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羽毛掛布団の中でも、軽くて超暖かい掛布団を探すには

羽毛布団ってどうやって選ぶの?

重い布団をズシリとかけて寝るのが、安心という時代は終わりました。軽い羽毛1枚で、事足りるからです。今では、重い布団は寝返りがしにくいために、安眠を妨げるともいわれています。

時代は変わりましたが、どんな羽毛布団が良いのか判断ができません。わかっていることは、良いものはそれなりに値が張るということ。そう何度も買い換えられないので、できれば、失敗無しで行きたいところです。

昨年、軽くて超暖かい羽毛布団を購入します。私が購入の際に考えたことと、遅ればせながら購入した布団についてまとめてみます。同じように考える人に向けて、ヒントにでもなれば。。。羽毛掛布団

知られざる羽毛の世界を解明しなければ始まらない

いざ、羽毛掛布団を探そうとすると、【良い布団って何か?】疑問を持ちます。最初に思いつくのは西川ブランドですが、西川の種類はいっぱいあります。

西川産業、東京西川、西川リビング、大阪西川、京都西川、西川ローズ、昭和西川、西川テックス、株式会社西川、日本橋西川、心斎橋西川といった具合です。いずれの店舗も、各々違う布団を置いてあるようで、頭の中はこんがる一方です。

今私が考える、羽毛布団の選びで重要な順にあげると、サイズ、羽毛の鳥の種類、ダウンパワー、縫製技術、布地の素材になります。

サイズ

掛布団は、ベッドや敷き布団サイズに合わせて、次のような基準があります。

掛け布団のサイズ名 寸法(幅 x 丈cm)
シングル 150 x 210cm
セミダブル 175 x 210 cm
ダブル 190 x 210 cm
クイーン 210 x 210 cm
キング 230 x 210 cm
和布団のシングル 150 x 200cm

羽毛は縦に膨らむため体を覆いきれないのではないか、太っているからといった理由で大きめを選ぶケースが多いようです。しかし、ベッドで利用する場合は、大きすぎるとずり落ちの原因になります。

身長、体重、寝相を考慮してワンサイズ大きくするのは当然ですが、懸念されることがなければ、推奨サイズに合わせた方が良いようです。

高齢者が使うのであれば、軽さ目的が1番で、カサも負担です。自分で布団をかけるのも大変、寝返りでさえ大変で、大は小をかねません。

羽毛の鳥の種類

羽毛布団のお店が、1番力アピールしているのが、鳥の種類です。最高級と言われているアイダーダウンの場合、私が目にしたものは、800gの充填量の掛布団が95万4百円でした。

私も羽毛掛布団を使いつづけていますが、10年を待たずに弾力が落ち、暖かさが失われていきます。寒がりの私は、年ごとに掛布団の枚数を増やしていきます。

20年以上前、布団屋さんに羽毛は縫製さえしっかりしていれば、一生ものと説明を受けました。羽毛布団が当たり前になった今、そんなことをいう店員さんはいません。羽毛の劣化で羽毛が、壊れることは誰もが知っています。羽毛が一生ものという言葉の裏には、より高いものを買わせたい心理があるためでしょうね。

羽毛の鳥の種類は暖かさをの点では、確かに重視するべきです。

でも、どうでしょう?丈夫さに関して明記しているお店はありません。高価であれば長持ちする保証はありません。どんなに高額で希少価値の高い羽毛であっても、リフォームや買い替えが必要なのです。

少し意地悪になりましたが、鳥の種類に神経質になりすぎる必要もないといいたいのです。無理せず予算の範囲内で、購入すれば良いと考えませんか?安くても、常に新しいものを購入し続ければ、暖かな寝具になりえるからです。買い物は賢くしなければね。

羽毛をランクの高い順に並べると次の通りです。ただ、羽毛の品質は、鳥の種類や産地だけではなく、ダウンパワーとダウン率も考慮されています。次のランクが、すべてにおいて絶対ではありません。

