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楽な掃除機で適当掃除がキレイのコツ

掃除後の清涼感はアップさせるには

掃除は一度に隅々まで完璧に行うより、毎日20%ぐらい適当に続ける方がキレイになるといわれています。同感です。継続していると掃除し残し部分が目立ち、結局いつかは隅々までキレイになっていくからです。

さぁ、掃除をしようと思い立ったものの憂鬱にさせられるのは、掃除機を使わなければならないこと。最近では専用の紙を取り付けるモップで、フローリングなどを掃除する方も増えています。紙モップ派の意見は、掃除機からでる排気のニオイと、掃除機の重さが嫌だからだそうです。

紙モップも使う時がありますが、正直、細かいほこりが取り切れていないようで、掃除機かけ後のような清涼感がありません。カーペットや畳の場合は、問答無用で掃除機ですよね。

清々しいリビングのイメージ

自宅用の掃除機は紙パックのキャニスターと決めている

今回掃除機を新しくしたので、レビュー記事を書こうと思いましたが、掃除機自身への強いこだわりはありません。二つだけ上げるとすれば、サイクロンより紙パックなことと、キャニスターの掃除機の方が良いということです。

サイクロンも家業で使いますので、自宅に2台くらいは常備しています。サイクロンはその都度ゴミを捨てられるために、違うお宅で使用する際、衛生的なことがメリットです。使うたびにダストボックスを空にしておけば、紙パックのように排気のニオイに悩まされません。

多くの人は排気がきれいな事が理由で、サイクロンを使っているようです。でも、頻繁に適当掃除がモットの私としては、サイクロンのダストボックスの掃除が面倒でしょうがないのです。

サイクロンのダストボックスの周りには、細かなほこりが付きますので、ゴミを捨てた後は、必ず念入りにダストボックスをきれいにしなければなりません。ごみ捨の際に屋外で行ったとしても、空中に舞うほこりを少なからず、吸い込んでしまいます。

キャニスターが良いと思うのは、充電を気にするのは面倒なことと、本体を床に置けるので腕にかかる負担がないことです。コードレスのステック型は収納が楽ですけど、重くて腕が疲れます。

つまり、自宅用の掃除機は、昔ながらの紙パックのキャニスターと決めています。

予算から楽と排気のキレイの2点で選んだ

値段に関わらず掃除機は、10年近くの寿命があります。私が自宅で使った掃除機は、いずれも安価でしたが10年以上持ちました。掃除機の品質とて各メーカーで比較しても、安定していて大きな差があるとも思えません。

確かに仕事率やヘッド部のゴミのかきだし方法に、大きな違いがあるかもしれません。しかし、ゴミが取り切れなかったとしても、私の掃除思想は20%の適当掃除だから気にしていません。

今回掃除機を選んだ観点は楽であることと、排気がきれいそう(確かなことは分かりません)なことです。三菱の『Be-K TC-FJ2X』で、当然、キャニスター・紙パックです。(以下、TC-FJ2X掃除機と記す。)

楽なところ

楽な掃除機の定義は人によって違うはずです。私が思うところの楽とは、掃除機掛けの時疲れない、ワンアクションで掃除機が取り出せる、掃除機掛け以外で余計な作業がないことです。

コンパクトで軽い

TC-FJ2X掃除機の楽なことは、ホースも細く全体的にコンパクトに作られています。本体の重量は2.4Kgで、パイプやホースを加えた総重量は3.6Kgです。本体を持ちながら階段掃除も疲れません。

ダストボックスの掃除いらず

ゴミが溜まれば、ゴミに触れることなく紙パックだけを捨てられます。サイクロンのように、紙パックを交換するたびに本体についた細かいほこりを、ブラシをかけたりふき取る必要がありません。

サイクロンの場合は、ダストボックスからごみを出すたびにほこりが舞い上がり神経を使います。

ワンアクションで取り出せる

本体を縦に置きホースも本体に引っ掛けられて収納できるので、横置きする場合より収納スペースをとりません。

下の写真のように縦置きでホースを垂直にすると、ワンアクションで掃除機が取り出せることに気が付きました。横置きだと本体を持った後、うねったホースを手繰り寄せるためにもたつきます。スティック型掃除機の取り出しが楽といわれる訳は、本体だけでなくうねったホームがない事もあるためと思います。

