、髪のキューティクルを剥がして、髪内部の水分が逃げてしまいます。アミノ酸系の洗浄成分を使った、低刺激のシャンプーがおすすめです。
髪の痛みが激しい箇所は、トリートメントやヘアクリームでコーティングして、髪の水分を失わないようにします。
髪自身が潤いは、白髪染めを長持ちさせるだけでなく、綺麗に見せてくれます。
シャンプーキャップを使用する
シャンプーキャップをする理由は、お風呂場の水蒸気で染料を薄めさせないことと、頭皮の体温で髪を温めるためです。
いくらヘアマニキュアで、キューティクルの外側に定着させると言っても限界があります。頭皮を温めることで、キューティクルが幾分開き、染料を内部に送り込めます。
温めることで、白髪染めを定着させて、長持ちさせられます。冬など外気の気温が低い場合は、シャンプーキャップの上から、ドライヤーの風を当てても効果は上がります。
使用量は美容院のヘアカラーと同じ程度
使用量は、美容院のヘアカラーとほぼ同じ程度が適量です。具体的には、髪を絞ればしずくが垂れる程度と、言い替えた方が良いかもしれません。
白髪染めを刷毛で、つける方もいるかと思います。髪に色が付けば良いと考えている方もいますが、これでは染まりません。どんなに丁寧に刷毛やコームで、染料を髪に馴染ませても、1本の髪の全ての面を覆いきれてはないからです。ある程度べちゃべちゃな状態にしておけば、時間の経過とともに、染料が浸透してくれます。
私の旦那が、染まらなかった理由は、使用量不足です。
ちなみに、ヘアカラーの取扱説明書に使用量が、髪の長さに合わせて書かれていますが、これも当てになりません。私は人並み外れて髪が多いために、取扱説明書の使用量では到底足りません。
放置時間は使う白髪染め毎に検討する
白髪染めを染めた後、放置時間を長めにするとか、取扱説明書通りにするとか説は色々です。使用する白髪染め毎に、検討した方が良いようです。
放置時間を長めにしても、逆効果になって染まらない場合や、染まりやすい白髪染めなら髪への負担も大きくなります。
ちなみに、トリートメントタイプといえども、白髪染めで髪にダメージを与えると、致命的で元に戻せません。傷んだ髪は、髪の水分量のところでも書きましたが、白髪染めを長持ちさせることができなくなります。
放置時間を安易に長くさせるのではなく、最初は取扱説明書通りに染めて、徐々に時間を延ばしながら、適正な放置時間を探すというのがよさそうです。
白髪染めの後はシャンプーをしない
乾いた髪に白髪染めを行った日は、シャンプーをしない方が定着率が良くなります。放置時間で、髪に定着しているとはいえ、シャンプーの洗浄力が色を落とします。
放置後は、色がでなくなるまですすいだら、トリートメントを行うだけにします。最初は、抵抗がありますが、1日ぐらいシャンプーしなくても大丈夫ですよ。
ドライヤーでしっかり乾かす
濡れた髪をそのまま放置しないのは、ヘアケアの基本です。髪を傷めますし、折角定着させた染料が、濡れて開いたままのキューティクルから流れてしまいます。
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