  • アイダーダウン
  • ポーランド産マザーグースダウン
  • ホワイトマザーグースダウン、シルバーマザーグースダウン
  • ホワイトグースダウン、シルバーグースダウン
  • ホワイトダックダウン
アイダーダウン ※最高級品

アイダーダウンは、北極圏に生息している特別保護対象のカモで、保湿性が特に優れているといわれています。野鳥の中でもコモンアイダーと呼ばれる鳥から採収した羽毛が、最高級の羽毛とされています。

羽毛が密に絡まり体温を外に逃さず、冷たい外気から守る働きをしています。

グースとダックに大別

アイダーダウンの次のランクからは、グース(ガチョウ)とダック(あひる)に分類されてきます。グースとダックの品質の差は、羽毛の大きさと弾力性で判断されます。

ダックは通常、暖かい地域に生息していて、グースを比べると毛が小さくなります。グースは通常、北欧など寒い地域に生息していて、ダックより大きく成長します。そのため、ダウンホールが大きく空気をたくさん含むため、グースの方が、保湿性が高いといえるわけです。

ダウンボールとは羽軸のない羽毛で、大きければ大きいほど、空気を含み保湿性が高くなります。

グースの種類

グースとマザーグースの違いは、その名の通りマザーグースは親鳥のことです。マザーグースは飼育期間が長く、ダウンボールも大きいし羽毛の弾力も高くなります。

グースにシルバーやホワイトがつけられていますが、羽毛の色を現しています。品質で比較というより、色の印象からでしょうか?日本では、ホワイトの方が高級とされているようです。

グースの産地

グースの産地は、ポーランド、フランス、ハンガリー、ウクライナ、ロシア、カナダなどです。

特にポーランド産マザーグースは、アイダーダウンの次に最高品質のダウンといわれています。ポーランド産は、国家政策で高品質なダウンの研究開発が行われているためです。研究所では、グースの交配を重ねて「ダウンの鳥」の品種改良を行ってきました。特に「コーダ種」の冠が付いたダウンは、格上とされています。

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ダウンパワー

その昔ダウンジャケットには、羽毛の充填量が明記されていました。羽毛がたくさん詰まっていることが、暖かさの基準であるかのように考えられていました。

今では、JIS(日本工業規格)で定められた羽毛の膨らむ強さが、暖かさの基準です。

内径29センチの円筒の中に、30グラムの羽毛を自然落下させた後、94.3gの円盤をのせて2分経過後の円柱内の羽毛の高さを計測します。計測した高さの値と円柱の内径から、羽毛の体積を算出しします。次に、羽毛1g当たりの体積値を求め、これがダウンパワーと呼ばれています。

ダウンパワーの単位はcm3/gですが、羽毛の場合はdpで表しています。日本羽毛製品協同組合(日羽協)では、ダウンパワーごとにゴールドラベルを設定しています。

  • ニュー   →  300dp以上
  • エクセル  →  350dp以上
  • ロイヤル  →  400dp以上
  • プレミアム →  440dp以上

上述から判断すれば、300dp以下のものの購入は考えた方が良いということでしょうかね。

暖かい羽毛は、一つ一つの羽にたっぷりと空気を抱え込んでいるために、手で押すと弾力を感じ、押し出された空気を戻すのに時間がかかります。ゆっくりとふくらみを元に戻していきます。

充填量が多いと反発力が強く、すぐに跳ね返り、こちらの方が頼りになりそうです。しかし、かさだけ多くてもダウンパワーが小さいと、抱え込む空気の量が少ないため、暖かさに不安があります。羽毛の暖かさの素は、空気だからです。

ダウンパワーが高く、充填量が多いものも一見良さそうですが、布団が膨らみすぎて体に沿わずにフィットしません。布団と体の間に隙間ができて、保湿性に問題がでます。軽いが魅力の羽毛なのに、重みも増します。難しいところですね。

縫製技術

小さな羽毛が広い布団の中で均一に配置されるためには、布団の中に仕切りを作り、羽毛が一カ所に偏らないようにしなければなりません。この仕切りをキルトと呼び、キルトの作り方によって暖かさが変わってきます。