三菱TC-FJ2X掃除機の収納のイメージ
充電の必要がない

コードレスは掃除機をかけている時は便利ですが、充電を気にしていなければならないのは逆に面倒です。いざ、掃除をしようと思ったら、電池の残量がないということもあり得ます。これは精神的にストレスです。

排気がキレイなこと

TC-FJ2X掃除機は5層フィルターを使用して、クリーン排気システムを取り入れています。0.5μm以上の微細なゴミを99%逃しません。

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5層フィルターのうち3層は炭紙パックの機能で、TC-FJ2X掃除機で使える1番高機能な紙パックです。他2層は下の図にあるように、掃除機の部品で「抗菌アレルパンチフィルター」と「高性能クリーンフィルター」となっています。(※下の図は、楽天市場のMITSUBISHI 紙パック式掃除機 Be-K TC-FJ2X-C より抜粋)

三菱TC-FJ2X掃除機のクリーン排気システムの説明

取扱説明書によれば、TC-FJ2X掃除機に取り付けられる紙パックの種類は4種類。高機能であればあるほど価格は高く、ゴミの捕獲率は上がります。購入時は、炭紙パックが既に装着されていて、掃除機が真新しいことに加え炭の脱臭機能で、掃除後はかなりの清涼感を実感しました。

下の写真は、炭紙パックが取り付けられた掃除機の内部です。奥に、抗菌アレルパンチフィルターが見えていますが、こちらは水で手洗いができます。

三菱TC-FJ2X掃除機の内部の写真

一般に、排気をきれいにする方法とは、紙パックの交換頻度を高くすることです。掃除機が吸い込んだ空気が、紙パック内を通過して排出されるのですから、ゴミが少なければ少ないほど排気はきれいになります。こう考えると、炭パックではなく、1番安い紙パックを頻繁に交換するべきかもと思います。ところが、安い紙パックでは、上記のクリーン排気システムになりません。

色々考えた末、炭紙の炭脱臭紙パックと、3番目に高機能な抗菌消臭紙パックを購入して比べてみることにしました。価格の差はおおよそ2:1ぐらいです。交互に使用してみると、炭脱臭紙パックは清涼感が高く、抗菌消臭紙パックは惜しげもなく交換ができます。

結果、どの紙パックが良いのかやっぱり分かりませんでしたが、それまでに使っていた掃除機よりはぐっと排気がきれいな事に気が付きます。

掃除機の性能は、メーカー毎に比較しても大きな差はありませんが、年ごとの技術の進化は確実に行われています。業務用の掃除機が、買ったばかりの家庭用の掃除機より、ゴミの吸引力が劣るのを経験したこともありました。

掃除機の排気の問題は昔からいわれていましたが、今の掃除機は格段に進化して、多くのメーカーは排気の問題を考慮して開発されています。いつまでも、デメリットをデメリットのままにしておくほど、日本の技術は低くはないのです。

TC-FJ2X掃除機の概略

掃除機の気になる部分を記載しておきます。

付属部品

このようなブラシは、テレビの後ろの配線部分や、引き戸のレール部分、巾木などに付着したほこりをとるのに重宝します。ただ、折り曲げられているのを引き出しにくいので、私は別のブラシをつけて掃除しています。

三菱TC-FJ2X掃除機の付属ブラシ

細い隙間を掃除するサッシノズル。

三菱TC-FJ2X掃除機のサッシノズル

ヘッド部分

カーペットを敷くお宅が多いようで、各メーカーのもっともこだわりが見られるのがヘッドです。TC-FJ2X掃除機は、タービンブラシといってヘッド部のブラシが、空気を吸い込む風の力で回ります。モーターがヘッド部にないために、掻き込む力は弱いのが欠点です。

掃除機ヘッド部のタービンブラシ

逆にフローリングなどに傷を付けたくないといった方は、タービンブラシはおすすめですし、モーターが付いていないために軽くて、掃除がしやすいメリットもあります。楽に掃除をしたい私のニーズにぴったりです。

ブラシも毛が深くないせいか、絡まったゴミは簡単に取り除けます。

スイッチ

フローリング用の「中」と、カーペット用の「強」の2段階で調節します。

三菱TC-FJ2X掃除機のスイッチ

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