脇役の強烈な個性がストリー面白さを決めているね
日比谷花壇には、ディズニーのプリンセスをイメージしたアレンジメントがあります。当サイトでも、 こちらの記事で紹介しましたが、実は、脇役に視点をあてたアレンジメントが登場しました。
昨年、公開されたマレフィセントは記憶に新しいですが、ご存知のとおり『眠れる森の美女』に、登場する魔女の視点から作られた話です。王女オーロラ姫に呪いをかけなければならなかった、魔女の苦しい心情が描かれています。
ちなみに下記の写真は、ディズニーの悪もの5人組なのですが、それぞれのキャラクターがわかりますか?
脇役に視点をあてたアレンジメント
脇役には、脇役の個性と魅力があり、ストーリの中に描かれていない脇役のプライベートな部分や心情を覗いてみたい時があります。
最近、私が一番興味を持ったのは、『アナの雪の女王』に登場するオラフ。地元の電気屋さんで、オラフのぬいぐるみが売られていて、『やっぱりねぇ~』と思わずニンマリしてしまいました。
二次発生的な創作物は実は色々
映画やドラマがヒットすると、二次発生的な創作物が作られます。知らず知らずのうちに、下記のような現象が起きているのはご存知のはずです。
ちょっと話は飛ぶのですが、二次発生的な創作物に触れることで、原作のもう一つの楽しみ方もあるのだと感心してしまうわけです。
刑事ドラマの相棒
刑事ドラマに『相棒』がありますが、ここに登場する鑑識が主役になった映画もヒットしています。『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』など、メガネをかけた真面目な米沢氏の奮闘ぶりが楽しめます。
こうした主人公以外のキャラを使って、他の話を作った作品のことを『スピンオフ』といいいます。
ルパン三世と名探偵コナン
ルパン三世と、名探偵コナンを共演させた『ルパン三世VS名探偵コナン』は、かなり斬新でした。
主人公が他のドラマに出演して、新たに展開させる話の事を、『クロスオーバー』といいます。
冬のソナタのその後
韓流ブームの時の大ヒット作『冬のソナタ』には、最終話の前に撮影されるはずだった話があります。現在、アマゾンで『もうひとつの冬のソナタ』というタイトルで書籍もあるようですね。
チュンサンとユジンの再会までの空白の3年間の二人の生活で、私もラジオで聞きましたが、涙なくして聞けませんでした。
こうした本編として編集はされなかったものの、番外編として作られた話の事を『サイトストーリー』といいます。
日比谷花壇の脇役を主体としたアレンジメント
8月25日に新登場した脇役のプリザーブド&アーティフィシャルアレンジメントは、5点。ハロウィンの飾り用に作られました。
ハロウィンでは、ドラキュラやモンスター、妖怪に仮装してお祝いする風習がありますので、こうしたちょっと不気味な組み合わせもアリなのでしょう。
日比谷花壇さんならではの演出で、可愛らしく仕上がっています。ハロウィンもグッと盛り上がるはずです。
今回ご紹介するのは、そのうち4点となります。
- 『眠れる森の美女』の悪役魔女マレフィセント
- 『不思議な国のアリス』のチシャ猫
- 『ディズニー』に登場するキャラクターであるチップ&デール
- 『白雪姫』の継母
いずれも造花ですので、何年か飾ることができます。
『眠れる森の美女』の悪役魔女マレフィセント
マレフィセントが、オーロラ姫出産のお祝いに招かれなかったことが、死の呪いの理由とされていますが、実は、もう一つ国王の裏切りが隠されていました。かつての恋人に裏切られたマレフィセントの心の闇を、見ることができます。
真っ黒くて大きなバラの花を中央に、紫と青のバラの花が添えられ、心の闇は深そうです。花器も黒、リボンも黒とちょっと恐ろしいですよね。
『不思議な国のアリス』のチシャ猫
チシャ猫は、突然姿を現して、いつもニヤニヤ笑いを浮かべる不気味な猫です。女王がチシャ猫の首をはねるように命令した時、空中に首だけになり、処刑人は困惑します。背筋が寒くなるシーンです。
アレンジメントは、真っ赤なバラを中央に、ボンボリのようなマムが愛らしく周囲を飾っています。でも、花器は黒なので、やっぱり不気味さが残ります。
『ディズニー』に登場するキャラクターであるチップ&デール
シマリスのキャラクターで、登場します。黒い鼻のリスがチップ(奥)で、赤い鼻がデール(手前側)。
いたずら好きで、食べることが好きなのだそうです。ウォールト・ディズニーが作成した短編映画作品『プルートの2等兵』が、デビュー作となります。
『白雪姫』の継母
右下の真っ赤なりんごから、白雪姫のママ母の肖像であることがわかります。バックが黒で、毒々しいですよね。
私が一番興味を持ったのは、額が非常に高そうということ。触ってみたら凸凹していて、本物でした(笑)。
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