  • タタキキルト
    単純に、羽毛布団の裏と表を格子状に縫う方法です。横から見ると団子の串刺しのようになり、団子のない部分には羽毛がないので、空気の層が途切れます。よって熱が逃げやすいのです。製法が単純なために、価格を抑えられます。
  • 2層キルト
    タタキキルトを2枚上下に重ねます。縫い目をずらして重ねるために、空気の層が途切れません。放熱を防ぎ、2枚重ねのために、空気の層が厚くなり、暖かさが増します。
  • 立体キルト
    羽毛布団の裏と表の間にマチを置き、マチで裏と表をつなげます。仕切りに高さができるので、空気を含んだ羽毛が大きく広げられます。タタキキルトに比べて、空気の層に厚みが生まれ、暖かい空気が羽毛全体にいきわたり放熱が防げます。
  • 2枚合わせ
    タタキキルトと立体キルトを、別々にセットで揃えます。寒い冬は、2枚合わせて寝ることで、空気に厚みを与えます。タタキキルトだけにすれば、夏の肌掛け布団用として使えます。立体キルトの方は、春と秋に合い掛け布団用として用います。1年を通じて、使い続けたい方向けです。

縫製技術によって、人の体とのフィットを高め、寝返りなどで放熱が少なくできるようです。私はよく座布団をおなかの上にのせて昼寝をしますが、座布団のような掛布団は失格ということですね。

布地の品質

洋服箪笥にダウンジャケットの羽を見つけた時、すっごく損した気になりませんか?羽毛布団なら、なおさらということでしょう。

布地の素材

羽毛の吹き出しを抑えるために、羽毛布団の布地にはダウンプルーフという加工がされています。樹脂を熱処理でコーティングする処理です。ダウンプルーフを強くかければかけるほど、羽毛の吹き出しはありません。逆に、布地がゴワゴワして、通気性は悪くなります。

羽毛が出始めのころは、寝返りのたびにガサガサといった音がしていました。肌触りも、つるつるしすぎていて、落ち着きません。人の肌は、木綿のようなしっとり感が心地よいと感じるようになっています。

このようなダウンプルーフの布地の音対策として、木綿やシルクが使われるようになりました。木綿の中でも、繊維の長さが平均35㎜以上ある超長綿が良いとされています。綿のしっとり感はさることながら、布地が厚く吸湿性にさらに優れ、光沢も美しくなります。

糸の織り方

また、糸の織り方でもダウンプルーフの音対策ができます。

平織と呼ばれる、縦糸と横糸が一本ずつ交差する織り方の場合は、丈夫ではありますが、ガサガサ感が強く出て肌触りもよくありません。

ツイル織は、縦糸と横糸の交差点を一定間隔で配置した、浮きが大きい織り方です。丈夫でありながら、ガザガザ感が少なくフィット感もあります。

さらにブラウスのようにふんわり感を持ち、しなやかな織り方は、サテン織です。縦糸と横糸の浮きが斜めに続いて、斜文線を作る織り方です。こちらも、ガサガサ感が少なく、肌触りも抜群となります。

通気性

ガサガサ感の有無に加えて、チェックしたいのは通気性です。羽毛布団の暖さの素は、空気です。羽毛の空気が外気の温度を遮断し、保湿し続けます。外気の温度が高い夏場などは、羽毛は空気を含まない働きがあり、外気の温度を遮断しません。逆に、通気性が高い状態です。

私は本掛用の羽毛掛布団を使っていますが、まだ早いかもと思う時期にかけても熟睡ができて不思議に思っていました。これは、通気性のせいです。通気性の悪い布地であれば、外気に合わせて温度調節をしてくれる羽毛の長所が生かせなくなります。通気性が悪い布地とは、ポリエステルや合成繊維を指しています。

私が購入した羽毛掛布団のレビュー記事

思いのほか、長くなりました。私が購入した羽毛掛布団のレビュー記事は、次の記事へ回します。

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