今あるシミとまだ見ぬシミ予備軍をケアする化粧品
何度か美容コスメで紹介している、アンプルールのホワイトトライアルのモニターの機会がありました。2、3年前に、このトライアルを使用した時より、低刺激になっていることにびっくり。化粧品のパッケージは、ほとんど変わっていないけど、ゆらぎやすい日本人の肌に寄り添ってきています。
アンプルールと言えば、新安定型ハイドロキノン。ちょっと、怖いハイドロキノン、臆病な女子でも使いやすい美白化粧品になっています。
特に、シミに効く化粧品が欲しい、色白になりたいと強く願っている方向けである理由を、記述します。
そもそも美白化粧品の役割とは
女性が、美白化粧品を探し始めるきっかけは、紫外線によるシミやニキビ痕のシミを見つけた時です。しかし、美白化粧品を使ってみたところで、鏡に映った薄茶色のシミが即効で消えることはないと知ります。じゃ、一体何故『美白』という名前が付いているのよ!と、思いませんか?
美白効果が実感できないのに、美白効果が認可されている
化粧品に美白とつけるためには、厚生労働省という賢い人たちが集まる集団の許可が必要です。美白効果ありと認めた成分と、配合量を守った化粧品のみとなります。わざわざ賢い人たちが検討したはずの『美白効果』ですが、使ってもちっともその恩恵を感じません。『そもそも美白って何?』と、また、クエッションだらけになります。
シミの生い立ちに現れるメラニン色素
そんな疑問を解決するために、シミの生い立ちについて学ばなければなりません。女性は、化粧品を購入するために、女性雑誌で情報を得ることにやっきなる理由はここです。
2011年に発行されたNHKテレビテキスト『きれいの魔法』で、高瀬聡子さんの記事によれば、シミは大きく分けで下記3つに分かれるとあります。
- 老人性色素班・日光黒子紫外線を受けることできる
- 炎症性色素沈着ニキビを潰し続けるなど、炎症を受けると出来る
- 肝班年をとると出来る、左右対称にできる薄いあざ
各々のシミが何故できるのかとなると、メラニン色素を知らなくてはなりません。メラニン色素とは、皮膚癌など防ぐといった役割を持っている物質で、人間の体が防衛のために生成します。シミは、メラニンの過剰防衛の証となります。
- 老人性色素班・日光黒子紫外線の侵入を防ぐために、メラニン色素が過剰生成され続ける
- 炎症性色素沈着外部刺激のダメージを和らげるために、メラニン色素が過剰生成
- 肝班原因不明だが、ホルモンのバランスでメラニン色素が生成
美白成分は、将来のシミ予防でしかない
厚生労働省で認可された美白成分は、メラニン生成抑制作用のものがほとんどです。既に生成されたメラニンには働かず、シミ予防でしかありません。つまり、既に出来てしまったしみを薄くすることに主眼を置いているのではなく、将来シミができないようにするための化粧品が、美白化粧品であったのです。
確かに、メラニン生成を抑制し続ければ、肌再生の周期の中でメラニンが垢と一緒に排出されて、シミも薄くなるという理屈もあります。しかし、排出がままならないで、肌奥に留まったままのメラニン色素もあります。長年消えることがないシミのほとんどは、この居座ったメラニン色素が正体です。
ハイドロキノンの役割
現在、皮膚科医やクリニックでは、こうした居座ったメラニン色素の色を薄くする働きのあるハイドロキノンを配合しています。
もともと、ハイドロキノンは取り扱いが難しく、直ぐに変質したり、冷暗所で保存しなくてはならないなどの制約が合ったために、化粧品として使われることがありませんでした。やがて、ハイドロキノンをカプセル化して空気に触れないようにして、変質を防ぐなどの技術が向上するにつれて、化粧品として販売が可能となってきています。
アンプルールの新安定型ハイドロキノンは、皮膚科医である高瀬聡子さんの研究により、本来のハイドロキノンのリスクを回避したものです。
ラグジュアリーホワイトトライアルを使ってみました
アンプルールのラグジュアリーホワイトトライアルの使用感を、レポートします。最初に書きましたが、2、3年前に使った時より、グッと低刺激、テスクチャは滑らかで使い勝手が良くなっています。当初は、今ほどハイドロキノンの知名度も高くなく、私自身こわごわだった事を差し引いても、随分柔らかい使い心地になりましたね。
トライアルセットの内容
- 化粧水
- 薬用美白美容液
- スポット集中美容液
- 美容乳液ゲル
- クレンジングゲル(パウチ)
- 洗顔料(パウチ)
化粧水
とろみの強い化粧水なのに、即効で潤いを実感しました。何度もハンドプレスする気が起きないくらい、肌はふっくらと満たされてしまします。
驚いたのは、最初に使った時、すっとくすみが晴れてしまったことです。他の化粧品では、美容液以降から配合しているはずの有効成分、新安定型ハイドロキノンを、化粧水に入れて、最初っから攻めてくれます。
即効型ビタミンC誘導体も、入っていることも、もう一つの攻めでしょうか?
コラーゲンやセラミド1、セラミド3、セラミド6Ⅱなどの、保湿の代表成分が入っています。が、しばらくすると、おばさんの肌にはちょっと物足りなさを感じました。
薬用美白美容液
半クリーム状のテクスチャーで、少量で一気に伸びます。浸透感が素早いのですが、肌表面に残った潤いが柔らかく滑らかにしてくれました。
化粧水と同様に、新安定型ハイドロキノンを配合して攻めの力を緩めません。美白有効成分であるアルブチン(ハイドロキノン誘導体)が、メラニンの過剰な生成を抑制して、将来のシミ予防に働いてくれます。アンプルールのサイトでは、面の美白と呼ばれている美容液です。
スポット集中美容液
今あるシミ対策用の美容液です。新安定型ハイドロキノンを最高濃度に配合していますので、夜のみ使用します。
ハイドロキノンも、メラニン色素抑制作用を持っていますが、そのパワーはアルブチンの100倍と言われています。日中に高濃度のハイドロキノンを使用すれば、本来紫外線から守ってくれる大切なメラニンまでも無くしてしまう事になるので、注意が必要な美容液です。
消したいシミの部分だけに、つけられる特殊ゲルを使用していますので、スポット集中ケアが可能です。
美容乳液ゲル
私は、通常このゲルをシェービングクリームに使っていますが、最高です。剃刀のダメージをゼロのまま、シェーピング後なのにふっくら肌を手に入れています。
今回、美白ラインと同時に使用して、やっぱり満足。化粧水をつけているような伸びとうるおい感を感じながら、たっぷりの栄養が貰えます。アンプルールならではのテスクチャ―が実感できるはずです。
クレンジングゲル(パウチ)
ミルククレンジングとは思えないほど、素早くメイクを取り込み、洗い上がりは毛穴まですっぽりと汚れを落とします。
洗い上がりに、鏡を見てびっくり。キメが整って、スキンケア後のような肌質感になっていました。
リニューアル後は、大気汚染物質までもオフする機能が加わったそうですが、洗い上がりのしっとり感は、従来のままでした。浸透型コラーゲンやスクワラン等の贅沢な成分が、どうやら、この辺の鍵を握っているようです。
洗顔料(パウチ)
洗浄成分のヌルつきが、少し長く残り気になりました。
ホワイトニングのラインで、洗顔料を選ぶなら、こちらの洗顔フォームより、洗顔石鹸の方が良いと感じています。 洗顔石鹸の方は、トライアルがありませんので、洗顔フォームが私と同じ合わなかったら、ホワイトブライトニングバーを検討してみてください。
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