頭皮の保湿を考えたシャンプーで頭皮ケアを

頭皮の健康は美髪につながる

髪がうねりのほとんどは、頭皮によって作られます。うねった髪か直毛かは、髪を作る毛母細胞と毛穴の形状によるからです。

空気中にある髪が、自身の力で修復することはできません。髪を育てる頭皮環境の栄養、血行、乾燥状態などが、影響を及ぼしています。

田村マナさんと山本未奈子さんが書いた『頭皮ケアで始める美髪バイブル』を読みました。改めて、頭皮ケアについて考えてみました。

多くの人は、髪で覆われた頭皮ケアについて、深く考えていません。見えないし、髪に至っては痛みがありません。

一方、顔はどうでしょう。洗顔後に必ず化粧水、乳液、美容液、クリームを欠かしません。皮膚繋がりの頭皮は、シャンプー後、何もつけないのが普通です。そればかりか、シャンプーは髪を洗うためにあり、頭皮を洗うという意識もありませんね。

頭皮の毛穴は、顔のTゾーンの約3倍もあり、常に沢山の皮脂が出ていて、毛穴が詰まりやすい場所です。沢山の髪で覆われているために、蒸れやすく、細菌が繁殖しやすい状態にあります。

頭皮を清潔することは、言うまでもなく、頭皮のターンオーバーを促進させ、多くの頭皮トラブルを予防するのです。

髪のうねりは『頭皮ケアで始める美髪バイブル』で、先天的な毛穴のゆがみと、頭皮のたるみ、髪のダメージにあると書かれています。

その中の頭皮のたるみは、念入りな頭皮の保湿でケアで予防します。私の髪は先天的な毛穴のゆがみによる、くせ毛であることは間違いありませんが、この書籍を読んで、頭皮を保湿するシャンプーってどんなだろうと興味を持ったのです。

田村マナさんが開発したCA101シリーズを使ってみることにしました。

CA101は、抜け毛、薄げ用のシャンプーです。そのため洗浄力を弱く、頭皮環の洗浄と栄養補給を重視していることが特徴となっています。

このところ1ヶ月以上使い続けていますが、最初に気づいたのは、髪自身が柔らかくなったこと、髪が大爆発しなくなったことです。ただ、頭皮トラブルはありませんでしたので、頭皮に関してはよくわかりません。

今までもいくつか、シャンプーを試していますが、髪自身が柔らかく、しなやかになったのは、CA101が初めてです。

シャンプー時は、指の腹で頭皮を擦っていましたが、それでも刺激が強いと書籍にありましたので、毛穴の汚れを揉み出すようにして洗います。頭皮の表面の皮だけを動かして、押し洗いの感覚です。

スポンサードリンク

泡立ちは良くありませんが、気にしないことにしました。シャンプーを手にとり、お湯で量を増やして、髪に満遍なく馴染ませます。その後、指を入れて頭皮のみを洗うようにしました。

髪の汚れは、洗い流す時のすすぎで十分とれるそうなので、ほとんど意識して洗いません。

一度生えたら修復されない髪は、劣化させないことが大切です。以前に正しい髪の毛の洗い方と頭皮の洗い方の記事を書きました。このとき以上に、髪と頭皮のケアが髪の質に関係することを、強く意識するようになりました。

話は戻りますが、洗顔時のごしごし洗いは禁物と言われていますが、シャンプー時の指の強さや髪の摩擦に関しては、あまり言われてませんね。

薬用ブラックシャンプーは、角質ケア効果のある液体酵素と天然洗浄成分の海泥、薬用炭を配合しています。酵素の力で、毛穴の汚れや古い角質を除去してくれるようです。

普通のシャンプーのように、髪の汚れに重点をおいていないことがポイントです。

植物エキスと天然オイルが、髪と頭皮を保湿し、髪を柔らかくさせてくれていると感じました。

ヘアトリートメントには、加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルクと、3種類のペプチドが配合されています。髪が濡れて開いたキューティクルから、髪の内側に入り込み浸透させることで、髪の補修を行ってくれます。

内側から潤いを与えるために、髪の弾力も生まれました。

さらに3種類のセラミドと9種類の植物エキスが、配合されています。髪にセラミド？と一瞬目が点になりましたが、セラミドは水分を抱え込む特徴がありますので、良い働きをしてくれそうです。

顔につける美容液と勘違いするほど、豪華な美容成分に、髪も頭皮も保湿が大切と納得してしまったのです。

髪が柔らかく水分を含むことで、スタイリングがしやすくなります。実際、良くまとまりました。スタイリング後、乾いた髪が広がりスタイルが崩れがちでしたが、CA101を使い続けるとスタイリングが長持ちします。

何より使い続けることで、手に触れる髪がしっとりと重みが増してくるのがわかりました。

スポンサードリンク