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天然木一枚板の家具のトレンドは、アンティークと北欧かな?

天然木は疲れた現代人の心を癒す

天然木の家具は、カントリー調のものしか思い浮かばなかった私ですが、最近は天然木の風合いを生かした家具がぞくぞくと登場しています。デザインも色も、多様化していて、いったいどうやって選んだらいいんだろうって考えました。 北欧古い椅子

天然木家具を選ぶ基準って何?

選ぶ基準はやはり、『用途と大きさ、室内のイメージとマッチしているかといったこと』が始めにきます。

しかし、同じ天然木でありながら、使用する木の種類、塗装方法、仕上げ方法で、表情がグッと違ってくるようです。この春、ベルメゾンから出した『ライフスタイルインテリアブック』は、天然木の家具を新調したい方には、嬉しい参考書になりそうなほど沢山揃えています。

ほとんどのページは、北欧のデザイナーがデザインした家具が中心で、天然木を使用したシンプルなデザインのものも、趣向を凝らしたものまで載っていました。 北欧インテリア

『何代も使っていたのかな?』と思うようなアンティークなデザインに、わざと古びた木目で、妙にノスタルジックな気分にさせられるから不思議です。

不思議と言えば、あんなに流行ったカントリー調の家具がカタログに載っていなかったのも、時代を感じさせます。カントリー調のおとめちっくなインテリアも、好きなのですが、最近はどうなんでしょうかね。

木の種類

パイン材、オーク材、ラバーウッド材と一般的な家具に使われているものに加えて、桐やウォルナット材、タモ材、アルダー材などが目を引きました。

まぁ、桐は古くから嫁入り道具として知られた、日本のタンスの材料ですが、注目すべきはアルダー材となります。

アルダー材は、木肌が美しく肌触りが良い、使いこむうちに深みが出て、一層の味わいが増す木材となっています。カタログの家具は、天然木の温かみを感じながら、シンプルにデザインされているので、いつまでも飽きないで大切に使い続けることができそうです。現在、ベルメゾンで【北欧】オールスタイル・アルダーのページが組まれています。 木材

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塗装方法

塗装は元となる液体の中に、色を混ぜて作られます。元となる液体が、ウレタン樹脂であればウレタン塗装、フッ素樹脂を使えばフッ素塗装、アクリル樹脂を使えばアクリル塗装となるわけです。

これらの塗装は、木材の上に塗った後、乾くことで非常に硬くなり、衝撃や材料そのものの色あせなどから守ってくれます。

ラッカー塗装は、ウレタン塗装より、塗膜は薄く、表面がなめらかで柔らかい光沢がでます。輸入家具に良く使われていて、大切に使い続けることで、深みを帯び、味わい天然木を楽しむことができるそうです。

木目を際立たせる仕上げ方法

木材の仕上げに、上に上げたウレタン塗装など硬い樹脂でコーティングする方法のほかに、木の風合いを大切にして、木の表面を加工する仕上げ方法があります。 木のテスクチャ

オイル塗装

オイル塗装は、木の中に染料を浸みこませて、木の表情や年月が経つことで、経年変化を楽しむ仕上げ方法です。

オイルは、荏油や亜麻仁油、サフラワー油などが使われます。仕上がりは、しっとりとした手触りに、木目をはっきりと浮かびあらせてくれます。

ワックス塗装

オイルの代わりにワックスを使用して、同じように木の質感や表情を楽しむ方法です。オイルのようなしっとり感は無く、まるで無塗装のような、サラッとした仕上がりになります。

ワックスは、ミツバチの巣から採れる蝋やカルナバ蝋などがあります。白さを生かした家具に用いられることが多いようです。

うづくり仕上げ

うづくり仕上げは、木材の年輪を浮かび上がらせるために、柔らかい部分をカンナでへこませます。木材の表面を強くしながら、無垢材の美しさを際立たせるためです。

ベルメゾンでは、特にオイル塗装のものを、多く取り上げて、落ち着いた大人のインテリアを紹介しています。

天然木の家具を検討しているなら、ベルメゾンのサイトで、木目の表情の違いを比べてみても、面白いかと考えます。

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