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白髪は頭皮環境の悪化でも増える

白髪が頭皮環境で増えるのか?

健康な髪を作るためには、健康な頭皮環境を整えることが大切です。

白髪ができる原因は、毛髪を作る毛母細胞の中にある、メラノサイト(色素形成細胞)が年齢と共に衰えるためといわれています。メラノサイトは、髪の色であるメラノ色素を作る働きをしています。

メラノサイトを活性化させるためには、毛母細胞にタンパク質、ミネラル、ビタミンなどの栄養が必要です。毛母細胞にこれらの栄養をしっかり届けるには、頭皮環境の血行を良好にすることです。

毎日のヘアケアも大切ですが、偏った食事やストレス過多な生活に陥らないことも関係しています。年齢による白髪は防ぎようがないのですが、ケアを続けて進行を緩やかにしていきたいものです。

ドライヤーで髪を乾かしてもらっている女性

頭皮環境に良いヘアケア

スカルプシャンプーといって、頭皮を健康な状態に保つために開発されたシャンプーが人気です。頭皮の皮脂つまりを取り除き、潤い成分も配合されています。シャンプーだけでなく、ヘアケアの方法が雑誌などで提唱され続けています。

頭皮の皮脂を抑えて毛穴を詰まらせない

頭皮は、体の他の部分より皮脂線の多い箇所です。

頭皮を不潔にしておくと、皮脂が外気の汚れを巻き込み毛穴を詰まらせます。毛穴詰まりを放置すると、毛髪が細くなったり、白髪、薄毛、フケの原因となるのです。
毛穴を綺麗にしておくと、皮脂の排出を促し、毛母細胞も活性化できます。

とある美容家がシャンプー前に椿油で、頭皮マッサージを行うと言っていましたが、なるほど、脂の汚れは油で取り除くというのは、よい方法ですね。私もやってみましたが予想以上にスッキリして、ビックリしました。

頭皮の乾燥を防ぎ、保湿をアップ

皮脂過剰で脂でかゆみが出るからとゴシゴシと爪を立ててシャンプーを行うと、頭皮は傷つき外気に頭皮内部の水分が奪われて乾燥しやすくなります。
頭皮マッサージを行うつもりで、頭皮を押しながら指の腹で滑らすように洗います。

すすぎ時のお湯の温度が高すぎても、頭皮は乾燥しますし髪も傷めます。

合わないシャンプーを使い続けるのも、頭皮の炎症につながります。シャンプーを使うと刺激を感じるとか、かゆみが止まらない場合は合わない証拠で、徐々に頭皮が乾いていきます。

生シイタケが乾燥すると固くなるように、頭皮も乾燥して固くなってしまいます。
硬くなって柔軟性のない頭皮は、代謝が衰えがちになります。新しい皮膚を作られる周期が長くなれば、毛母細胞の働きも弱まります。

よって、頭皮の炎症や乾燥が、白髪の原因の一つになるのです。

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頭皮のカサカサの対応法

頭皮がカサカサになり、フケが出た時は、頭皮がめくれている状態です。
新しい頭皮が作られるまで、外気の乾燥から守るために、油で保護するとよいでしょう。よしき皮膚科の院長である吉木伸子先生は、頭皮につける油として椿油をすすめています。

椿油はシャンプー前に頭皮の汚れを落とすオイルパックとして(上述しましたが)、また、洗髪後に保湿用として、両方の用途があります。

使い方は簡単です。手のひらに水を少し落とし、さらに椿油を数滴たらして手で温めます。それを頭に馴染ませながら、指の腹で頭皮をもむようにしてつけるのがポイントです。時間が許せば、タオルを巻いて約10分間待つと、さらに効果を高めます。

頭皮への紫外線対策

女性は顔に日焼け止めクリームを塗りますが、頭皮に関しては無頓着な方が多いようです。

頭皮も他の皮膚と同じ構造をしていますので、紫外線の影響を受けています。
炎天下で過ごすと、髪はパサついたり、つやが失われたりしてわかりやすいのですが、頭皮はそうはいきません。つい油断をしがちになります。

たとえ赤くなったりかぶれたとしても、髪に隠れているためです。紫外線のダメージは、髪をつくる毛母細胞も破壊してしまうそうですよ。

紫外線対策用の帽子や日傘で、紫外線をできるだけ浴びないことが必要です。

ストローハットを持つ女性

血行を良くする

運動をすると体の血行が良くなりますが、頭皮も同じようです。指の腹で頭皮全体を、10秒間ずつ押し続ける、手のひらで頭皮を前後や左右に動かしてみるといったマッサージで血行を促します。

こうした頭皮マッサージはシャンプー時に行えば一挙両得、人によっては目覚め時に枕の上で行うと腕がだるくないという方もいるようです。時には、ヘッドスパを利用してみたら、リフレッシュ感が倍増するかもしれません。

頭皮の血流を悪くする原因に、眼精疲労や肩こりがもあります。目の周りの筋肉が緊張したり、肩こりが酷ければ、頭皮の血行不良も起こっています。パソコンやスマホの使い過ぎは、抜け毛の原因という方がいるほどです。

肩こりに悩む女性

さらに加えれば、コレステロールの高い人や末梢血管を収縮させる作用のある喫煙者も要注意です。すべてのことにつながる生活習慣病、白髪の解消をきっかけに建て直しをするのはどうでしょう。

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