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春は野菜スープでデトックスを狙う最高の季節よ

生命力にあふれた野菜を丸ごと頂き

植物が芽吹き、虫も動物も長い冬眠から覚める春。日差しまで眠りから覚めたばかりように、新鮮に感じられるから不思議!!衣類や空調で季節を問わずに働く人間にだって、春は他の季節とは格段に違います。代謝が上がり、冬に溜め込んだ老廃物を排出させ、デトックスのパワーを上げます。春を感じさせるふんわりとしたつくし

何かを始めるのは最高の季節。今までの自分をリセットして、新たな一歩を踏み出しましょう。

寒がりの女子が、分厚いコートで縮こまった背中を伸ばし、新たな出会いに夢見がちになります。この理由は、新生活が始まるからではありません。暖かさで巡りが高まり、気圧の変化も手伝って副交感神経が優位になります。ぼんやりしたりする時間が長くなり、リラックスした気分がそうさせるのです。

重ねていいます。春はデトックスを狙う最高の季節。

デトックスといえば野菜ですか、春野菜で何が思い浮かびますか?
新タマネギ、新ジャガイモ、春キャベツ、菜の花、タラの芽、アスパラ、うど、新セロリ、ブロッコリーなどでしょうか?いずれも、冬の厳しい寒さに耐え、生命力にあふれ栄養豊富な野菜たちです。

でも、
野菜は個性豊かで、加熱すると有効成分が壊れやすくなるものと、逆に有効成分の効果が高くなるものもあります。特にスープに適した野菜といえば、次のようなものです。

野菜をスープで飲むメリットって何?

火を通すと驚くほど野菜は小さくなるスープは、沢山食べれます。厚生労働省が提唱する、1日350gの野菜だって達成できそうです。違う野菜を一緒に煮ても、深みこそでるけど、味に違和感はありません。じっくり煮込んで旨味をたっぷり入ったスープは、胃にも優しそうです。

よく、ビタミンCは火を通すと失われるといわれていますが、野菜のビタミンCは熱に強いものが多いのです。野菜に多く含まれるビタミンB群やビタミンCは水溶性で流れ出ますので、そのまま煮汁ごと飲めば、体に取り入れることができます。

フィトケミカルといわれているポリフェノールやリコピン、アントシアニンなどは、固い細胞壁に覆われていて、生で食べても消化されにくくなります。魅力的な栄養素でありながら、そのまま体の中を通過して排出してしまうのです。コトコト煮込み続けることで、固い細胞壁を壊しフィトケミカルが吸収しやすくなるのですよ。

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新キャベツ

スーパーでキャベツを手にすれば、ゆるく巻かれたふわふわの手触りに、ニンマリするこの頃です。こんなに柔らかいのに春キャベツには、ビタミンCやビタミンK、カルシウム、食物繊維、グルタミン酸が、いっぱい含まれています。春キャベツは生でも、加熱しても、栄養たっぷりな便利な野菜です。

さらに、春キャベツに含まれているβカロチンは、加熱すると増えることもわかっています。βカロチンは、体内に入るとビタミンAに変換されて、抗酸化作用や細胞膜を正常化したり、免疫力を高めるなどの働きをします。

キャベツの苦み成分のグルコシノレートは、肝臓の解毒機能を強化することがわかっています。気が付かないうちに負担をかけている肝臓を、キャベツでいたわることができるんですね。やわらかそうな春キャベツ

新ジャガイモ

新ジャガイモに含まれているビタミンCは、皮のそばに多く含まれているので、皮をむかずによく洗って使用します。熱に関しては、でんぷんで守られているためにビタミンCの消失は少ないようです。

また、カリウムの王様といわれるほど、カリウムを多んで、むくみに働きかけます。

新タマネギ

タマネギには、サプリメントで有名になった血液サラサラ成分である、硫化プロピルがあります。硫化プロピルは水溶性であり、水に溶けやすい性質です。この硫化プロピルは過熱することで、物質が変わってより効果が高くなっていきます。

じっくりゆでて、煮汁を丸ごと頂くスープにはぴったりです。

ふきのとう、タラの芽、タケノコ、ウド、ワラビのアルカロイド

スープはフィトケミカルの摂取に向いていると最初に書きましたが、春にしか売られていない、ふきのとう、タラの芽、タケノコ、ウド、ワラビには、珍しいフィトケミカルが含まれています。アルカロイドと呼ばれていて、独特の苦みのある成分です。

アルカロイドは、味覚を刺激し胃腸の働きを活発にします。腎臓のろ過機能を向上させ、冬の間に溜め込まれた老廃物を排出させる、デトックス作用があるといわれています。新陳代謝も促してくれます。ふきのとう

野菜は季節を問わず毎日食べるもの

春野菜について書いてきましたが、野菜は毎日食べ続けなければ、その働きを感じることができません。栄養素ばかりにこだわって、栄養博士になったところで、体の調子が良くなるわけではないからです。

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