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座り仕事用にウエストゴムパンツを履くことは、良い選択だ

ウエストゴムパンツを華麗に着こなせす方法

ウエストゴムパンツは楽で、緊張感が欠落するといわれています。ダイエットの敵ともいわれてきました。元々パンツは、男性が着るものであったために、パリッと着こなすものです。

ウエストにゴムを入れたパンツで、ギャザースカートのように細かいタックを寄せて履いても、誰もフェミニンとはいわないでしょう。最近はおばさんでさえも、ゴムパンツを履いていることがバレバレのコーデを好みません。しっかり、タックを隠さず履いているのは、相当お年を召した方です。

逆にウエストゴムパンツは、想像以上にメリットが大であると、分かってきました。因果なものです。スーパーの洋服売り場は、ほぼウエストゴムパンツが占めているといっても過言ではありません。

私が紹介するベルメゾンでさえ、ゴムパンツを多くの商品に取り入れています。

下の写真は、今回紹介したい座り仕事用のウエストゴムパンツ。長時間の座り仕事でも、楽に履き続けることに重点を置いて開発されました。デザインに癖がなく、オフィスでの好感度を保てます。 横からみた座パンツのライン

パンツを女性が履くことに無理はないの?

掲題のようなことを改めて書くと、男尊女卑だと責められそうです。が、元々脂肪が付きにくい男性の履物であったパンツを、女性が美しく履くとなると無理があります。子供を産むためにウエスト周りに脂肪がつくのは、個人差があれ女性ならば致し方がないことです。

座るとお腹の脂肪がコシ周りに溜まる

お店で試着し姿見でボディラインを、確認するのは立ち姿だけです。多くの女性は、座り仕事が中心です。

座れば男性以上に、体にパンツが食い込みます。丸みを帯びたお腹の脂肪が、太ももで持ち上げられ、段差を作ります。立っている時は痩せているのに、座ると二段腹、三段腹になると聞いたことがありますが、決して大げさでもないでしょう。

椅子に座った途端、ポッコリお腹を眺めて、ゲンナリ。

座った際にパンツがお腹に食い込んだり、二段腹を避け方法は、ウエストに余裕を持たせる以外にありません。立っている時は、ウエスト周りに余裕を持たせたパンツであることを、周囲に分かってしまったら嫌ですよね。誰にも感じ取られることなく、座った時に楽にするなら、ウエストにゴムです。これ以外に、最善の選択はないでしょう。

ウエストゴムパンツであることを周囲に知られたくない

確かにウエストを緩めにして、ベルトでダーツを寄せながら調節するパンツも、その昔流行りました。今は、このファッションは使えません。腕や肘をふっくらさせたり、ゆるっとロングで着るコスチュームが流行りだからです。トップスに必要以上にボリュームがあるために、ウエストにダーツが入るとバランスが悪くなりますから。

重ねて書けば、ゴムパンツの最大の悩みは、ダーツです。先日、見たベルメゾンの座パンツでは、ダーツを内側に折り込み縫いつけることで、ボリュームダウンを測っていました。

ダーツを寄せる部分は、中央寄りにしています。もし、中央寄りではなく、両サイドにダーツを寄せてしまうと、両サイドからお腹中央部に向かって力が加わり、ポッコリお腹を目立たせます。より中心に寄せることで、ダーツでお腹を抑えることも可能。縫い込まれた縦のラインが、縦長を錯覚させて足全体をすらりと見せる効果も生まれてきます。 座パンツのお腹のダーツを縫い込んだ位置

他にも、さりげないけど確かな効果を、発見します。

裏生地を2重にして、気になるポッコリお腹を引き締めています。 座パンツの裏生地

ゴムのベルト部分を太くして、お腹への食い込みにくくさせています。 座パンツのゴムの太いベルト

座ると太ももがムチムチになる

このダーツ部分を良く見てみると、足の付け根部分(太ももの上)で解放させています。スポーツで鍛えている女性で、太ももが張って筋肉質な方もいます。こうした方は、座った時に太ももが張って、むっちり感が出てしまうのです。お腹の部分で縫い込んだダーツを、モモの上部で解放させているので、程よく太ももの窮屈感もムチムチ感も解消させていると判断しました。

