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小さなアジサイの鉢植えでインテリアを楽しみたい

常に目に触れられる場所に花があるのも楽しいね

ふんわりした大きな花をたくさんつけるアジサイの鉢植えは、母のイメージと重なります。カーネーションもふんわりしていますが、肩幅を超えるほど花を広げるアジサイは、何もかも包み込んでくれる安心感があります。だから品種改良が、年々増えるのですね。

昨年、スイートフェアリーを頂いて家に持ち帰ってみると、室内に置くにはかなりのボリュームです。母はベッドの横のサイドテーブルに無理やり置こうとしましたが、直ぐにひっくり返すのでやめさせました。フェアリーアイ

こんなに凝った趣向で品種改良されたアジサイが、インテリアとして楽しめないのは勿体ない。リビングのフラワースタンドの上とか、木のスツールの上、食事をするテーブルの真ん中とか、キッチンの流しの横などにも置ければ、お母さんも大喜びのはずなのにです。家族の思い出が詰まった、フォトフレームの横とか、出窓にちょこんと置くのも楽しいかもしれません。

そもそも、地植えが定番だったアジサイが鉢植えになったのは、アジサイの切り花が難しいからと考えます。贈答用に良いからだけでなく、どこにでもおける便利さが、鉢植えになったのでしょう?

テーブルに飾れそうな小さなアジサイの鉢植えを探す

大きくならないまま育てられる小さなアジサイは、雑誌やインターネットでも特集を組んでいますが、育つと50㎝から150㎝ぐらいのものばかりです。もともとアジサイとは、そういうものなのかもしれません。

小さいアジサイを楽しむには、できるだけ大きくなりにくい品種のものを、成長しきらない子供のうちに買うしかなさそうです。

今回、小さなアジサイの鉢植えの中で、ヤマアジサイ、シティーラインシリーズ、花ちゃん園芸ショップからピックアップしてみました。

ヤマアジサイ

西洋の大ぶりの花房(ガク)の集まりとは違い、小さな花房でこじんまりと咲くヤマアジサイは、盆栽に向いています。素朴なヤマアジサイの姿は、日本人のワビサビに通じるものがあって、風流ですね。

アジサイは毎年枯れて次の時は新たに枝を広げますので、年数をかけて、枝ぶりを作りこむことはできません。盆栽好きには、味気ないこのアジサイの性質は、初心者にとっては冒険のし放題となるはずです。小さな鉢に植えられたアジサイは、失敗してもリセットする気軽さがあります。

ヤマアジサイの盆栽は、草花と寄せ植えをすれば、素朴なヤマアジサイを引き立ててくれます。生け花感覚で、自由に趣向を凝らし、華やかな花であれば明るいインテリアが作れます。

実はNHKの趣味の園芸で、ヤマアジサイとの寄せ植えで相性が良い植物が書かれていましたので、ちょこっと引用してみます。

花は、ヤマアジサイの開花期が短いために、夏まで咲くものを合わせると長く楽しめます。草丈や樹高が低いものを選ぶと良いそうです。具体的には、ヒメフワロ、コワライネム、ノイバラなど。

草物は、ヤマアジサイと異なる葉形や葉色を合わせます。トクサを背景に植えると、縦に伸びる枝の引き立て役になるそうです。

ヤマアジサイの中でも比較的、コンパクトなものを選んでみました。

紫紅梅(しこうばい)

花房は丸みを帯び、花色はアプリコットから紅珊瑚色から紫と変化していきます。葉が小さめで全体的に小ぶりです。

藍姫(あいひめ)

目が覚めるような濃い青色の花は、小さくたくさん咲きます。寒さや暑さに強く、花つきも良く盆栽向きとされています。一重咲でありながら、その姿の美しさで存在感は大きいですよ。藍姫のアップ

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木沢の光

昨今の流行のアジサイのダンスパーティーを、ぐっと地味にしたような、細長い花房の八重咲きです。別名、乙女の舞とも呼ばれ、その姿は奥ゆかしい大和なでしこを思わせます。

白富士

花色は緑色から純白になり、可憐な八重咲きです。

紅(くれない)

花色は、最初は白っぽいピンク色から赤になります。花房は3~4枚ほどで一重咲です。

虹(にじ)

花色は、外側が赤紫で、内側に向かうほど水色にグラデーションされる複色咲きです。

シティーラインシリーズ

ガーデンアジサイ シティーラインシリーズは、ヨーロッパで品種改良されたアジサイのシリーズです。強くてあまり大きくならない小型品種で、鉢栽培に適しているとされています。

ハイドランジア 「アムステルダム」

最盛期の花色が鮮やかでまぶしい赤ほどで、花弁が厚いために長い開花が楽しめます。開花初期は薄い色で、やがて鮮やかな赤、次にオータムカラーへと変化していきます。ただ、アジサイの花の色は土壌のPHに左右されますので、すべてのアムステルダムが同じとは限りません。

パリ

小さな赤い花が集合し小手毬状に開花します。花色は咲き始めがグリーン、日にちが立つとピンクレッドに変わっていきます。

コンパクトな草丈で大きくなりすぎずに楽しめます。

ベネチア

パリが赤色なのに対して、ベネチアは鮮やかな青の手毬咲きで、パリと樹形や花形が似ています。

花ちゃん園芸ショップ

花ちゃん園芸ショップという通販サイトでは、台所にちょこんと置けるキッチンアジサイを取り扱っています。手元に置いて楽しんでもらいたい場合は、こちらのお店がおすすめです。現在、アクアとテイアモをセットで発売しています。

アクア

手まり咲きで、花の縁に細かなフリルが入ります。明るい水色の地に、真ん中の柱頭の部分は濃い青で、さわやかな印象です。

ティアモ

グリーンの花色から純白へ変化し、やがてグリーンに戻っていきます。花びらが分厚く傷みにくく、きれいな状態を保ちます。

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