情報収集に手を抜いてはいけない
部屋選びの第一条件は、毎月支払う家賃です。先立つものがなければ、どんな条件も望めません。賃貸の家賃は、おおよそ収入の1/3が目安と言われています。家賃以外に駐車場代や管理費などもあることも、勘定に入れて余裕をみておかなければなりません。
予算を決めないまま、相場に合わせて考えればいいと部屋選びを進めていると、不動産業者に次から次へと魅力的な部屋を紹介され、最終的には身の丈に合わない家賃を払い続けることになりかねません。お金さえ出せば魅力的な物件を手に入れられます。
予算が決まれば、正しい相場を調べます。相場を知って初めて、不動産屋で提示された物件がお得なのか、割高なのかの判断することができます。
一人で情報を集める
雑誌で『住みたい地域』として掲載されている地域は、家賃が高いのは当たり前ですし、複数の鉄道路線を最寄り駅にしている地域もきっと高いでしょう。正確な地域ごとの家賃相場を知るには、一人で情報を集めていきます。
最初から掘り出し物にあたることを期待せずに、手当たり次第情報を集めます。雑誌やフリーペーパーはもとより、インターネットでも情報を公開していますので、自分がたてた予算にマッチした地域の検討をつけておきます。
ピックアップする地域は、言うまでもなく通勤や通学に支障がなく通えるところです。もし、既に住みたい地域があれば、そちらの相場も調べておきます。
インターネットの不動産情報は、住みたい地域や家賃などの諸条件を入力すれば、募集している物件を検索できるようになっています。代表的なサイトは次の通りです。【】内はURL。
at home web【https://www.athome.co.jp/】
アパマンショップ【https://www.apamanshop.com/】
エイブル【https://www.able.co.jp/】
住SEE【https://www.jsee.com/】
SUUMO(スーモ)【https://suumo.jp/】
センチュリー21【https://www.century21.jp/】
CHINTAI【https://www.chintai.net/】
ホームアドパーク【https://home.adpark.co.jp/】
HOME’S【https://www.homes.co.jp/】
minimini(ミニミニ)【https://minimini.jp/】
レオパレス21【https://www.leopalace21.com/】
不動産屋から情報を集める
地域毎の相場がイメージ出来たら、実際に目で見て、高額物件と安い物件の違いを知らなければなりません。まぁ、鉄筋のマンションと木造のアパートでは、一目瞭然ではありますが、細かい物件を見る目を養うために、不動産屋に相談して案内してもらいます。
不動産屋は2種類あり、上述したサイトのように全国展開している大手不動産屋の支店や大手建設会社の関連企業などの『ターミナルタイプ』と、昔から地域の賃貸物件を持つ大家さんとつながりを持って営業している『地域密着タイプ』があります。
ターミナルタイプは知名度と組織力で情報は多いのですが、個々の物件の詳細を把握しきれていないデメリットがあります。地域密着型は、情報は少ないものの掘り出し物を持っていたり、繋がりの深い大家さんと関係もあり裏情報を教えてもらえる期待があります。
情報集めのコツは、ターミナルタイプの不動産屋を先に回り、建物や設備などの相場の雰囲気をつかみます。その後、地域密着タイプの不動産屋に行って詳細情報を聞き出します。
こうして正しい相場を知った後は、情報量の多いターミナルタイプから良い物件を選びだしたり、地域密着タイプの隠し玉を納得して選べるといった行動につなげられるのです。
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