それにもまして、座った際の太ももの圧迫感が気になる、太ももが痛いと言った方でも、心配には及びません。見てください、こーーーーんなに伸びるんです。 太ももの両サイドからぎゅーっと伸ばしている

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ポケットの広がりが気になる

座り仕事の時に、気になるパンツの悩みは、まだあります。サイドにポケットがあると、ポケットがボッカリと広がってしまいます。ポケットの位置は、内側寄りでしかもやや下側につけることで、広がりを防げるようです。下の写真は、太ももを上げて座った姿勢を想定して、ポケットの広がりを確認しているところです。ほとんど、中身がみえません。 座った姿勢を想定してポケットの広がりを確認

ポケットの深さも、手が隠れるほどあります。スマホも収まるはずです。お尻のポケットは飾りですので、サイドポケットはフル活用となるはずです。サイドポケットに手を入れたところ

ヒップが大きめ、垂れ尻という悩みを解消

そもそも、ウエストもヒップも両方が、ぴったりのパンツを履ける女性はいません。ヒップは入るけどウエストが閉まらないとか、ヒップに合わせるとウエストは緩いといった悩みは普通です。ヒップは合うけどウエストが窮屈な場合は、ウエストゴムパンツで解消できます。逆に、ウエストが緩い場合は、ヒップの大きめのパンツが欲しくなります。ベルメゾンでは、ここ数年開発を重ね、得意とするデザインです。

また、やや垂れ尻の方は、座った時に布地が引っ張られて、太ももが張ったり背中が開いてしまいます。オフィスの椅子は背もたれがあるものの、夢中で仕事をするうちに前かがみになり、開いた背中からインしたシャツがはみ出たり、インナーが見えてしまいます。自分も周囲も、気分が下がります。

ヒップを大きめの方も垂れ尻の方も、ヒップ大きめのデザインを選ぶとか、股上サイズを長くとり、しっかりとお尻を包み込むデザインで悩みを解消させます。座パンツではヒップ大きめのデザインを強調していませんが、わずかな力で伸びる布地が力を発揮してくれるはずです。

今回、座パンツではこうした仕様に加えて、ビジュアル的にもきれいに見せる工夫がされていました。ポケットを下げることで、垂れ尻を目立たなくさせています。さらに、幅を広くとることで視線を、お尻の頂点に持ってきています。こちらのポケットは飾りポケットで、実際に物をいれることはできません。

モデルの方は、元々スタイルの良い方ですが、丸いお尻がよりきれいに見せてくれています。座パンツの後ろポケットの位置と幅を指差している

パンツ選びで外せない布地の厚みと収縮性

椅子に座り続けると、太ももに横じわがたくさん作られます。膝の裏側のしわも、気になります。カジュアルウェアや、ズボンのシワも味となることもあります。でも、どうでしょう。シワが周囲の状況に溶け込んで気にならない時は、アクティブな状況が多いと感じます。

椅子に座って静かに仕事をする女性のパンツに、シワはうるさい感じがして似合いません。女性が仕事用に着る場合は、気にするべきです。シワが形状記憶されにくい布地であるかどうかを、吟味したいものです。

シワに関しては、座パンツの口コミでは、シワを作ったという方と、シワになりにくいという方と色々な意見です。展示会では、こんなポーズで一気にパンツにシワを作りましたが、その後履いている様子を見る限りでは、気になりませんでした。私的には、合格ラインだと思います。 大きくアキレス腱を伸ばすポーズ

布地も薄く柔らかい素材であれば、座った際に体のラインを露骨に見せてしまいます。体のラインを拾わない少し厚めの布であること、かつ伸縮性のある素材のパンツであるかどうかのチェックも忘れてはなりません。座パンツは、サラッとしていますが、体のラインを拾う布ではありません。

色違いは、今のところ4色。ダークグリーン、キャメルベージュ、グレー系ストライプ、ブラック。うち2色が下の写真で、いずれもオフィスでも溶け込める彩度と明度に仕上がっています。ダークグリーンとキャメルベージュの座パンツ

今回のベルメゾンの座パンツは、今までの思考錯誤に加えて、多くの気配りがされていて、感動モノでした。次の改良バージョンもきっと出ると確信していますので、動向を探っていけばファッションの視野が広がるはずです。チェックしてみてください。

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